吉祥 はまぐり庵 別邸【大阪市 梅田/JR大阪】

阪急三番街にある標記の店を訪問。蛤料理の専門店で阪急グランドビル28階にもある。お店は女性客で一杯。女性は貝が好きな事を改めて認識。

まずはビールとともに焼はまぐり(3ヶ)480円を所望。
「焼きはまぐり」の焼き立てを次々とストップするまで堪能できる「焼きはまわんこ」という名称らしい。
かつお出汁のかかった蛤はプリプリジューシーな食感と海水のミネラルを感じるいい塩梅。しかしながら「焼きはまわんこ」は注文がめんどくさいのではまぐりしゃぶしゃぶに注文を変更する。

はましゃぶ30個(2,750円)を所望。
出汁の中にはまぐりをいれて、口が開いてから1分間待ってから食べてねとの事。

口の空いたものからバクバクと食べまくる。白ワインとの相性とても良し。スープは最初は薄めだけど煮詰まって来るのと蛤の塩っけでどんどんいい感じになってくる。チュルルンといくらでも食べる事が出来る。

野菜(380円)も所望する。蛤の出汁でいい塩梅。さらに30個蛤を追加する。蛤もおいしいけどスープが肝臓に沁み渡る。。

この他にも蛤のしぐれ煮が入った出し巻き卵や蛤ラーメンなどもあるけどお腹いっぱいなので最後は雑炊で〆。。この雑炊もかなりおいしかったです。蛤恐るべし・・・

はまぐり庵 -吉祥別邸- 阪急三番街南館 B2F

大阪市 梅田/JR大阪 ラーメン

蕎麦処 とき 11月【大阪市 梅田/JR大阪】

歯のメンテナンスのあと北新地の標記の店で一人ランチ。夏の冷やしカレー蕎麦は超有名。飲んだあとの居酒屋使いにもちょうどいい。時分時はいつも満席。。12時前に入店がベスト。ジャズのBGMがとても心地いい。小海老の天ぷら蕎麦にしようかと思ったけど鴨南蛮1800円を所望する。

最初にこだわりの巻寿司が半人前出てきてそれをムシャムシャと頂く。

出てきた鴨南蛮はインスタ映えするような端正なシルエット。適度な厚みにカットされた鴨は京都産であろう。皮の脂は程よく落とされていて食べやすい。葱の美味しさかが秀逸。鴨の脂が入った出汁は冷えた体を温める。山椒や黒七味を入れてテイストを変えながら最後まで美味しくいただきました。この店があるので歯医者に来るのが楽しみなり。

過去のときはこちら

大阪市北区堂島1-3-4 谷安ビル 1F
電話: 06-6348-5558
11:30~14:00
18:00~26:00

大阪市 梅田/JR大阪 蕎麦

北区 某フレンチ店【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地のビルの3階にある看板なし、電話番号非公開、住所非公開、完全紹介制、宣伝広告一切なしのフレンチレストランに魚料理店を経営する実業家の友人に誘って頂き訪問する。こちらのお店は豪華食材を惜しみなく使用する、いい意味で変態で次元を超えた料理で有名。

カウンタ−9席のみのオープンキッチンで一斉スタート。シェフ1人で仕込み、料理、サービス迄すべて切り盛りされる。

最初にビールを頂いて、料理の扉は温かい牛蒡のすり流しにアルバ産の白トリュフをてんこ盛りにしたもの。牛蒡のパンチのある風味とトリュフの風味がベストマッチ。

2.8kgの巨大な白甘鯛を放血神経じめをして40日熟成をした刺身にアサツキを添えて一缶120万円のベルーガキャビアをてんこ盛りにして千鳥酢をベースにした角の取れた酸味のあるソースをかけて振り柚子をしたもの。

食材はすべて最高級のものばかりでセンスのいいシンプルな組み合わせに脱帽。

グラスワインをお願いするとシャサーニュ・モンラッシェの一級畑のものが登場。ミネラルと果実味とコクのバランスがドンピシャの大好きな白。

1kgオーバーの金沢の七尾で獲れた「のどぐろ」を 2週間熟成させて皮目だけを炭で焼き込んだものが登場。ソースは韓国料理に使う「 えごま」をピューレにして梅肉と合わせたもの。花穂紫蘇とバスク唐辛子が上にかかる。

目の前に見た事もない巨大なポルチーニが登場。

そのポルチーニを大きくざく切りにして火入れをし、その上に解禁を迎えた佐渡産の大きなずわい蟹の身を蟹味噌と一緒に甲羅に詰めて蒸し上げてからさらに炭火で焼き込んで蟹身に香ばしさを移してからおもむろにポルチーニの上にてんこ盛り。吉野葛にベルモットと蟹出汁汁とトリュフを合わせた和風のソースがかかる。食べ応え満点で何とも言えない贅沢な独特の体験。

続いてのグラスワインは無敵のムルソー登場。。ちなみにドンペリニオンは15万円との事・・・・

天然の縞鯵を 3日熟成させたものを炭で直接に 皮目だけを炙り、 かんずりと米麹をさらに発酵させたものを合わせて、更にトマトソースを加えたものを掛けて 24か月熟成のパルミジャーノを掛け、 木の芽 とすだちを添えたもの・・・素材の美味しさはもとよりコンストラクチャーがとても巧みである。

五島列島産の35キロ級の天然クエを 30日熟成したものをスチーミングしてその上に白胡麻に魚醤を合わせたソース。その上に黒七味と花穂紫蘇がかかる。クエの下には京都産の寄せ湯葉が敷かれる。

唯一の肉料理はニューヨーク産の鴨肉。空輸された塊をおろして皮目をフライパンでこんがりと焼き付ける。余熱で火入れしたあとに銘々にカットして再度炭火でドンピシャに焼き上げて完成。同じ鴨のフォワグラを塊のまま焼き上げたものを一緒に添える。

黒豆味噌の豆豉とアサツキのソースで頂く。アンチェで焼き上げたフォワグラはプリプリのふわふわでプリンのよう。

合わせる赤ワインはシャトー・オー・バージュ・リベラル。カベルネ75%のメルロー25%で 豊かな味わいの強靭で円熟したもの。

〆は巨大な白甘鯛の骨で取った出汁を使用した生姜風味のリゾット。新潟県の村上という所のすじこを血管のついたままてんこ盛りにして、その上にグラッパで洗ったカラスミをのせたもの。

独特の世界観のある料理をほぼ一気にコースで頂き大満足。支払はワイン3杯で4万円なり。次の最短予約は来年の7月以降とのこと・・・(なにもかも凄い・・)

大阪市 梅田/JR大阪 フレンチ