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Udon Kyutaro【大阪市 本町】

本町にある表記のうどん店を訪問。大阪のうどん店ではかなり有名な店でランチタイムはいつも行列となる繁盛店。大阪メトロ本町駅から丼池の方向に徒歩3分の場所に位置する。周りにたくさんのコインパーキングあり。2017年創業で店主は香川の有名店で修行とのこと。表に看板等がないので視認性が悪く、かなりわかりにくい。入口ガラスに小さく店名が記される。店前の行列が目印とも言える。

細長い店内はコンクリートの打ちっぱなしで天井がかなり高い。立ち食いカウンター10席のみで女性客も多い。店幅は1.8mくらいで店の奥には厨房を兼ねた、注文と支払いをする場所がある。厨房に3人、サービス1人の体制で切り盛り。注文と会計をする場所に天ぷら・おにぎり、薬味コーナー(葱 生姜 天かす)がある。うどんを注文して天ぷら・おにぎりコーナーでトッピングを選び、料金を支払っていただくハーフセルフの仕組みとなっている。

メニューも食指の動くような現代的なものが多く迷ってしまう。この日は名物のブランド豚肉をのせた「Aburi 醤油 熱 850円」を所望。その上に舞茸と鶏天、青海苔天をトッピングする。

見るからに美味しそうでピカピカ光るうどんのビジュアルが美しい。テーブルにある甘口のある濃厚な醤油を2周くらい掛けていただく。やや太めのうどんは硬すぎず弾力がありながら粘りのある食感。小麦の甘みがストレートに感じられる。このタイプの麺は初めていただく。。バーナーで炙られた旨味の強いブランドポークも柚子胡椒のアクセント含めてかなり美味しい。その下には煮込まれたレアチャーシューも添えられる。

久しぶりにレベルの高いうどんを堪能した気がする。

大阪市中央区久太郎町3丁目1-16
080-2516-2680
営業時間:7:00~10:00、11:00~15:00
定休日:日曜日

Udon Kyutaroうどん / 本町駅堺筋本町駅心斎橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 本町 麺料理

MICRAD(ミクラド)10月【大阪市 住之江公園】 【大阪市 住吉大社】 【大阪市 北加賀屋】

住之江区にある表記のヘビーユースするレストランを久しぶりに訪問。大阪メトロ北加賀屋駅・住之江公園駅、南海本線住吉大社駅から徒歩10分という辺鄙な場所に位置する小体なレストラン。カフェのような白を基調としたお店はカウンター5席とテーブル2卓。バーの居抜き物件をリノベーションしたので店内は細くて縦に長い。

カウンター内の小さな厨房で調理歴16年の童顔オーナーシェフのミクさんが驚くくらいの手際の良さと綺麗な仕事でこだわりのある高品質のアラカルトメニューを作り出す。ジャンルはイタリアンとフレンチと最近ブームの中東料理を合わせたフュージョンスタイル。

お店で使用される野菜は契約農家さんから直送、あか牛を中心とした肉類は粉浜商店街の老舗精肉店「うしや」から上質なものだけを仕入れる。そのほかの調味料もほとんどが手作りかオーガニックのものを使用。お酒は地元のこだわりリカー「ばんどう酒店」から低価格で個性的なワインをセレクションしてもらっている。ランチメニューは様々な前菜の入ったヘルシー系のデリプレート1000円か、肉か魚のメインディッシュが入ったプレート1000円〜、本日のパスタセット900円、本日のサンドウイッチなどからなる。

メニューはアラカルトが中心でグランドメニューと壁に手書きで書かれたシーズナルメニューから構成される。何を食べても食材の良さを含めてワンランク上の美味しさ。この日は自社の女子社員との会食だったので5000円でコース仕立てにしていただく。

タラ白子のムニエル下にはジャガイモのピュレが敷かれる。天盛りは直送のカリフラワーのスライス。。

赤・紫・白の大根を使ったポタージュ。塩味を控えたシンプルであっさりした味わい。。

フランスの辛口ロゼワインとともに北海道産粒貝のバターソテー。かなり新鮮で貝好きの私はとても嬉しい。肝の味も深くてワインにバッチリ。

続いてジャガイモのニョッキ。当然全てが手作りでチーズたっぷりのクリームソースの美味しさが秀逸。見た目よりかなりあっさりといただける。ソースは自家製のフォカッチャにつけて綺麗にいただく。普段はパスタも数種類あってどれもとても美味しい。

ここでカベルネ赤ワインに切り替え。

熊本産あか牛のステーキ。数種類のベリーとそのソースでいただく。赤身肉で部位はランプと言っていた。

羽曳野産の6種類のイチジクの盛り合わせ。下にはヨーグルトムース。

追加注文でバスクチーズケーキを所望する。全ての料理にしっかりと手がかかっていてワンランク上の美味しさがある。コースメニューは前日までに予約が必要。界隈に多数のコインパーキングあり。

過去のミクラドはこちら

大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286

大阪市 住之江公園大阪市 住吉大社大阪市 北加賀屋 レストラン

米増 10月【大阪市 福島】

ここ4年くらい毎月定期訪問する表記の和食店を友人と訪問。2023年もミシュランの星を取得したけどそれに価値がないと思っておられるのか、そのことは微塵も語らない。カウンター8席のみで関西の和食で最も予約の取れない店の一つ。次回の予約は来年の夏以降と言われている。ここ最近は14時と17時半スタートの2回転となっている。

法善寺の本湖月等で修行されたご主人の茶味溢れる献立とケレンのない仕事にいつも敬服する。この日の料理は食材の都合で28000円(税・サ別)となっている。(普段は18000円〜)

料理写真は撮ってもいいけど外部に出さないというルール。

装飾を配したカウンターの中では刺身のみが調理される。これは本湖月と同じ。床には自作の抽象絵画とススキが飾られる。

この日の献立のメインは松茸で巨大な上質の丹波産が入荷したとのこと(普段は信州産を使用)

カウンターの中で炭火を使って満遍なく丁寧に焼き上げる。切り口に塩を刷り込みながら味を入れる。かなり大きいのでどうしても時間がかかる。。

この日の炊き合わせに使用する信州産のキノコのプレゼンテーション。

この日はシャンパンと麦焼酎と日本酒2種類をいただきました。

忘備録として献立のみ記載。

・座付はなめこの入った温かい銀杏のすり流し
・凌ぎは鯖寿司(食べやすく半分にカット。一つは辛子、一つは木の芽が添えられる)
・煮物椀は篠山産の鴨肉の丸とネギ
・刺身は徳島産の白甘鯛の昆布締め おぼろ昆布と山葵、炒り酒
・淡路産の大振りの鱧の皮目にアラレをつけて炭焼きにしたものを梅肉にて。
・松茸の炭火焼はスダチを絞っていただく
・高知産の伊勢海老の白味噌仕立ての煮物 小芋と海老味噌、木の芽を添えて
・秋田産、色々キノコの炊き合わせ
・釜炊きご飯 焼き松茸と新物のいくら添え
・柿と洋梨のソルベ さるなし(キウイのような酸っぱい果物)添え
・栗名月なので能勢産和栗を使った金団と薄茶

今回もかなり美味しくいただきました。

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16

大阪市 福島 和食