2017年12月

ラーメン いっぱいいっぱい

住之江公園近くにある標記のラーメン店を訪問。普段は麺を食べる習慣は全くないんだけどこちらのあっさりとした旨味の強いデフォルトの中華そばは好みでたまに食べたくなる。

店舗はご主人1人のワンオペ。中華そばを注文して7分で着丼。見た目はオーソドックスな中華そばだが表面には動物系の脂が膜を張っている。一口頂くとオイリーな口当たりに鶏ガラ、豚骨に魚介の香りと丸みを感じる。すっきりした醤油のかえしの味が印象的で見た目よりもマイルドで後味もさっぱりした感じ。

 

麺は少し透明で平打で多加水。スープの脂によく絡んでツルツルシコシコもっちもちで歯切れのいい印象。自家製メンマも柔らかくて胡椒の掛けられた大振りの豚バラチャーシューも秀逸。巻き麩の入っているのも面白い。

 

丁寧な仕事ぶりにはいつも感心させられる。この日はスープも残さず頂いた・・・

 

大阪市住之江区南加賀屋2-9-17
TEL06-4703-5967
営業時間:11:30~14:30/18:00~23:00
日曜祝日:11:30~21:00
定休日:木曜日


カテゴリー 住之江公園, 麺料理 |

桜富士山 12月

大阪のカレーで私が最も美味しいと思う標記の店を訪問。以前は細井川にあったんだけど現在はアートギャラリーを間借りして不定期営業。

民家を改装したお店のファザードは「食べログお断り」の張り紙。店内は白を基調としたシュッとした感じ。

この日のメニューは「桜富士山ミールス1300円」のみ。ミールスとは南インドのカレーの定食のこと。

この日のミールスは茄子のピクルス(アチャール) 牡蠣のカレー、豆と野菜のサンバルスープカレー トマトで作った酸っぱ辛いラッサムスープカレー、キャベツとココナッツのお浸し 豆の粉でつくった煎餅のパパド。

それぞれを少しずつ味わった後すべてをおもむろに皿の上にぶちまけてかき混ぜる。。これが本場の食べ方らしい。

ビジュアルはかなり悪いけど甘さと辛さと様々なスパイス感と酸味が渾然一体となって大脳を刺激する。この美味しさは目からうろこ状態で何とも説明が出来ない・・・私も含めてたくさんのファンがいて中毒状態になっている・・・この記事を書いているだけで又食べたくなる麻薬のようなカレーです・・・・すぐ近くにコインパーキングあり。。

過去の桜富士山はこちら

住之江区粉浜1−12−1
11:30〜15:00
売り切れ次第終了
現在は不定期開店(Twitterにてチェック)


カテゴリー 粉浜, カレーライス |

たこ梅 北店

言わずと知れた弘化元(1844)年から続く、日本一古い関東煮屋(おでん屋)の梅田の支店を訪問。こちら以外に道頓堀にある木造建築の本店と梅田店のすぐ近くにある文店、ホワイティ−梅田にあるお店と現在4店舗を展開。大阪を代表する関東炊きの店として東京の方からも大好評。

16時から営業しているが開店と同時に満席となる超繁盛店。終電間際の閉店迄客が途切れる事がない。この店の名物の燗酒はひとつひとつ錫のタンポで、湯煎されて出される。コップもハンドメイドの錫製で中が空洞になっていて冷めにくくなっている。店に入って目に付く関東炊きの鍋には山盛りの具材が入る。

最初に創業からの名物料理の甘露煮2本600円を所望。柔らかく炊き込まれていて燗酒との相性も抜群。

続いて鯨の舌のさえずり900円を所望。癖や臭みは一切なくトロトロの舌触りと上品な鯨の旨味と風味があとから鼻に抜ける。

続いて名物料理のコロ900円は皮鯨。多分ゴンドウ鯨と推察する。鯨の皮脂肪を鯨油で揚げたもので今となってはかなりの高級品。

好物の竹輪300円は原材料の上質さが判る逸品。スジ肉800円は当然の事ながら鯨肉のスジ。これがこの日のクリーンヒットで丁寧に脂を抜いてこりこりとした食感を残して鯨の旨味が咥内で満ちあふれる素晴しいもの。

続いてビールと一緒に2度炊きしている大根200円と厚揚げ200円を所望。

焼売2本300円でフィニッシュ。店員さんも親切で友達の家に遊びにきたような接客をされる。スタッフ含めて店中の皆が笑顔のお店ってとてもいい。

新梅田食道街内


カテゴリー 梅田/JR大阪, 関東炊 |