東天下茶屋

讃眞(さぬま) 11月

阿倍野にある表記の焼き鳥店を一人で訪問。国道13号線(阿倍野筋)を天王寺から南下、松虫交差点から信号二つ目を左折。阪堺電車の東天下茶屋駅から徒歩5分の場所に位置する。隣には江戸前鮨の老舗の「すし豊」がある。

地元では有名な大衆焼き鳥の老舗店。最近は焼き鳥も高級食になり会員制、紹介制を謳う店も増えて価格と見合っていない支払いをすることも多々経験する。

鶏肉価格は昔から少しは上がっているけどブロイラーの丸鶏は牛や豚に比べるとびっくりするくらい安価であると思う。仕入れ価格に合わせて忠実にかつ良心的な値付けをしているこちらのお店にはいつも敬服する。

昭和の空気を感じる店のファザードは隠れ家感が満載。こちらのお店は看板が外に2つあって入口も2つある。2店舗が中でつながっていて一軒のお店になっていて、向かって左が年配の大将、右が若いイケメン主人が切り盛りする。厨房は共同でメニューも全く同じ。私を含め、古くからの常連は大将の方に行く。若い方や初めての場合は右側から入るのをオススメする。

店内は時間の止まった昭和ノスタルジーを絵に描いたような煤けた内観。テレビもあって、この日も日本シリーズを観ながら食事をする。

両方のお店ともセルフで七輪を使って焼き鳥を炭火で焼いていただくというスタイル。


オススメは「とり盛り合わせ900円」少し前まで780円だった。一人で訪問される場合はこの盛り合わせだけで充分と思う。

とりの盛り合せはメニューに載っている部位10種以上がほとんど入る。野菜も5種類くらい入っていてこれだけで大満足。これを目の前の年季入った七輪で焼き入れて塩・ポン酢・醤油ダレでいただく。卓上の唐辛子や山椒など色々なスパイスをつけていただくのもいい。この盛り合わせをいただけば9割以上の客はリピーターになると思う。

焼き鳥を食べ終わる15分前にうどんを注文。数種類あるけどカレーうどんが私は好み。ご主人が香川県出身なのでかなりこだわりのあるものが提供される。お酒を飲んで、美味しい焼き鳥と讃岐うどんを食べても3000円でお釣りがある嬉いお店です。

本町にある北御堂(津村別院)で月に一度開催されるランチタイムコンサートに立ち寄る。私が客員教授を務めている大学の卒業生が毎回演奏。荘厳な本堂の前で20分間のリラクゼーション。入場無料で次回は11月24日バイオリンとピアノのアンサンブルです。

過去の讃眞はこちら

大阪市阿倍野区王子町2-17-28
06-6621-1969
18:00〜翌3:00 月火休み


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五弦屋

こちらも9月訪問の時差投稿となります。

あべの筋にある表記のラーメン店を訪問。阪堺線の東天下茶屋駅から徒歩5分くらい。今年の5月下旬にオープンしたと聞く。玉出の繁盛店の「かしや」の新店舗とのこと。友人からおすすめと聞いて伺う。駐車場はお店の東側付近のコインパーキングを使用。

小さな店舗は小さめカウンターとテーブル席が数席のみ。女性店員さんが店内で接遇。厨房は全く見えないようになっている。

メニューは看板商品の「五弦屋とんこつ900円」「魚出汁中華800円」「 中華そば・650円 」「特製つけ麺 並(金土日のみ数量限定)・1000円」など。比較的強気の価格設定。今回は初見なのでとんこつを所望。麺は太麺と細麺を選べるようになっていておすすめの太麺をチョイスする。

しばらくして着丼。最近よく見る泡系のポタージュのようなスープが特徴的。早速一口いただくと白泡の下は茶色いとんこつスープが現れる。豚骨煮干し、ウルメ、秋刀魚、鰹節、焼きアゴ、鯖節の魚介出汁を合わせた粘度のある特徴的な醤油スープになっている。ありがちなくどさや辛さはなく、濃厚だけどすっきりとした円やかでかつコクのある飲みやすいスープとなっている。獣臭は少し感じる。食後は唇がベタベタするのは仕方がない。

自家製麺の縮れ太麺はスープとの絡みかなり良く、コシのあるモチッとした食感が特徴。肩ロースを使った焼き豚と半熟煮卵も美味しい。丁寧に作った感のある一杯でした。ごちそうさまでした。。

大阪市阿倍野区王子町2-17-20
平日 11:00~14:00 18:00~22:00
日曜 11:00~15:00
月曜定休


カテゴリー 東天下茶屋, 麺料理 |

讃真 10月

阿倍野にある表記の焼き鳥店を夕刻に訪問。界隈では有名な大衆焼き鳥の老舗店。国道13号線(阿倍野筋)を天王寺から南下、松虫交差点から信号二つ目を左折。阪堺電車の東天下茶屋駅から徒歩5分の場所に位置する。隣には江戸前鮨の老舗の「すし豊」がある。

こちらのお店の特徴はお店の看板が外に2つあって入口も2つある。2店舗が一軒のお店になっており、向かって左が年配の大将、右が若いイケメン主人が切り盛りする。古くからの常連は大将の方に行く。若い方や初めての場合は右側から入る傾向がある。

店は裏で繋がっていて厨房は共同。メニューも使用する食材も全く同じ。この日は右側の店に入店する。昭和感満載の年季の入ったお店はノスタルジックで時間が止まっているような感じ。両方のお店ともセルフで七輪を使って焼き鳥を炭火で焼いていただくというスタイル。

この店の看板メニューの「とりの盛り合わせ780円」皮、ずり、キモ、もも、せせり、ささみ、軟骨、こころ、背肝、三角、つくね、手羽先、キャベツ、シメジなどがてんこ盛りになって提供される。これらを卓上の塩、ポン酢、醤油などにつけていただく。最後に香川出身の大将が作る細麺の冷やし讃岐うどん480円が名物。しっかりお酒もいただいて2000円でお釣りがくるなんともありがたい阿倍野の宝のようなお店。

過去の讃真はこちら

大阪市阿倍野区王子町2-17-28
06-6621-1969
18:00〜翌3:00 月火休み


カテゴリー 東天下茶屋, やきとり |