2024年09月

蕎麦の実 よしむら

京都にある表記の有名蕎麦店を訪問。京都・嵐山に本店を構え、大丸にも支店あり。こちらの店は堀川五条の交差点の北西、地下鉄烏丸五条駅1番出口のそばに位置する。場所柄インバウンド観光客でいつも行列となっている。蕎麦だけでなく季節料理や旬の酒肴も提供される人気店。コインパーキングは界隈にあり。

木目調の看板や建物の外装がとてもいい空気感を醸し出している。店内に入ると1階ではガラス越しに職人さんの蕎麦を打つ姿を見ることができる。これは外国人客は大喜び。階段で2階にあがるとカウンターとテーブル席、個室がある。蕎麦は国産で毎日石臼で挽いたものを出来立て状態で使用しているとのこと。

女性店員さんがゴリゴリの京都弁で丁寧に接客される姿も面白い。

メニューは蕎麦と一品料理多数。蕎麦は二八と十割、太さ、温冷を選ぶことができる。色々なセットメニューや定食などもあって様々なシーンと客に対応。特に夜は日本酒と合わせる酒肴が充実。界隈によくあるだし巻き卵や焼き味噌等意外にも近江鴨を使った料理や鱧料理なども充実。今回は鱧の天ぷらのついた「すだち蕎麦1700円」を注文する。

しばらくして着丼。蕎麦は噛みごたえのある強い麺。香りもとてもいい。酢橘の酸味と出汁の口当たりが心地よい。活鱧を使った鱧の天ぷらがサクサクのふわふわ食感で突き抜けた美味しさ。久しぶりに美味しい蕎麦をいただいた気がした。いい暑気払いになりました。

京都市下京区五条通烏丸東入ル松屋町420
075-353-0114


蕎麦 京都市

麺屋 和人(ワビト)天王寺北口本店【大阪市 天王寺/阿倍野】

JR天王寺駅北口を出て裏側の道を2分くらい歩いた場所にあるラーメン店を訪問。普段はラーメンはあまり食べないんだけど人に勧められてランチタイムに入店。

店内はL字カウンター10席くらい、とても綺麗で掃除も行き届いていて高級感のある内装。入店後、最初に食券を買うスタイル。若い店員さんがとても親切で詳しく説明いただける。初めての客にも優しい。

上着掛けやカバン置き場、携帯用のコンセントもある。テーブルの上には何も置かれていないので手前の引き出しを引くと箸、レンゲスプーン、味変調味料5種、爪楊枝、髪の毛をまとめるゴムなどが装備。ホスピタリティがかなり高い。

お通しに「昆布もやしナムル」や冷たい黒ウーロン茶も無料、麺の大盛無料など客を喜ばせようとするマインドも強く感じられる。メニューはラーメンとまぜそばが主体で色々トッピングなどもある。今回は新商品の味噌ラーメン1000円を注文する。

しばらくして着丼。味噌の濃度は薄め。一口いただくと魚介系のスープであることがわかる。脂が表面に浮いているけど見た目よりあっさりしている。昆布や煮干し魚粉がベースなんだけどニンニクや香味油なども入っていてそこにブレンドした味噌を合わせた感じ。複雑な味だけど旨みもしっかり感じることができる。

麺も低加水だと思うんだけど何故か歯切れが良くてかつプリプリした食感。噛み締めると小麦の甘味も感じる。普段はスープはあまり飲まないけど普通にいただくことができた。あっという間に完食。客に優しいお店で勉強になりました。

口直しに隣店の丸藤カフェ(marufuji)の宇治ミルク金時1210円をいただく。こちらの甘味店は年中かき氷か有名で9月でも女性客でいっぱい。さっぱりと美味しくいただきました。

大阪市天王寺区悲田院町8-11 1F
11:30〜23:00


大阪市 天王寺/阿倍野 麺料理

五(いつつ)

京都の大徳寺に所用で行った帰りにすぐ近くにある表記の蕎麦店で知人とランチ。1870年創業の有名日本料理店「和久傳」の系列店。

こちらは4年前にも訪問した記憶がある。アクセスは京都市営地下鉄烏丸線 北大路駅、鞍馬口駅だけどどちらからも結構遠い。近辺にコインパーキングあり。お店の近くには大徳寺、今宮神社、金閣寺や京都御所がある。

店内は木の温もりを感じさせるシンプルで洗練された空間。お店の1階は和久傳の仕出し受注や和菓子販売などをされていて蕎麦店は階段を上がった2階にある。店内は広々としたⅬ字型の欅のカウンター席とテーブル席がある。ランチのコースは2種類で4000円と6000円(共に税別)があり今回は4000円を注文する。

最初に素揚げにされた稚鮎とその下にとうもろこしのおこわ。スプーンでご飯を掬いながら稚鮎を齧る。

続いて削り出した木の丸盆に盛り込まれた「季節の盛り合わせ5種」登場。鯖寿司、甘いフルーツのソースに実山椒を合わせた鴨ロース煮、野菜の入ったおから団子、湯葉豆腐、大徳寺麩とインゲンの胡麻ソースなど。どれもセンスが良くて丁寧に作り込まれている和久傳の仕事。

追加で桜海老の天ぷらをいただく。パリパリのサクサクに揚げられていてとても上質。

蓮根の天ぷらも追加でいただき蕎麦と一緒にいただく。

盛り蕎麦登場。蕎麦粉は群馬県産でつなぎ4%のほぼ十割蕎麦とのこと。表面はざらざらした感じ。よく噛んで喉に落ちると香りが後から追いかけてくる感じ。最初は塩で続いて山葵を乗せていただく。
汁は薄めであっさりした味わい。

蕎麦湯は蕎麦粉とそばの端を入れて煮出したお粥のような濃いタイプ。

最後にほうじ茶とお菓子「七宝」っていう上品な甘味のお菓子が出る。いんげん豆、大徳寺納豆、胡麻、松の実、胡桃その他の穀類など色々なものを固めたもの。ごちそうさまでした。

過去の記事はこちら

京都市北区紫野雲林院28
075-494-0500
昼 11時30分〜15時30分
夜 17時30分〜21時
木曜定休


蕎麦和食 京都市