カテゴリー:麺料理

かしや【大阪市 岸里玉出(南海)】 【大阪市 玉出】

本日よりデジカメ新調なり・・・

今、関西で一番人気のあるこの人のブログを拝見し、2年くらい前にオープンした表記のラーメン店を久しぶりの訪問する。

最寄駅は地下鉄四つ橋線の玉出駅の1号出口か南海本線の岸里玉出駅。ともに徒歩2分くらい。車でも近くにコインパーキングがたくさんあるので結構行きやすい。近くにはスーパー玉出の本店やたこ焼きの会津屋さんなど。お店は厨房を囲むようにL字型のカウンター席のみです。

豚骨メインの濃厚なスープが特徴のラーメン屋さんで最近はこういうタイプのラーメンは控えているのだが栄養があるかなと思い周りの客と同様に『濃厚とんこつらーめん(700円)』を注文する。

注文して10分ほどで出てくる。

たぶんゲンコツ・背骨・背脂・モミジなどを思いっきり長い時間炊き込んだのであろう白濁したポタージュスープのような醤油系のスープはドロっとしていてかなり濃厚。脂分が舌と胃にコーティングされるような感じ。

白っぽい麺は自家製中太麺でつるつるした感じ。適度なコシもあってこれは好み。あまりスープに絡みすぎず程よいものである。具材は糸唐辛子・白髪ネギ・キクラゲ・半熟煮玉子と、トロトロに煮込まれた箸でちぎれる炙りチャーシュー。半熟玉子がかなり上質。

上記写真はチャーシュー丼。昼間はプラス250円

メニューはこのほかに

■和風とんこつらーめん 700円

■チャーシュー麺 900円

■旨辛とんこつらーめん 750円

■チャーシュー丼 +350円

大阪府大阪市西成区玉出中2-4-21

070-5661-8757

かしやラーメン / 玉出駅岸里玉出駅塚西駅

大阪市 岸里玉出(南海)大阪市 玉出 ラーメン麺料理

揚子江ラーメン 名門 神山店【大阪市 中崎町】

大阪マラソン出場のため数日ブログ休刊。。失礼いたしました。。

今日は英会話の前に一人ランチ。若いときによく行った(今も若いが)表記の店を訪問。塩ラーメンのはしりの店で30年くらい前から東本通のディスコの帰りによく行った。。名前は忘れたが天上が開くでかい店だった。当時から飲んだ後の〆にぴったりの店。。。

あちこちに同じ名前の店が梅田には本店含め点在するがこの店が昔から一番旨いと言われていた。お得なセットメニューはこの店舗だけ夜も食せた記憶がある。

 

この日は揚子江ラーメンと半ちゃん焼飯のCセット700円を所望する。

出てきたラーメンはこんな感じ。昨今の流行のラーメンとは一線を画している。ポイントはトッピングの春菊。。この店以外見たことがない。

チャーシューは2枚ほど、昔は3枚は行っていた気がするが記憶は不確か。
スープは澄んだ色で見るからにさっぱりした優しい感じ。
塩ベースのスープは思ったよりもしっかりとした味、もの足らなさはないし、むしろ身体にしみ込むような加減。年齢と旨いと思う加減の相関性があるのかと思う。

麺は細めのストレート弱めのコシで昔から変わらず。チャーシューは赤身なんだけどしっかりとした味で柔らかくて美味しい。テーブルのフライネギを入れるとコクが出て更にうまい。。。食べ疲れないのがまず良い。。

この店でラーメンを食した後は店の裏側にある山小屋風のエミールパコでコーヒーブレイク。この店も創業30年。名物の珈琲善哉はコーヒーの苦みと小豆の甘みがナイスバランス。深夜も営業していて重厚な内装、メニュー、ご主人に至るまで山小屋風。店内はカウンターとテーブル合わせて12席程度。

