旧知の友人約25人と表記の神戸のステーキの名店を貸し切りで会食。私は初めての訪問であるが三宮では年末年始にイチローが食事に来る店としてとても有名らしい。
店内は長いカウンター席と個室がありそれぞれシェフが目の前で肉を焼いていただける。
前菜盛り合わせはノルウエーサーモンマリネ、肉の煮こごり、モモ肉のローストビーフなど。手作りしているが内容と味は凡庸。
私だけサラダとスープはパスをしてステーキを所望。このお店の中でもいろいろなレベルがあるようであるが特選神戸牛のロースとフィレの両方を全員でシェアすることとなる。
ロース肉は融点が低いので鉄板横で常温に戻しているだけで脂分が溶け出しているのがわかる。
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「神戸肉・神戸ビーフ」とは、兵庫県産和牛の但馬牛を「神戸肉流通推進協議会」の登録会員(生産者)が肥育して、本県内の食肉センターに出荷した未経産牛・去勢牛のうち、枝肉格付等が次の事項に該当するもの。
肉質等級:脂肪交雑のBMS値No.6以上
歩留等級:A・B等級
枝肉重量:雌230kg以上470kg以下、去勢260kg以上470kg以下
月齢は生後28ヶ月以上60ヶ月以下
(出典:神戸肉流通推進協議会規約)
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この日の肉は肉質等級A5、脂肪交雑11のほぼ神戸牛としての最高級の物を出していただく。
焼いていると鉄板の上が肉の脂だらけになるのが面白い。低い温度で肉の繊維にダメージを与えないようにミディアムにゆっくりと丁寧に焼き上げる。この辺りのテクニックが素晴しい。
出てきたお肉は2種類の塩と粗挽き胡椒、マスタード、醤油、ポン酢で食す。最初にフィレを頂いてあとからロースを食す。
いろんな薬味をつけたり混ぜたりしながらワイワイと食す。ロースが脂分が多く51才の私には50gでもきつい感じがした。
野菜もカラフルでとても美味しそう。野菜を食べると肉の味を忘れてしまうのでこういう店では控えるようにしている。
たまにはこういう店で高級な肉を食すのもいい。気の会う友人との会食は最高である。
神戸市中央区北長狭通1-21-2 サンメイビル3F
定休日:不定休
050-5522-5504
神戸牛ステーキ ishida. 本店 (ステーキ / 三宮駅(神戸市営)、神戸三宮駅(阪急)、三ノ宮駅(JR))
夜総合点★★★☆☆ 3.5