支店を見に天神橋六丁目まで行ったので一人でランチタイム 大阪のダブルスープの元祖と云われ、大阪のラーメンマニアのHPでは、だいたい常に3位以内に入っている大阪ラーメン界の強豪。 大阪市北区の天五中崎商店街はいって10メートル。うまい屋のたこ焼き屋の隣。 さっそく中華そばの卵入り800円を頼む、ランチタイムなのできざみご飯がついて900円だった。 出てきた中華そばは変形した器に盛られ 薄茶色に濁ったスープは、豚骨・鶏ガラの動物ダシと、カツオ節・煮干・昆布などの魚介ダシを、丼で合わせたもの。(らしい)口にいれると魚の香りがガツンと来る。 上から節粉(たぶん鰹か鯖ひょっとしてマグロ)が振りかけられてあるのが判る。下に沈殿させないようにしているのだろうか。飲んだ後に舌の上に粉っぽさを感じるあたりは、気にならないといえば嘘になるが 思っていたほどあっさりしていないのにびっくり。 麺は細い縮れ麺。結構ナチュラルな味わいで弾力もねばりもそこそこはあり、何より前出のスープと非常に良く合っていて絡むので旨い。麺単体で出しゃばるのでなく、スープと見事に融合、一体化された味わいが特徴的。 具はシイタケ、チャーシュー、海苔、白髪ネギ、青ネギなどと和風に統一されて、この辺りも一つ一つが隙なく麺スープと一体で楽しめる。 ただチャーシュは印象に残らない・・ 丸ごと入っている干し海老もいまいち・・・ 濃厚だが、どうもあれもこれもと各種旨味を詰め込みすぎて、鍋の残り汁みたいなゴッタ煮調の濃厚さに感じる。和風だしの魅力というのはキレ、スッキリ感等も要素の内なので残念に感じる。 味付け玉子は上品に仕上げられており、割ると中からドロっと黄身が溢れ出して来て非常に美味。 手前はランチセットに付いてきたきざみごはん。 チャーシューのヘタを乗せたものなのだが、他の店のヘタ丼とは違ってチャーシューがとろとろに柔らかく炊けているせいなのか、肉、というよりフレーク状にしっとりとしているのが特徴だ。甘めの味付けでなかなか白飯に合う。しかし食感が猫のえさのように感じるのは私だけか・・・ ともかく嗜好が分かれるラーメンなのでなんともいえないが 私は少し苦手に感じてしまった 住所:大阪市北区浪花町4-22 藤ビル1F西 TEL:06-6371-1088 営業時間:AM11:30~AM0:00 定休日:不定休、お店の前に随時掲示
洛二神 (ラーメン / 天神橋筋六丁目駅、天満駅、扇町駅)