立鮨 越中屋

南海線天下茶屋駅のショップ南海の入り口付近にある表記の寿司店を訪問。以前は越中屋東野というお店だったけど今年から西成の越中屋本店のご主人のご子息が店を引き継いで切り盛り(私は店の名前をジュニアと呼んでいる)。以前と同様に看板もないんだけど連日予約客で大賑わい。

客層も広く地元客をはじめ南海電車に乗って遠方から訪れる客まで様々。以前と異なり立ち食いスタイルになったのでお店の定員は11名まで入店できる。若きご主人のお人柄もよく、立ち食いなんだけど一人一人の客に向き合って懸命な仕事をされる。

メニューは一貫ずつ価格が記された握り寿司とお酒のあて10種類くらいからなる。初めての方はおすすめ握り5貫1000円がおすすめ。仕入れは木津卸売市場に毎日買い出しに行かれているとのこと。この日も好きなものを片っ端から握っていただく。

最初にビールをいただいて鰻白焼800円と煮だこ700円を所望。うなぎは皮目がパリッと焼かれていてたっぷりのワサビをつけていただく。丁寧に煮込まれた生蛸もかなり美味しい。あしらえの牛蒡ともろみ味噌もお酒によく合う。

寿司の扉は烏賊耳150円から。続いて脂たっぷりの新鮮な生鰯200円、皮目を炙ったカマス200円、鯵200円、とても甘い北海道産雲丹500円、深みのある味わいのいくら黄身醤油あえ300円と続く。

続いて岡山県日生の牡蠣300円はよく肥えていて臭みや苦味も全くない。煮穴子300円、カワハギ肝乗せ300円もコク深い味わい。寿司では珍しいニシン250円は小骨を避けた丁寧な切りつけに敬服。上品な脂が乗っていて秀逸。好物の車海老500円は2貫いただく。

最後に芽ねぎ150円をいただいて終了。退店まで約30分。。高級ネタを手頃な値段でいただけるいいお店です・・・・


カテゴリー 天下茶屋, 寿司 |