店名は店主の好きなエミールガレとパンとコーヒーの頭文字を引っ付けたと昔聞いたことがある。

コーヒーはむちゃくちゃ旨い。。。

独特の店の『匂い』が僅かな時間のリラクゼーションをもたらしてくれる。すぐ横にコインパーキングもありとても便利なり。

大阪市北区神山町10-10

*明日から1週間店主はミヤンマーに行ってきます。ブログお休みすいませんです。。。

 

揚子江ラーメン 名門 神山店ラーメン / 中崎町駅扇町駅天満駅

大阪市 中崎町 ラーメン麺料理

大和屋 (お蕎麦の会)【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

表記の会が心斎橋大丸北館の13階にある老舗料亭の大和屋さんでおこなわれ、弊社顧問頂いている美人フードコーディネーターと訪問する。

そば好きならば誰もが、一度は食べてみたいと願う“そば打ちの神様”こと広島県の「達磨 雪花山房」の高橋邦弘氏が生み出す絶品そばを大和屋さんの料理と共に味わうというイベント。毎年開催されいつも満員御礼状態。

まずは食事をするのをそっちのけでそば打ちを見る。いつも思うのだがこの人ほど一生懸命にそばを打つ人はいない。身体からうまい蕎麦を作るぞ!というオーラが出まくっている。

麺棒は3種類を使い分ける。スポーツ用品のミズノが彼の為に特別に作ったと言われる。松井のバットと材質は同じと言っておられた。少し話しただけで人間味のあふれる人物であることはわかる。

そば打ちの動画はこちら

ひととおり見終わった後はビールと共に食事を頂く。

2段の弁当箱が最初に登場。。老舗料亭の料理と蕎麦の組み合わせはありそうでない。

先付けは旬の松茸のほうれん草和え、紅葉は人参。あっさりさっぱりしながらいい出汁の風味を感じる。

お造りは鯛の胡麻和え。。叩いた胡麻をまぶしてある。始めて頂くがかなり美味しい。かぼす醤油も角がなくて飲めるような旨さ。

鰤は柚子胡椒につけて焼いてある。。。風味がとてもいい。だし巻き卵の中には蟹が入る。

おしのぎで一口水蕎麦。。口の中がさっぱりする。

炊きあわせは蕎麦豆腐揚げ出し汁のべっ甲餡掛け。ねっとりとして中に蕎麦の実が入って風味がある。蕎麦の味をじゃましないようすべてさっぱりしたものばかり。

揚げ物は海老紫蘇揚げと穴子の八幡巻き。。普通に美味しい。。

そして満を持して蕎麦登場。

これが高橋名人のもり蕎麦。二八の割合(小麦粉が2 そば粉が8)といっておられた。そば粉は長野、北海道などのブレンド。。簡単に話されるがそば粉、製粉、水に徹底的にこだわっているようである。細めでありながらコシのある麺で固いのではなく弾力がある。しかしながら素人目にはいたって変哲の無い、特色の無い蕎麦である。

蕎麦の芯まで製粉して使っていると言っておられたが蕎麦自身は青白く光っている。ふんわりと蕎麦の香りも感じるしとても完成度が高いのがよくわかる。のどごしの良さも素晴らしい。野暮さが全くない洗練された都会の蕎麦である。

汁は少し甘めで角が完全に取れた柔らかな味わい。ダシと醤油が高度に融合した感じ。食べていくうちに蕎麦の味、蕎麦粉と小麦の割合、舌触りとコシ、のど越し、汁もこれが最高のバランスかなと感じた。薬味はネギ、大根おろし、山葵ほんの少し。

一人2枚でてくる。。全く食べ飽きない。。

高橋名人は「僕自身が食べておいしいと思うそばを作っているだけ・・」と謙遜されていたが、顔が蕎麦に人生をかけている求道士の顔となっており、そばを打ち過ぎて腰が曲がってしまったと言っておられた。質問にもにこやかに答えてくれて偉そうなところが全くない。

お弟子さんもたくさんおられると聞き及ぶ。。

 

甘みは白玉ぜんざい。。この日の参加費は8400円。。いい勉強をさせて頂いた。。満足いたしました。

大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

大丸心斎橋店 北館13F

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食麺料理