小好鮨 11月【大阪市 梅田/JR大阪】

最近梅田に出ると晩ご飯はとりあえずここを目指す。予約が出来ないのと店が狭いので時間のない時はよそに行くが最近は比較的席をゲットしやすい。。

場所は 梅田 D.D.ハウスのすぐ南側。 超狭い店でお隣さんと袖触れ合う仲すぐ背中には横引きの扉。。店の中の一体感は最高。。 トイレや物入れは店の外。。大きな荷物のある時は駅のコインロッカーへ。

そこまでしてもいただきたい寿司がこの店にある。 最初は超冷たいキリンビールと造りの盛り合わせを所望。。

名物の蝦夷アワビが硬すぎず味も濃く最高にうまい。。。 カンパチもコリコリ。。。天然鯛のお腹の部分も最高に脂がのっている。。平目も秀逸。。。

アワビは握ってもらうのもお勧め。。口の中が海水浴状態になる。。

ネタの新鮮さと豪快さ陽気な女将さんの雰囲気は全国各地からお客をよぶ。今から東京に帰るビジネスマンが本当に美味しかったと礼を言って出て行った。。

貝類がいつも充実している。。この日もつぶがいにあわび鳥貝にタイラギなどが勢ぞろい・・・

赤貝はそこらへんのとまず色が違う。。。赤貝独特の香りもとても強い。。

鳥貝もさっとボイルしているが活独特のなまめかしい姿がとってもいい。

お酒もすすみ狭い店内が酔っ払ってくるとワールドワイドに広く感じる。。よく中国人やアメリカ人の客も来る。。この日もアメリカ人カップル。。。 酒は黒松白鹿のひやがとっても合う。。 それのみしか置いていないがそれで十分。

この時期だけの破竹のような筍もとっても美味しい。 美味しすぎて天井に宇宙が見え曼荼羅が見えてくる。。。いつの間にやら帰る頃には心地よく感じる空間となる。

ウニもぱっと見はいまいちだけど食すとバリうま。。。多分瀬戸内海のウニが最大級大きくなったものと見受けられる。。甘すぎ。。雑味えぐみ全くなし。。

蒸し穴子は、一本巻。これも脂乗りまくり。。予約はできないけど待てば必ず入ることが出来る、しかも安い。店主と奥さんの心意気がありがたい。フアンが多いのもよくわかる。実に大阪らしい握り寿司のお店である。

ビールと酒を2杯いただいてあと握りをこの後数皿。。一人5000円也。。安っす!!

大阪市北区芝田1-3-12 
Tel.06-6372-5747

大阪市 梅田/JR大阪 寿司

小好鮨【大阪市 梅田/JR大阪】

某団体の後輩と晩餐。梅田でチョイ飯の時たまに立ち寄る。予約不可の人気店なので店前で缶ビールを飲みながら30分待つ。もっと早くから並ぶおばはんのグループと世間話をしながら時間をやり過ごす。。10席ほどのかなり狭い店。お隣さんと袖触れ合う仲、すぐ背中には横引きの扉です。荷物は店舗外のロッカーに。トイレはもちろんそこらの建物のを借りる。。

トイレがしたくなるまで飲まないのが基本。。

この店はご主人とおかみさんのやり取りを見聞きしにくるのも一つの目的。夫婦ずしとも界隈で言われコの字カウンターの中が板場で、おっちゃんとおばちゃんのふたりは半歩ずつしか動けない状態で寿司を出しながら夫婦漫才をする。。

ラガービールは氷のようにいつも冷えている。 客は順番に好きなものを好きなだけ注文するスタイル。。職人歴50年以上(推定)のご主人が作り出すお寿司はどれも秀逸。

この店ではネタにちゃんずけするのがきまりとなっている。 「平目ちゃん」、「えびちゃん」、「たこちゃん。」 おばちゃんが復唱しながらメモをとる。すべておばちゃんがメモし、次ナニを何貫を握る指令をおっちゃんに伝える。おっちゃんは握りに専念。

造りの盛り合わせは中トロとカンパチ、鰹たたきと小ぶりのアワビ。。このアワビはこの店の名物で味が深くて固すぎない(北海道のエゾアワビのよう)

名物アワビの握りは殻に肝を乗せて出てきてアワビ一個が寿司2貫に変身。大きな口をあけてアワビをほおばると咥内が磯の香りで充満する。口の中がいっぱいになりしばらく会話不能状態となる。

名残の鱧は最高級の韓国産(鱧は国産よりも韓国産のほうが脂がのり骨も柔らか)梅肉をのせていただくと頭の芯が痺れる。

出張のビジネスマンや近くの総合病院の医師、中国系のお金持ちツーリストなど客層もいつもいろいろ。でも客筋はかなりいい。

巨大穴子は柔らかくトロトロと口のなかでとろけます。必ずいただく。多分足元で炙っているのだろうけどよくわからん。

好物の赤貝。。。

普段は食べないがこのお店の卵は好き。カステラのよう。

いつもだいたいお酒別でひとり4000円くらい。。

大阪市北区芝田1-3-12  06-6372-5747

→ このあと新梅田食堂街の立ち飲み洋酒酒場「北京」でウオッカとスピリタス。あてにココットで焼く名物の「エッグ」自家製「バターレーズン」でいい時間を過ごす。。 いつもマスターや常連客と話し込んでしまう。意識なくなる手前で退散する。

