カテゴリー:近畿地区

大和八木こども食堂

表記の会食会に一人で参加。。

公職で教育関係の仕事をしているため子供の欠食の改善提案のヒントを得るために最近いろんなシンポジウムで勉強させていただいている。大阪市内だと西成こども食堂がよくテレビ等マスコミで紹介される。

こちらは毎月1回ボランティアスタッフを中心に地域の公民館などを利用して開催。参加費は子供は無料で大人は300円。

この日の献立は煮込みハンバーグとみそ汁。農家さんから野菜の寄付等もあり食育を学ぶ機会にもなっている。この日の献立は煮込みハンバーグ。優しいソースでハンバーグもふわふわ。聞けば主催者の奥さんが管理栄養士とのこと。星や熊の形に抜かれた大根等の野菜が入るみそ汁も愛情一杯。デザートはバナナ。。

4才くらいから8才くらいの子供が中心でほぼ保護者同伴。皆で食べると美味しいと改めて実感する。

このような地域ボランティアって高齢者が中心のところが多いけど、こちらは若者中心で押しつけのない緩い空気で皆が自由に参加出来るようになっていることに感心する。

一緒にご飯を食べた7才の子供が「おっちゃんも子供連れてきたら良かったのに〜」と言われたので「おっちゃんとこの子供は22才でもう大人なのよ〜」と応える。

食事の後はポップコーンを作ったり子供同士で遊んだり皆が楽しく自由に過ごす。いろんなお菓子等の差し入れもあって「つながり」が実感出来るいい時間でした。

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その他料理 奈良県

八坂通 燕楽

節分は友人から毎年ご招待いただく表記のお店で「おばけ」に参加。節分お化けは今は大阪の北新地でもやっているけど、もとは京都の花街で始まった京都の伝統行事。

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芸妓さんが節分の夜に出没する鬼の目をあざむいて「福」を得るために非日常の格好をする陰陽道的除災招福のまじないのようなもの。普段の衣装とは違うコスプレをして座敷に出て趣向を凝らした踊り等をされる。昔は客もコスプレをして飲むのが多かったと聞き及ぶ。まさにイタリアのカーニバルやアメリカのハロウインのような感じ。

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八坂神社で豆撒きを見てから甘味屋のみたらし団子を食べて、近くのシェリー倶楽部で数種類のシェリーをいただいて時間をつぶし夕刻に入店する。

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こちらのお店はおでんを主力にしたカジュアルな和食店。周りには祇園ささ木、丸山、天ぷらの圓堂など高級店が並ぶ。しかしこちらが八坂通りで最も繁盛しているお店と聞き及ぶ。前栽の見えるお茶屋さんを改装したお店は風情たっぷりで小人数の食事から大人数の宴会までいろいろな使い方が出来て価格はとてもリーズナブル。

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シグニチャーメニューのおでんは丸大根、水菜、九条ネギ、堀川牛蒡・麩・えび芋、赤こんにゃくなど京都らしいものばかり。薄味だけど上質な出汁がしっかりとしみ込んでいて実に京都らしい逸品。あまりにも美味し過ぎて写真を撮り忘れる。脂がのりまくった寒ブリも日本酒と相性よし。

こちらのお店は京都で5店舗のお店を展開されており特におでんと京料理のコラボが有名。

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毎年いただく続いて目を見張るくらいの大きな鰯の焼き物。頭と骨をはずしてレモンを搾ってかぶりつく。鰯の頭は匂いが強いので邪気を払うと言われるがこちらのものは新鮮でよく肥えて美味し過ぎた・・・

そのあとのアンコウの唐揚げも大阪ではあまり食べることのない料理。

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最後の〆はうどんの入った茶碗蒸し。いわゆる小田巻蒸しと言われるもの。

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辻利の抹茶アイスでフィニッシュ。

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この日はおいしおす料理もあってえらい楽しかったどす。翌日は邪気が払えたんか目覚めもすっきりどした。

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この日に自社の社員食堂(まかない)でいただいたお昼ご飯も鰯の焼き物。同じものを1日に2回いただくのも乙なものである。

