私が最もヘビーユースする玉出にあるうどん屋さん。。どんなお店かは過去履歴から見ていただくとありがたい。最近はアボガドうどんやジャージャー麺などTVの取材も受け遠方からのお客さんも多いと聞き及ぶ。
ご主人はパッと見た感じは取っ付きにくそうだがうどんにかける情熱やおいしいうどんをお客様に食べてもらいたいという気持ち、もっとうどんがおいしくなるにはどうしたらいいのか・・・というのを年柄年中考えられている。
きなこのうどんや湯がきたての麺で作る焼うどんなど創作意欲も強烈でそのどれもが思いつきでではなく食材の相性や出会いを考え科学的なアプローチを持って考えられるので何を食しても不味いわけがない。僕はそんな店主の人柄が大好きでいつもいつも通ってしまう。。最近は近くのコインパーキングがいつも一杯で少しご無沙汰。
「今の時期のおすすめは」とたずねると「ピーマン」と答えられる。。。意味がよくわからんかったけど「それじゃあピーマン」をオーダーする。店主曰く「僕は自分の店の商品でアボガドうどんの次に美味しいと思うのがピーマンなんです」と更にわからん会話が続く。。。
そうしてしばらくして出てきたものがこちら・・・
正式名称は「ぬるいうどん」シリーズの「ピーマンと豚肉の炒めに玉子焼きを添えただけのシンプルだけど美味しいUDON780円」ピーマン、玉ねぎ、豚肉を中華鍋で炒めてフワフワの玉子焼きを添えてその上にちくわの天ぷら。。
ぬるいうどんシリーズはこのほかにもナポリタンの味のする「小エビの甘酢UDON750円」、豚バラ肉の天ぷらの入った「豚の甘酢UDON750円」、野菜炒めと唐揚げと目玉焼きがのっかった「ソースUDON790円」、最後に残った汁が最高に美味しい「豚と玉子とキムチのうどん800円」、桑田圭佑が最高に旨いと言ったキノコとフライドポテトの入った「焦がしバターのぶっかけうどん880円」など。
店主曰く『暑いから冷たいうどんを食べたり、寒いから熱いうどんを食べたりするのではなく人肌というか優しい温かさのうどん、ぬるいうどんはどうですか』とメニューにメッセージ。
「ゆで卵とうどんは合わない」と言う店主。私も全く同意見。。。フワフワの玉子焼きと豚肉の炒めを13回くらいぐちゃぐちゃにかき回してとの指示。。その通りにしていただくと目からうろこの美味しさ。。。
ピーマンのシャキシャキした感じと軽い苦みが大人な味。すべての味が混在しながらもいいハーモニーを奏でる。豚肉の炒めも軽い味付けでうどん出汁の邪魔をしない。まさに春らしいレジェーロな飛び跳ねるような味わいである。
この店何を食しても美味しいよ!!丁寧に作るから時間のあるときに行ってね。。
06-7504-8104
大阪市西成区玉出中2-13‐23
定休日火曜
駐車場は近くのコーンパーキング