大阪市 梅田/JR大阪 寿司

小好鮨【大阪市 梅田/JR大阪】

7月28日はナニワの日らしい。 加盟しているなにわ名物開発公社という団体主催の第14回なにわ大賞 贈呈式(もーてー式というらしい)と記念パーティーに参加。 選考委員には難波利三先生など有名な方ばかり。。大賞を受賞された竹山木管楽器製作所は地元の住之江の安立商店街の中にある。幼少の頃よく立ち寄ったものである。 我が国唯一のリコーダー専門店とiうことである。。途中で社員の方による合奏もあり素晴らしい音色を聞かせていただいた。この競争社会の中で世の中に認められて愛され続ける、私どもとは別次元の高い品格を持つ会社である。。。 こんな会社をつくったるどと表彰を見ながら胸に誓う。。 そのほかにも取り壊した建築物でウクレレを作っている方。大阪で唯一残っているお茶屋さんの御主人。(とてもお若い・・・一度行ってみたい) 堺のすずめ躍り協賛会。昭和の白黒テレビや家電のコレクターさんなど7名の方が受賞されていた。 naniwataishou.JPG そのあとのパーティーも盛り上がった。玉姫殿のゴンドラを久しぶりに拝見した。。。。 食事はほとんど食べていなかったので帰りに梅田近辺ではこよなく愛する寿司店の小好鮨に立ち寄る。 話によると店を構えて50年くらいになるらしい。。うまい具合に空席がありいそいそと狭い店に「ごめんやっしゃ」と言いながら潜入する。 taikoyosi.JPG 予約不可なので必ず入れるとは限らない。 カウンターのみ10席ほどの店。何しか狭い。。。 地球上で一番狭い寿司屋であるような気がする。。。店のかたちが変形(三角形の形)で奥のカウンターだと体格ボリュームのある方は挟まってしまう。。。出れなくなっちゃうよ。。。 荷物は店の外のロッカー。。トイレは近くのDDハウス。背中がすぐ入り口となっている。。 コの字カウンターの中が調理場で、おっちゃんとおばちゃんが身体を突き合わせほぼ歩けない状態で寿司を出している。うちのお店の送迎用の10人乗りのハイエースにみんなで乗っているような錯覚に陥る。。(多分同じくらいの大きさ) いつもどういうわけかとっても冷えているキリンビールで乾杯。いつもはお造りからなんだけど私がパーティーで少しつまんだので早速握ってもらう。。 白身はヒラメと鯛と言うことで、鯛を所望する。。白身は塩でいただくのがこの店流。小瓶に入った塩を振る所作は実にトレビアーン。 この時期なのに鯛もいい脂があって実にうまい。。 この店では鮨をちゃんづけする。たこちゃん。アワビちゃん。。。て具合。 hamotorokoyosi.JPG 好物の鱧もかなりでかくて脂が乗ってうま~い。。大トロは私は苦手なので連れ専用。。。超とろけまくりとの感想。。 その間夫婦漫才を聞きながら周りの客とも自然に話をするようになる。。客筋いい感じ。。近くの病院の若い医者はよく来るようである。シャリの酢は薄めでご飯や柔らかめ。 好物の海老ちゃんもいただく。。。いつもは名物のアワビ(一個を2切れに切って出てくるので口いっぱいアワビになる)や貝柱、赤貝などの貝類や昆布締めや青物もいただくんだけど胃が小さくなっているのかこの辺でお腹いっぱい。 takosio.JPG 隣の客が注文するものが旨く見えてしまうので合わせてタコブツを所望。。塩モミがきっちりされているタコは淡路か泉州しか使わんとオカンが言っていた。確かに噛めば噛むほど味があってそんなに硬くない。。。 大将と奥さんの息の合った夫婦漫才を見ながら隣の客ともなんやかんやしゃべりながらの寿司は実に大阪らしい心地よい空間となる。。。 昔ガッザットサーベイで帝国ホテルの久兵衛よりも得点が高かったことを思い出す。。 anagokoyosissusi.JPG 最後に穴子を所望。。巨大で柔らかくトロトロと口のなかでとろけます。この店の必須ネタ。 全て時価なんだけど今日は2人で7000円。。良心的・・・・。 勘定は7千万円!とくる。昔からすべての客にこれをする。。1万円は「いちおく」と言われる。。 面白いし若い人のデートにぴったりと思う。。。みんなが仲良くなれる店。。。 大阪市北区芝田1-3-12  06-6372-5747

大阪市 梅田/JR大阪 寿司