心斎橋 かわぐち【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記の焼き鳥店を訪問。心斎橋の焼き鳥では20年くらい前からある有名店。心斎橋駅から徒歩5分くらい。白い提灯が目印。小さな階段を上がると高級感のあるカウンターとテーブル席が見える。当然のことながら時分時は満席でカップルと女性客率がかなり多い。焼き場の前の特等席に案内いただき、コース料理でなくアラカルトでいただくことにする。この日は大将は留守。。

まずは定番のお造り盛り合わせ。むね、もも、ささみ、ずり、きもの5種盛り。少しずつだけど山葵醤油と生姜醤油、塩を使い分けていただく。鮮度は抜群で味も濃くてかなり美味しい。お店はかなり忙しくて焼き場のスタッフさんも予約の電話をとりながら鶏を焼きまくっている。

鶏肉は伊勢赤鶏,大和肉鶏,丹波地鶏などを使用。日によって変わるらしくこの日は三重県の限定された生産者が作る75日の長期飼育の希少な伊勢赤鶏とのこと。

焼き物は最初にレア気味に火入れしたフィレ肉のあぶり焼きからスタート。フィレ肉というだけあってかなり柔らかい。続いて味の濃い肩肉、しっかりした食感の薩摩シャモ、パリパリに焼いた皮、つくねでフィニッシュ。

最後にクリームチーズをバーナーで炙ったクリームブリュレで締め。。安定感のある美味しさはさすがでした。。

大阪市中央区東心斎橋1丁目19-11
月曜定休

心斎橋かわぐち焼き鳥 / 心斎橋駅長堀橋駅四ツ橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 心斎橋/四ツ橋 やきとり

ひろせ 4月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記の和食店を定期訪問。開店してから毎月通うヘビーユース店。東心斎橋の雑居ビルの1階に位置する。価格もびっくりするほど高くないので私のブログを見て訪問されて常連になられているお客さんも多いと聞き及ぶ。この日はグルメ友人と一緒に相伴する。

小体なお店だけどとても綺麗な空間となっている。ジャズの流れる店内はカウンター6席とテーブル席のみ。ご主人はミシュラン店の西心斎橋の「ゆうの」で修行され、炭火と新鮮な鮮魚を始めとする、こだわりのある食材を使ったけれんのない喰い味重視で素材感を活かした浪速料理を楽しむことができる。

料理は4月から12000円に値上がりしたけど料理の内容と食材のレベルを考えるとお得感は充分感じる事ができる内容となっている。

麦焼酎のソーダ割りをいただきながらの最初の一皿は小さめの蛸を柔らかく炊いて湯がいたホワイトアスパラ、フルーツトマト、一寸豆とともに黄身酢をかけたもの。黄身酢の滑らかな舌触りと味の塩梅がとてもいい。手間暇をかけて作られている事がよくわかる。

2品目はこちらのお店では揚げ物が提供されることが多い。山菜のコシアブラの天ぷらと旬のホタルイカを巻き込んだ春巻き。パリパリの食感とホタルイカの独特の味わいがなんとも言えず焼酎がよく進む。

名物のお造りの盛り合わせはシンプルに飾りも廃しているのがとても潔い。旬の細魚に大葉を射込んだもの、脂がよく乗った白身の目板カレイ、ミル貝にマスタードを添えたもの、脂たっぷりの桜鱒の腹部分、皮を焼き込んだ金目鯛、河豚皮をポン酢味のゼリーで固めたものなどが一皿にざっくりと盛り込まれる。

昆布の粉末を足した旨味の強い昆布醤油で供される。。

桜の蒔絵の古物の煮物椀には炭火で焼き込んだ夏の高級魚のアコウが椀種として使われる。身の厚みなどからみて1キロを超えるサイズでかなり上質なものと推察される。あしらえは蕨、蕗 若布、小口に切った浜防風など。吸い口は野生の木の芽で春らしい野趣溢れた内容はこの店ならではのもの。

魚料理は皮目をこんがり焼き込んだ石川県産の「のどぐろ」。鯛の白子をペースト状にした真っ白の餡が敷かれる。前盛りはカタクリの葉の御浸し。

肉料理は味のあるラムシンの炭火焼。醤油とみりんベースのソースで供される。貝塚の木積産の名残のタケノコの炭火焼に木の芽味噌を添えたものもかなり美味しい。店主がワインのソムリエの免許も持っているので赤ワインを注文する客が多く、そのために肉料理は必ず入れていると言っていた。

この日のご飯は桜海老と筍とエンドウ豆の炊き込みご飯。私はお酒を飲みすぎてお腹いっぱいだったので酒肴として「炙りカラスミ」と「鯛の海鼠腸和え」を即席で作っていただき残ったお酒と一緒にいただく。

この日はデザートもスキップする。。

この日いただいたお酒は4種類。それぞれ特徴があって料理によく合う食中酒ばかり。思いっきり飲んで食べていい時間を過ごす事ができました。

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食

板前肉炙りすし割烹 一斗【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

東心斎橋の周防町筋にある表記のお店を訪問。西成にある超繁盛店の一斗本店は昔からよく利用していたけどこちらのお店は初めて。過日に本店のカウンターで一人で焼肉を食べていたら社長が出てきて、少し世間話をしている中でこちらのお店を勧めていただく。

こちらのお店は自社ビルの3階に位置し、1階は焼肉店となっている。お店はカウンターのみで知らなければ普通の静かな高級寿司店の内装となっている。しかしながらBGMは懐かしの昭和歌謡曲となっているのが面白い。

席に座ると目の前のネタケースに魚ではなく牛肉の刺身が10数種類ならぶ。
その他に貝柱、海老、タコ、穴子など魚介もある。寿司以外に刺身や焼き物、揚げ物、酢の物、小鍋などいろいろあって、お得なコース料理も2種類ある。

今回は初めてなので好きなものだけをアラカルトで所望する。

突き出しは特製のローストビーフ。盛り付けも美しく肉の脂が咀嚼とともに咥内に甘く広がる。

お勧めの筍と牛肉のしゃぶしゃぶ。とろみのある餡がかかる。肉は柔らかすぎて口の中で解けまくる。。

肉の刺身盛り合わせ(写真1人前)。甘辛く味付けされたタンユッケ、綺麗に包丁目の入ったタン元、脂ギッシュな三角バラの雲丹包み、細かい差しの入ったイチボなどが綺麗に盛り込まれ、これらを独特な味わいの脂に負けない甘い醤油につけていただく。

ヒレ肉を使った牛カツは歯がいらないくらい柔らかい・・・今までいただいた牛カツの中では最高の部類に入る(値段も最高だけど・・)

ここからお任せで肉寿司を所望する。生のまま握ったり、裏側をバーナーで炙ったりいろいろな工夫を施して提供される。バラ肉の雲丹載せは驚くくらいの脂を纏った肉と小さなシャリと甘い雲丹が口の中で混ざり合ってこれだけで堪能する一貫。

口に入れると勝手に解けるサーロインと炙っておろしポン酢を添えたカイノミ。。部位によって味わいが異なるのでとても楽しい。過去に肉寿司をいろんなところでいただいたことがあるけどここまで多種類でレベルが高いのは初めて。

この後。三角バラ、ヒウチ、ウチヒラ、イチボと続く。流石に脂が強いものが多いのでこれくらいで腹パンとなる。最後にアイスのデザートをいただいて店を出る。ごちそうさまでした・・・

大阪市中央区東心斎橋1-16-26 一斗ビル 3F

板前肉炙りすし割烹 一斗肉料理 / 心斎橋駅長堀橋駅四ツ橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 心斎橋/四ツ橋 寿司