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京都市東山区東大路通八坂通小松町594‐3

和食 京都市

海の駅 しおさい市場

今は閉店されたけど、2年位前に姫路に住む40才くらいのお姉さんがする串揚げの店が私どもの地元にあって、その店の名物が彼女が通勤途中の兵庫県赤穂市の坂越漁港で買ってくる牡蠣のフライだった。それをソースにつけずに塩で5本くらい続けていただくのが冬の楽しみだった。

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そんなことを日曜日にふと思い出して、お店の仕入れを兼ねて坂越まで電車で訪問する。大阪駅から乗り換えて1時間15分で無人の駅に到着。(播州赤穂の一つ手前の駅)駅前のタクシーに乗り込むと何も言わなくても上記の場所に連れて行ってくれる。タクシー代金は1300円。

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海沿いに牡蠣の加工場があり7社くらいが共同で営業所を同場所に構える。坂越の牡蠣は千種川や揖保川から森の栄養分が流れ込む養殖にとてもいい自然条件で通常2~3年かかる養殖期間が約1年で成長するもの。近年メディア等で紹介されて今やブランド牡蠣として関西で一番おいしい牡蠣として知られる。こちらのような加熱しても縮まない大粒の1年牡蠣はあまり存在しない。

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この海の家には屋内の「くいどうらく」という有名レストランと海沿いの屋外テントの「牡蠣小屋」の中で食べる牡蠣食べ放題専門スペース、土産用の魚の販売所と簡単な売店に分かれている。昼過ぎに到着したが駐車場は牡蠣を食べにきた客でいっぱい。

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一番人気の専門店である「くいどうらく」は遠方から来る客で終日2時間のウエイティングが続くらしい。こちらの店では牡蠣の網焼きやカキフライ、生ガキなどのフルコースが食せるお膳が人気とのこと。

2時間も待ってられないので予定通り牡蠣小屋で牡蠣食べ放題にエントリーする。受付で3000円払ってしばらく待つと名前を呼ばれる。アルコール以外はなんでも持ち込みOKらしい。売店で魚を買って一緒に焼いてもいいが今回は焼き牡蠣に専念する。

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着席するとスタッフさんが焼き方と食べ方の説明。アルコールは横の売店で購入。外に山盛り積まれた殻付きの牡蠣を好きなだけバケツに入れて好きなだけ焼いて食べるという趣向。制限時間は70分。。

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イラストに書かれた焼き方に従ってバケツの中の牡蠣を網に載せて食べまくる。口が開いて2分くらいが食べ頃だがしっかり焼いてみたりレアで食したりすると変化があって楽しい。小さなへらで貝柱を切って貝のジュと一緒に殻に口を付けていただく。最初は何もつけずに潮の香りと海水の塩味が最高の御馳走。熱々のプリプリの身を口いっぱいに頬張るととても幸せな気分になる。

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来る前にハルカスで用意したMeursault-Les-Petit-Charrons2014を店の外で飲む。相性の良さにビックリ。ミネラルなものもいいけど牡蠣に負けない力のあるものが個人的には好み。テーブルの上に七味唐辛子と醤油もあって味の変化も楽しめる。隣の客が道の駅で買った国産レモンを分けてくれた。ポン酢やバター、オリーブオイル、タルタルソース、刻み葱を持参すればもっと楽しめる。

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たまに殻がパーンと音を立てて弾けて貝の汁を飛び散らかすのも一興で楽しい。服が汚れるのでエプロン着用か汚れてもいい服で行くのがお薦め。

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焼いて食べて、バケツを持って牡蠣を取りに行って、また焼いて食べて飲む・・・途中で餅も食べて至福の時間。70分かけて一人で50個食べた・・今まで生きてきて一番たくさん牡蠣を食べたような気がする。販売所で1個70円くらいで売っていたので充分に元を取ったと心の中でほくそ笑む、秋の夕暮れ。「今から牡蠣が大きくなって本当の旬を迎えるよ」とお店のおじさんが言っていた。帰りは古い町並みを散策してもいいし赤穂まで足を伸ばして温泉もいいと思う。

兵庫県赤穂市坂越290-7
TEL 0791-46-8600
営業時間 10:00~14:30(受付終了14:00)
定休日 冬期は無休(年末年始は休み)

居酒屋 兵庫県