お店ジャンル

手打ち皿そば ひいらぎや

週末は丹波篠山まで一泊旅行。城下町を見学して表記の店を訪問。出石の皿そばは有名だけど出石にあるお店の支店らしい。店のあるお土産通りには焼き栗や高価な松茸などが並ぶ。

街中であちこちにあるそば店の中で比較的評判がいいと聞き及ぶ此方のお店は昼時はいつも満席で蕎麦がなくなると営業終了らしい。

手打ちの十割蕎麦の皿そばって書いてあるけど店員さんに聞けば実は9割って言ってた。食品偽装のはびこる現在回転寿司も表記の変更をしまくっている。伊勢エビの中納言なんかどうなるのかなと心配。活ロブスター料理に名前変更するのかな。。。そんなことはどっちでもいい話で地酒と共に肴をいろいろ所望する。座敷で腰を据えてお酒を飲む。。

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スルメの麹漬けは日本酒にぴったり。米麹がお酒と合うのは原理原則なり。CPは決してよくないけどこれは観光地だからしょうがない。。

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地元では山芋がよく獲れるらしく擂り下ろした山芋で作る磯辺揚げ3ヶ450円。フワフワもちもちしてとっても美味しい。

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握りこぶしみたいな大きさの揚げ出し豆腐のようなものが440円。トロトロして塊もあってなかなか乙な味。国産の山芋自体が結構高いので商品価値だけ言えば高くないのかもしれない。そのほか鰊の甘煮が440円、細魚の干し物が440円を所望する。

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そしてメインの皿そばが一人前五皿が780円、追加一皿110円つの小皿に分けられて登場。蕎麦自身は真っ黒で太めのガシガシ系。しっかり冷やされて供される。香りと言うか風味はあまりない。漬け出汁は関西風なのか結構甘い。化学調味料のような味もするがこれはまったりした旨味と解釈。

薬味は丁寧にカットされたネギと乾燥青さ海苔。蕎麦湯はゆずが入っていてサッパリと楽しめる。本格的な蕎麦が好きな人にはどうかと思うがお酒を頂きながらのランチとしては充分な出来である。これからは特に温かいそばが美味しいと推察される。

篠山市二階町56

電話: 079-552-5965
木曜定休

蕎麦 兵庫県

酒楽座 山三【大阪市 難波】

日本酒を頂きに表記の店を訪問。日本酒ソムリエのご主人のおすすめで頂くのもいいし好きなものをランダムに飲みまくるんも楽しい。私のようなおっさんから若い女性まで日本酒好きの客ばかり集まるので客層はかなりいいし皆さん上品に静かに飲まれている方が多い。

人当たりのいい女将さんとご主人と娘さんの家族経営。全国各地の選び抜いたお酒と食事はお造り、焼き魚、スモーク、関東煮など。でも注文してから出てくるまでがかなり時間がかかる。

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最初だけビールを頂いて肴は関東炊き。大根、ジャガイモ、すじ肉とどれもが甘過ぎなのがこの店の関東炊きの特徴。。これだけが比較的早く出てくるので注文必須アイテムなり。

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鯛の子の炊いたん。これは甘味が抑えられてあっさりとした塩梅。普通に美味しい。。若い方が多いのに驚く。

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冷や奴なのか寄せ豆腐なのかはわからないが超濃厚なクリーミーな豆腐。この辺りから日本酒に切り替えてどんどん飲みまくる。

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お酒を頂きながら頂く雲丹は最高である。旨口の濃い酒でも辛口の酒でもあうのが不思議。

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国龍大吟醸の八十八号。。精米率35%。。パイナップルやキウイの香り。。しかし切れ味がよくてすっきりした後味。原価で1升1万円以上の高級酒。酔わないうちにありがたく頂く。

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十四代無濾過純米吟醸は予想通りのテイスト。豊潤かつ旨味も強く燗にしてもらっても美味しくなると思った。。

このあと天野酒の阿吽をセットで頂き、このあたりからは酔ってきたので浦霞の純米、山鶴の超辛口をグイグイ飲んでその反動で山鶴のおり酒、而今純米吟醸、純米の無濾過生原酒の櫛羅を飲み倒す。。この店はいつ来ても気分がいい。。。

大阪府大阪市中央区難波4-2-9
06-6643-6623
18:00~24:00
日曜・祝日

 

大阪市 難波 居酒屋

ニューとん助【大阪市 住之江】

少し疲れたなと思ったときに食しに行く私の会社近くの住之江区の北島にあるとんかつの名店。開店は11:01(ホントにこう書いてある)からなんだけどお店を開けたと同時に客が殺到し終業までノンストップ。最近夜の営業をやめられたので12時頃は超満席になる。だいたい30分くらい並んでやっと席に着くことが出来る。

お店はカウンター12席ほど。店の裏に専用ガレージがあってそこからアパートのドアノブをあけると店の裏口になっていてそこから出入りが出来る。初めての方を連れて行くといつも驚かれるのが楽しい。

トンカツ屋さんなんだけど店内のきれいさは驚異的。厨房内に、油汚れがまったくない。どこもかしこもピカピカ。高齢のかなり怖い顔のご主人は動きや所作がとても美しい。無駄な動きが全くない。忙しいのに客の相手もしながら適当にギャグを飛ばしながら楽しそうに働かれる。奥さんも人柄がよくとても優しい。。

ヘレステーキもおすすめなんだけどこの日はとんかつを食べる日と決めていたのでとんかつダブル1100円とポタージュを注文。

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名物のポタージュスープ300円が登場。周りの客もみんな頼んでいる。注文のたびに一つずつ作る。昔からずっと作り方は同じ。フライパンにお湯を張って玉ねぎみじんを入れて塩と味の素を大量に入れる。

少し湧かしてからしょうゆ少々いれる。そのあと冷蔵庫からボールに入ったベシャメルのような固形物をドバッと入れてそこに大量のおろしニンニクとちょびっとの叩いたエビ。。。仕上げに牛乳とコショウをいれる。。

味見は一切しないのがポイント。ボリュームたっぷりのスープはさらっとしているのだけどあとからカウンターパンチがドカンと来る。ニンニクが口の中を暴れまわる、そして味の素のなんともいえんコクを出す。咥内にしっかりと記憶を残す強烈な逸品。

気をつけないと口のなかずるむけやけど状態になる。これだけで酒が飲める味加減。よく考えたものだといつも感心する。

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トンカツW 1100円登場。サイズ的にはふつうのとんかつでいいのだけど何かに挑戦している気がする。ふつうのとんかつは800円。皿一杯にとんかつが主張する。普通の店の3倍はあるだろう。厚みは約2センチくらい。もちろん美味しいんだけど食べたあとの達成感も素晴しい。

行儀悪いけど最初にカットしまくって一気に食べまくるのがコツ。

ご主人は奥さんに「ざぶとん一つ」って言ったんだけど「W(ダブ)トン」やったのかはいつも不明。かなり濃いデミグラスソースはニンニクたっぷり。これを食すことが出来るかどうかで体調の善し悪しがわかる。

夕方の5時になっても満腹感が持続していたのに自分でも驚いた。ニンニクの効果と共に元気になるランチだった。

大阪市住之江区北島1-3-31
電話番号/ 06-6685-4096
営業時間/ 11:03~13:25
定休日/ 日曜・祝日、第四月曜
駐車場/ 有

大阪市 住之江 とんかつ