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手打ちそば 蕎明(そわか)【大阪府 堺市】

蕎麦好きの友人の紹介で表記の店を訪問。堺区のチン電通りの宿院駅と寺地町駅の中間ぐらいに位置する。周りにコインパーキングあり。

縦に長い店内はテーブル席のみで16席。メニューはデフォルトのざるそば800円、おろしそば900円、天ざるそば1400円、ぶっかけそば、とろろそばなど。温かい汁蕎麦も各種あり。夏場はすだちそば、ひやかけそばもある。

今回は友人おすすめセットメニューの大和芋のとろろ丼とざる蕎麦のセット1050円を所望する。

お店は年配の店主のワンオペ。提供時間はかなり長め。しっかりと冷水で締められた蕎麦はボリューム満点。200gくらいはありそうな感じ。石臼を使用した自家製粉で小麦との割合は二八とのこと。固めの茹で具合で歯応え、コシの強さも感じられ喉越し感もとてもいい。鰹の香り高い汁はすっきりとした味わいで夏場にピッタリ。

丼には粘りの強い大和芋のとろろと温泉卵が乗る。出汁つゆをかけていただく趣向。このとろろは元気が出る感じがする。全て美味しくいただきました。

堺市堺区中之町西1-1-15
072-242-8931
11:00~15:30
火曜・第2第4水曜定休

手打ちそば 蕎明そば(蕎麦) / 寺地町駅宿院駅御陵前駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪府 堺市 蕎麦

肉のあかい【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地で歯科治療をした後、表記の店でひとりランチ。夜は高級なステーキやしゃぶしゃぶを比較的廉価で食べることができる小体なお店。昼のステーキランチが有名で界隈の会社員で時分どきはいつも満席。

ビルの一階の一番奥に店舗があり最近リニューアルしたとのこと。店内はカウンター6席、テーブル2卓のみ。入店すると席に案内されて「どうしましょ〜?」と聞かれる。

肉の分量によって価格は変わる仕組み
・200g-1200円
・300g -1600円
・400g- 2000円
となっている。このほかにもトンテキとのミックスやオプションがいろいろ存在する。ご飯おかわりはOKで残すのはNG。この日は周りの客が食べる400g +キャベツ大盛り(+50円)を横目で見ながら200g盛りを注文する。

しばらくして着皿。200gでもボリュームは満点。肉の焼き加減もよくて醤油ベースの玉ねぎ味の甘いソースも美味しい。肉は外国のハラミを使用(と思う)。皿の上の一口サイズの赤身肉はかなり筋張っていて弾力と歯応えもあり、しっかりと噛み締めていただくタイプ。途中で卓上のブラックペッパーと塩、ガーリックチップで味変するのもおすすめ。添えられるキムチや辛子もいい仕事をする。
あしらえのキャベツにかかるドレッシングのおいしさにびっくり。キャベツ大盛りを注文する理由も理解できる。食べ始めると思いの外あっさりといただけて完食。ごちそうさまでした。。。

大阪市北区堂島1-3-33 新地萬年ビル 1F
080-8718-3277
11:20~13:30
18:00~22:00
日曜定休

肉のあかい焼肉 / 北新地駅大江橋駅西梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪 焼肉

井筒食堂【大阪市 弁天町】

弁天町に住む友人一推しの表記のお店をランチタイムに訪問。最寄りの弁天町駅からは徒歩約15分くらいはかかる安治川沿いの海運業や倉庫の立ち並ぶエリアに位置する。昭和30年に弁天埠頭で開業、昭和45年から今の場所で営業されているという地元に根ざした老舗食堂。

私は11時15分の開店前に到着する。お店は開店前でも入店は可能で客はお茶を飲みながら開店を待つ憩いの場のような状態となっている。店は85席の大箱でテレビも2つある。開店前なのにどこからお客さんが来るのかわからんくらい、すごい勢いでお客さんが続々と入ってくるのにびっくり。

11時半になり女性スタッフさんの「ど~ぞ~!」の一言が開店の合図。その合図とともに客はお盆を持って店の中央にあるテーブルの上にあるおかずに駆け寄る。好みのおかずをお盆に乗せて注文カウンターに行って「飯・汁」あるいは「丼・麺類」をオーダーするカフェテリア方式。スタッフさんは女性ばかり8名くらいで切り盛り。

熱々の汁物やご飯を受け取ったら自分のテーブル席へ戻り食事開始。食事中に優しくてフレンドリーな女性サービススタッフさんが伝票を書きに席を回り、食後に会計という効率的なシステムとなっている。その手順も店頭に記されていて。お店の女性スタッフさんも丁寧に教えてくれる。

中央のテーブル上に、おかずがズラリと並ぶ光景は圧巻の一言。例えるとお花畑のよう。 筑前煮や小芋、すき焼き、焼き魚など和惣菜はもちろん、回鍋肉や肉団子甘酢、スコッチエッグにポークピカタまで50種類以上の和洋中の「昭和のご馳走」がなんでも揃う。このおかずの量と種類は大阪では1番と思う。ご飯と汁を注文するときにスタッフさんが「おかず温めましょか〜」と明るく聞いてくれる。「温めたら席に持っていくからね〜」とお声がけもある。

客が入れ替わり立ち替わりドンドンと入店。大声を出す客は誰もいないが店内の活気は半端でない。着席して、待っていると温められたおかず到着。そして机の上の料理を見て、慣れた感じでササッと伝票がわりのメモ用紙に数字だけ手書きされる。

しばらく悩みながらおかずを選ぶ。鮭の塩焼き、だし巻き玉子(小)、茄子の田楽、ご飯と味噌汁で会計はちょうど1000円。

食事はご飯も汁もおかずもムチャ美味い、まさに愛情と郷愁の味わい。栄養バランスもいいし近くにこの店があれば飽きずに毎日通う「神」のような食堂でした。

大阪市港区弁天5-14-22
営業時間  11:30〜14:00
定休日 土曜日 日曜日 祝

井筒食堂食堂 / 弁天町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 弁天町 その他料理