山岡ピザ

平均斜度20%、最大斜度37%という、まるで壁を登っているかのような錯覚に陥る凄まじい角度の「日本一急な国道」と呼ばれる「暗峠」を登った先にあるピッツェリアをランチタイムに訪問…。

今回はあじさい園の見学を兼ねた生駒登山の最後に向かう。登山なので当然「徒歩」での訪問なんだけど本来ならまず車でないとたどり着けないような場所に位置する。

この日は9時過ぎに新石切駅出発。石切神社を横目にいろいろな雑貨や食料の並ぶ参道を通って石切大仏を見学して辻子谷ハイキングコースといわれる山道を通って生駒方面に向かう。縦走路までかなりの坂なので結構足にくる。

縦走路の途中に目の覚めるような紫陽花の大群。。雨上がりだったのでひときわ美しい。

出発から3時間半かかって目的地のピザ店到着。奈良市内を一望できる山の麓にあって眺望のすばらしさは比類なきもの。完全予約制の予約困難店なのでお店は当然満席。。

最初に熟したすももとフルーツトマトのサラダ1000円をいただく。すももの独特の酸味がが疲れた体に染み渡る。

大きく膨れた生駒自然卵のオムレッティ1000円は食べ応え満点。。

ピッツァはほとんどの客がマルゲリータを頼むらしいがスタッフさんお勧めの本日のビスマルク3000円。松坂牛とジャガイモとモッツアレラと真ん中に半熟の生駒自然卵を乗せたもの。発酵が強めで生地はかなりのモチモチ食感。
塩分も強めで焦げ目がとても香ばしい。牛肉を卵につけていただく。。。ボリュームもあってお腹いっぱいになる。。

オーガニックのイタリアのスパークリングはスッキリだけどかなりクセが強い。。山頂でいただくといい風とともに心も洗われるような気分。ごちそうさまでした。。帰りは暗峠の劇坂を下って新石切駅から帰阪。。

奈良県生駒市鬼取町455

山岡ピザピザ / 生駒山上駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

イタリアン 奈良県

ミツカン

近鉄大和八木駅の北側や西側は「裏八木」と呼ばれていて美味しい個人店のお店がたくさんある。その中で最も繁盛していると言われる表記の店を登山の帰りに訪問。地元産の食材を使ったワンランク上の中華料理をアテに酒を楽しむというバルスタイルで女性客や若いグループ客が多い。

カウンター数席とテーブル席。お店はかなり狭い感じ。。料理を作りまくる若いシェフと奥さんと調理補助君の3人で切り盛り。メニューはお店のシグニチャーの本格四川麻婆豆腐をはじめとするレギュラーメニューとその日のオススメからなる。

バルがゆえに日本酒や中国酒をはじめとするお酒も豊富に取り揃えられる。この日いただいたのは凍らせた焼酎を炭酸で割ったもの(名前忘れた・・)

オススメ料理のよだれ鶏700円はしっとりした鶏肉に唐辛子と花山椒の辛味ソースが美味い。

オコゼの姿蒸し、香港醤油ソース1180円は高級ホテル中華の味わい。。ほろほろに崩れる白身と醤油ベースのソースがとても相性がいい。オススメのスパークリングと一緒にいただく。

バイ貝の青山椒ソース680円は初めていただく味わい。お酒が進みまくる。。

とうもろこしと青紫蘇の海老焼売400円。。豚饅や小籠包などの点心も丁寧に作られていてとても美味しい。メニューも多彩で仕込みとか大変そう。。

お料理ごとに使い分ける器のセンスも抜群。。
スタッフさんたちの気配りも素晴らしくとても居心地が良かった。

甘海老の紹興酒漬け400円もお酒が進みまくる美味しさ。

卵がたっぷり入った海老のチリソース炒め850円は後からじんわりと辛さが押し寄せてくる。大きなプリプリの海老が食べ応え満点。

看板メニューの本格四川麻婆豆腐980円(+100円で激辛にできる)。ぐつぐつと煮られた土鍋で供され、「花椒(ホァジャオ)」のシビレと辛みがたまらん。。ご飯と一緒にいただく。。辛さの奥に独特の旨味を感じるのが特徴。コスパも良くて、いつ行っても期待を裏切らない美味しさを提供いただける。一人で作っているので提供時間がかかるのが玉に瑕。。ご馳走様でした・・・

奈良県橿原市内膳町4-4-5

 

ミツカン中華料理 / 大和八木駅八木西口駅畝傍駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

中華料理 奈良県

奈良の里山料理 ほうらんや 4月

私どもの会社が運営する奈良県橿原にある表記の店を友人と訪問。昨年1年間建物の耐震工事のため休業していたがやっと終了してこのコロナ禍の中で再営業。お店はかしはら万葉ホールという施設の5階に位置し、ランチタイムは地元野菜のサラダバーがついた釜飯が大人気。

金・土・日の夜はヤマトポークを使用した特製豚しゃぶを提供している。この日は視察がてら友人とヤマトポークの豚しゃぶ鍋の満喫セット2480円を所望する。

前菜は店で仕上げられたロース肉を使ったローストポーク。

地元の野菜をふんだんに使用。野菜の美味しさは特筆できる。自家製豆腐もとても美味しい。

厚めにカットされたヤマトポークのバラ肉は柔らかくて脂部分がとっても甘い(写真は4人前)。しゃぶしゃぶの出汁は大和肉鶏の骨と野菜を2日間煮込んで三温糖や味醂、地元産の濃口醤油を加えて2週間寝かした返しがベースになる。価格を考えると絶対的に美味しいと思う。奈良県産豚肉の「ヤマトポーク」は、奈良県が定めた数少ない県指定生産農場で飼料・飼育日数・飼育方法など厳しい基準の元、豊かな自然環境の中で飼育されたもの。肉の中に上質な脂を適度に含んだジューシーな味わいが特徴とのこと。

締めのうどんをいただいて更に名物の五目釜飯980円を所望する。お焦げも美味しくて量もたっぷり。残れば持ち帰りできるのも嬉しい。米は地元奈良のヒノヒカリを使用。特製の1番出汁に地元奈良の恒岡醤油を加えて炊き上げているとのこと。

デセールは自家製の吉野本葛を使用した黒豆の入ったプリン。きな粉をかけていただく趣向。このスイーツは5年前にコンテストで全国最優秀賞を取ったもの。どの商品もしっかりと手作りしてあって全て美味しくいただきました。。

奈良県橿原市小房町11番5号
かしはら万葉ホール5F

*大阪府の3回目の緊急事態宣言を受けて5月11日までぺろぺろ日記も自粛させていただきます・・・・

 

その他料理和食 奈良県