洋食

新富士本店【大阪市 岸里】 【大阪市 玉出】

西成の表記の洋食店を訪問。地下鉄玉出駅または岸里駅から徒歩7分くらいの住宅街にポツリと佇む。白い暖簾が目印でそれがなければわからずに通り過ぎてしまうような佇まい。店の近くにいくつかのコインパーキングあり。

創業60年を迎える家族経営の老舗店。店内はカウンター6席と4人がけテーブルが2つ、奥には座敷もある。昭和の空気をしっかり感じることができる年季が入った内装だけどいつも掃除は行き届いている。

小さな調理場の中で男性2名女性1名で切り盛り。12時ごろからは出前や来店がひっきりなしに続く。揚げ物を中心としたメニュー構成だけど和牛を使ったステーキやたたきなどもあって色々な使い方ができる。今回はこちらのお店の看板商品のポークチャップ1600円を所望する。

注文すると「10分ほど時間をくださいね」と言って冷蔵庫から肉の塊を取り出して肉を叩くことからスタート。しばらくして出てきたポークチャップはビジュアルからして美味しそう。。

超肉厚で推定320g以上はある感じ。表面は香ばしくしっかりと焼かれてカリッとした食感。中は脂身も甘く、とてもジューシーで旨味たっぷり。赤ワインで作ったデミグラスソースが日本の洋食店ならではの美味しさでコクと深み、甘みと酸味のバランスもとてもいい。ありがちな化学調味料の味は感じない。かなりのボリュームだけど最後まで食べ飽きずに完食。ご馳走様でした。。

過去の新富士本店はこちら

大阪市西成区千本南2丁目3-5
06-6657-2121
11:00~14:30 16:00~20:00
水曜定休

 

大阪市 岸里大阪市 玉出 洋食

明治軒【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

言わずと知れた心斎橋の老舗洋食店。オムライスと串カツが有名。1925年(昭和元年)の創業でもうすぐ100年を迎える。創業当時は船場に店があったけど戦争で焼けて今の場所で営業されていると聞き及ぶ。堀江にある明治軒との関係は不明。

昔こちらのキッチンのコックさんと話をしたことがあり「23歳でこの店に入ってあっという間に還暦を過ぎました。まさにオムライス人生です」と言っておられたのを思い出す。。

この日は平日のランチタイムに訪問。待ち時間なしで入店できたけど店内は2階まで満席。看板メニューのオムライスと串カツ5本セットを所望。オムライスは小さめにしてもらう。厨房内では4人のコックさんがオムライスを巻きまくる姿が見える。

しばらくして着皿。オムライスには酸味強めのケチャップソースかかる。スプーンを入れるとウスターソースとケチャップを混ぜたような甘みと深みとまろやかさを感じるしっとりしたご飯が現れる。具は牛肉ミンチと玉ねぎなどをペースト状にしたものが入るが目視で確認はできない。これがずっと食べ続けられている歴史に裏打ちされたこだわりらしい。

牛串カツはサクッとした衣に薄く叩いた牛肉が包まれる。ラードで揚げているので香りはいい。フルーツの甘さも感じる薄めのウスターソース状のものに浸けられていてかなりチープな味わいなんだけど癖になりそうな感じ。箸休めのボイルしたキャベツがさっぱりしていい感じ。

店員さんも元気が良く、とても美味しくいただきました。。

大阪市中央区心斎橋筋1-5-32
06-6271-6761
水曜定休

大阪市 心斎橋/四ツ橋 洋食

洋食 にし【大阪市 北加賀屋】

住之江区の東加賀屋にある表記の洋食店をランチタイムに訪問。四ツ橋線の北加賀屋駅から徒歩6分くらい。住宅街の中にポツリとあるためになかなかわかりにくい。店内はカウンター4席とテーブル席16位。2008年の創業でそれまでは天下茶屋が本店の洋食のREVOでずっと店長をされていた方。メニューなどはREVOのものをそのまま踏襲。

黒毛和牛のステーキを始め様々な部位を使った料理を楽しむことができる。ランチタイムは和牛のビフカツなど揚げ物が中心。日替わりのランチもある。

この日は名物の塩とんかつと広島の牡蠣を使ったカキフライ。塩とんかつもREVOの名物で豚肉の旨みをダイレクトに味わうことができる逸品。

お会計の際にはシェフがわざわざ厨房から出てきてお見送りする対応にも頭が下がる。街場の名店です。。

大阪市住之江区東加賀屋2-14-19
06-6115-6797
ランチ11:15~14:00 ディナー17:00~22:00(L.O.21:30)
月曜定休

 

 

大阪市 北加賀屋 洋食