大黒 10月

難波にあるビブグルマンに掲載されたかやく御飯が有名な店をランチタイムに訪問。
創業が明治35年ということなのでとても歴史のある老舗店。店内は大きなテーブルにみんなで小さくなって相席をするという珍しいスタイル。

常連のおじさんが壁にかかる東郷青児の美人があることを教えてくれた。。明治時代にこの店で書かれたものらしい。。

いつも注文する茄子の炊いたもの400円。クタクタに炊き込んだ唐辛子と雑魚の煮浸しは辛味が後を引くしんみりした大阪ならではの味わい。鯛の子は薄味。

主役のかやくご飯登場。柔らかすぎず硬くもなく美味しすぎることもなく主張しすぎることもない。具は刻んだ揚げにこんにゃくで存在感はあるけれどご飯の邪魔をしない。

出汁の風味もしっかり感じられて噛むほどに旨みがじわりと広がる。
汁はおすまし、赤出汁、白味噌と三種類と具材を選んで注文できる。

いつも注文する鰆の塩焼き。味はふかふかでかやくご飯との相性も抜群。

今年初の秋刀魚もいただく。決して焼き過ぎずしかしながら内臓までしっかりと火が入っているのは流石である。。。たまにどうしても来たくなるいいお店です。。

大阪市中央区道頓堀2-2-7
営業時間: 11:30-15:00 17:00-20:00
定休日: 日月祝


カテゴリー 難波, 和食 |