2020年12月

榎本 12月【大阪市 大国町】

大阪の日本料理では有名な法善寺の「本湖月」の一番弟子である榎本さんが23年の修行を経て今年2020年9月に大国町にて独立開業された店を訪問。

地下鉄大国町駅から徒歩3分。大通りから1本南に入った筋に位置する。

凛とした外観。。店内は白木のL字型のカウンターの6席のみ。店主の榎本さんと若い方2名で切り盛り。メニューはお任せコース22000円。今回は柴山の蟹追加代金で40000円くらい。。

店内は飾りのないシンプルな意匠。写真を撮ってもいいいけどSNSなどの拡散は控えてねとのこと。

最初に柴山産のずわい蟹1.2キロアップの巨大サイズのもののプレゼンテーション。

日本酒も珍しいものがいろいろっ揃っていて飲み比べて楽しむことができる。

提供するお酒はすべて店主が最初に味見をされる。

この日出された料理は

・小芋のスリ流し キンコ(干しナマコを戻したもの)入り
・炊きたてのカラスミのご飯
・かなり大きなサイズの白甘鯛の白板昆布締め
・煮物椀は帆立とばちこの真薯 名残の国産松茸添え
・ねっとりとした食感のたちいかと北海道の雲丹(驚くほど美味い)
・イカの耳を使った酒盗漬け(塩分控えめのとても優しい味わい)茹でたずわい蟹の足を蟹味噌を延ばしたソースで
・皮を炙ったかますのお造り
・栗とクワイのチップス
・巨大せこがにの林檎酢和え(甲羅に身と卵を詰めてあられにカットしたリンゴと酢ゼリーをかけたもの)
・巨大椎茸を炭火で焼いたもの
・北海道のアスパラフライ
・ズワイガニお腹の身と菊名の御浸し
・クラゲの和風仕立て(見た目は小さめの数の子のよう)
・たら白子炭火焼き
・トロけるしめ鯖
・クリームチーズ もろみ味噌漬け
・イクラかけご飯
・ゼネラルレクラーク(洋梨)&シャインマスカット、柿
・三種のお茶(宇治の友人からお取寄せとの事
お抹茶、ほうじ茶、玄米茶

この洋梨がびっくりするくらい美味しかった。。

全体的にカジュアルな雰囲気の中でたくさんのお酒に合う小皿料理が提供される。食材はかなりいいものを使用。4月までは満席・・・・そのうち1年くらい予約取れなくなりそうな感じです。。

大阪市浪速区戎本町1-7-1

*大阪府の外出自粛要請を受けて15日まで外食を控えるため16日まで日記休ませていただきます。。

大阪市 大国町 和食

まさる 12月【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

私が大阪で一番「寿司」が美味しくてお気に入りの夕陽が丘駅徒歩7分にある表記の店を一人で訪問。11月はダイエットをしていて炭水化物を抜いていたため今回伺えるのはとても嬉しい。こちらの店もはや20年以上通っている。

こちらの店主も「うちの店は寿司を食べに来てもらいたい」「米粒には自身がある」とよく言っている。「あてやお酒を楽しむのなら新地に行ってくれ」とまで言い放つ。。それだけ寿司に自信がある証拠と言える。

この日は(最近はいつもだけど)17時の開店と同時に入店して客のいないカウンターに座り、店主といろんな話をしながらマンツーマンで寿司のみをどんどん握ってもらう。もちろんドリンクは熱いお茶。。

巨漢でいかつい顔で坊主頭の店主の吉村氏が握る寿司はとても繊細。寿司自身も小ぶりでとても上品。流行りの赤酢などは使わないご飯の美味しさがはえる綺麗なシャリが特徴。寿司の扉はコリコリの細魚から。続いてマスタードを乗せた炙った鯖のづけ、皮目を炙った太刀魚、肝と紅葉おろしを乗せたカワハギは秀逸、塩で供される湯引きされた鯛は脂が乗りまくり、肝と芽ネギを乗せたキンキと続く。

しっかりと締められた片身付のコハダ、包丁をした剣先イカ、北海道の馬糞雲丹、しっかり戻された煮あわびはえんぺらの部分が好物。形がユニークな形をしたレコメンドメニューの海老味噌を鋳込んだ車海老。

半生の内子を添えた渡り蟹、自家製の筋子、徳島の香りのいい赤貝、ミディアムに仕上げられた大きな蛤、焼きたての鰻もマストメニュー。

皮目を炙ったカマス、しめ鯖もユニークな形の握りである。あん肝、しらさえびの踊りと頭の塩焼きと続く。

皮目を炙ったのどぐろ、生げそ、炙った貝柱、名物の袱紗卵、赤貝のひもの巻物でフィニッシュ。食べも食べたり27貫。しかしながらこの数のネタを毎日仕入れて提供しているこの店も凄い・・・・この他にもまぐろづけ、トロ、煮穴子、焼き穴子、鰹、小柱、鱚・・・・などあと15個くらい食べていないネタがある。。。次回は全ネタ制覇目指します。。。

入店から30分で退店。。まさに寿司バトル状態でした。。。

過去のまさるはこちら

大阪市浪速区下寺2-3-10
TEL:06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00 日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

 

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘 寿司

奈良食堂 12月

私どもの会社が奈良の橿原で運営しているグリル料理のお店。地元の野菜をはじめとする食材を使用。本年に農林水産省から地産地消に取り組む活動で近畿農政局の局長賞を受賞。

昼のランチタイムのサラダバイキングはとても大好評。。この日はお世話になっているデザイナーさんと打ち合わせを兼ねて会食。

まずは名物の奈良サラダのレギュラーサイズ。地元産の珍しいカラフルな野菜がとても美しい。これからの季節は根菜類が充実。。

試作品の牡蠣クリームコロッケをいただく。大きくカットされた牡蠣がゴロゴロ入ってとてもいい感じ。牡蠣好きにはたまらない味わい。

備長炭で焼き込んだグリルの3種盛り。奈良産牛のモモ肉はしっかりした赤身ならではの味わい。ヤマトポークも滋味深い。。奥丹波とりも柔らかくてとてもジューシー。付け合わせの焼き野菜の充実も嬉しい。

冬の新メニューのライスカルボナーラは地元産のひのひかりの5分つき米を使用。もちろん卵も地元産。。濃厚なソースと卵の味わいがとてもいい。

デザートも新作の柿プリン。寒天などは使わずに吉野の柿をミキサーで細かくして牛乳を入れて冷やして固めただけの砂糖も入っていない自然派商品。かなりいい出来です・・・

過去の奈良食堂はこちら

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休

 

 

カフェレストラン 奈良県