「GARB」を経営するバルニバービが経営する「てんしば」内のレストラン。肉炉端Robertの前に位置し全客席で約200席を誇る超大型店。ピザ釜の前のカウンタ−に案内いただく。
吹き抜けの開放感あるウッド調の店舗はテラス席やソファー席などいろいろなタイプがあり用途によって使い分けが出来る。
内装はメタルも使いながらかなりカッコいい空気が出まくっていてこれだけで気分が上がりまくる。
キャップ帽を被った20歳くらいの女性と30歳くらいの男性スタッフが休む間もなく次々と生地を手で伸ばしてピザソースをかけてチーズをはじめとする具を載せて窯にどんどんピザを入れては出しを繰り返す。
200席すべてのピザをこの2人で焼きまくる。大きな柄杓を使って一枚焼くのが約3分。焼きながら生地を伸ばしながらを繰り返す。見ているだけで楽しく美味しさが2倍増になる。
この店では日曜の昼間に親子で楽しめるピザ教室などのキッズイベントも開催しているらしい。
店員さんお薦めのこちらの店で2番目に高い白ワインを所望する。味はそれなり。
アオナポ(青いナポリの略)魚介プレート 1400円をまずはいただく。大きな有頭海老が2匹入っていて海老星人のは私はかなり嬉しい。野菜もたっぷりで身体に良さそう。
淡路の小海老フリット 650円はトビアラ海老を揚げてクミンと塩で味を付けたもの。多分生きた海老を冷凍保存していると思うのだがかなり美味しいのにビックリ。これは一押し・・
アオリイカのフリットもいただいたが海老に軍配。
ピザはマリナーラ 900円 (トマトソース+オレガノ+バジル+ニンニク)をいただく。目の前で作っていただいているので嬉しくてとても美味しい。生地も軽くてすいすいと口に入っていく
テラス席はペット同伴可能。これはかなりのニーズがありそう。
ベビーカーもOKだし様々なTPOSに対応出来る鉄板な店。。飲食店経営者であればこの店はかなり勉強になる。ピザのために客の回転は速いし提供時間や調理担当者の人時生産性と労働分配率、てんしばという立地と販促分配率の低さ、HPからも予約が出来る利便性、食材原価率、商品ライン、オペレーションの標準化と単純化そのためのゾーンニングとレイアウトとセレクションなど見どころ満載。
目の前には通天閣。振り返ればアベノハルカス。そのあいだに大阪城を模した天守閣のあるホテル醍醐。。この立地もかなりシュールで面白いと思うな。
大阪市天王寺区茶臼山町5-55
TEL/06-6773-2225
営業時間/ランチ 11:00~15:00 L.O.
ディナー 17:00~22:30 L.O.
カフェ 11:00~23:00 L.O.
定休日/なし
席数/全180席(店内120席・テラス60席)