近畿地区

Tama

休みの昼に橿原市の今井町を散策。こちらは江戸時代の豪商たちの家並みを現代も残す城塞になった町で文化財として保護され保存されています。散策していると一瞬,江戸の昔に踏み入れたかのような錯覚にとらわれる。

ちょうどこの日は秋祭りでだんじりを見ることができた。。この街並みに溶け合うように町家をリノベーションした表記の店をランチタイムに訪問する。店内はとても明るくて清潔感あふれる。。。オーナーシェフと奥様で切り盛り。

ランチは予約制で3000円(税込)の他に4500円、ディナータイムの5000円のコース。今回は3000円のコースを所望する。

新鮮なマナガツオをソテーしたものをグリーンペッパーのソースで。あしらいの野菜は全て地元産とのこと。黒大根やキクイモなど珍しい野菜が美しく端正に盛り込まれている。

十津川産のヒラキナメコを使ったスープはとっても濃厚。ここまでコクのあるキノコの息吹を感じるスープは今までいただいたことがない。。

葛城で飼育されている倭鴨(やまとがも)をソテーしてベリーのソースで合わせたもの。皮目にハチミツをたっぷり塗りこんで焼かれているためにとても香ばしい。火入れも完璧・・・盛り付けもシンプルでとても美しい。脂質と赤身のバランスも良くて臭みも口に入れると鴨の芳醇な旨みとコクが広がる。   

デセールは手作りモンブランとほうじ茶のソルベ。 

酢橘なマカロンも秀逸。。ゆっくりとできてリーズナブルでとてもいいお店です。。街歩きとセットで楽しむことができます。。

橿原市今井町4-5-14
0744-24-8868

<p><a href=”https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/29007328/?tb_id=tabelog_ba95570910f5907f51292d0e0832d53070bb1bd3″>Tama</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC021101/”>フレンチ</a> / <a href=”https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/R10115/rstLst/”>八木西口駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/R1327/rstLst/”>畝傍駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/R10296/rstLst/”>大和八木駅</a>)
<br />昼総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 


カテゴリー 奈良県, フレンチ |

森本

大和八木にある表記の懐石料理店をランチタイムに貸切で訪問。橿原市役所の真横に位置する。瀟洒な一軒家の民家を改装したお店で暖簾をくぐって前栽を抜けて玄関を通って客席に案内いただく。

お店の隣には無人の野菜売り場・・・・

店内はカウンター8席。最初にビールをいただいて座付は西吉野の柿に胡麻クリームを掛けただけのシンプルな料理。しかしながらこの柿が驚くくらい味が濃くて美味しい。

続いては鯛の卵と白子を炊いたもの。お酒が8割と水が2割でほんの少し砂糖を入れただけとは40歳の若きご主人の弁。

鰹節を目の前で削って椀盛の出汁を作る。削る音もご馳走なり・・・

地元のお酒をいただいてお椀の出来上がりを待つ。。   

和食の華である煮物椀は滋味深い蓮根餅と舞茸。。シンプルながら芯の通った逸品。

鶴橋の魚市場から仕入れる天然のカンパチ。。甘酢につけたもって菊とともに供される。

かなりなサイズの鰆は炭火を使った塩焼きで。。中心部がミディアムになるように丁寧に火入れされる。塩加減も完璧。。。あしらえは濃厚なかぼちゃをクリームチーズとともにペースト状にしたものと豆打小芋、甘酢に浸けた梨・・・日本酒が進みまくる・・・

ワカサギの天ぷらはホクホクの味わい。。衣の塩加減も良くて一気に6匹いただいてしまう。

さつまいもの揚げ物も甘々・・・・

蕎麦がきの茸あんかけもシンプルなんだけど色々な茸のエキスの加減が複雑に混ざり合ってあとをずっと引く塩梅。ふわふわの蕎麦がきも秀逸。

食事は信楽の作家の土鍋で供される。

この日は松茸ご飯。。。かすかに芯を感じさせる炊き具合も素晴らしい。噛み締めると米の味がよくわかる。。松茸の香りがさらなる食欲を呼び覚ます。。

甘味は手作りの栗きんとん。。栗100%で作ったものらしく栗以外の味がしない(当たり前だけど・・)ここまででスタートから2時間半経過。。お腹いっぱい胸いっぱい。。。このコースがなんと一人3000円(税別)なり。。会計を間違えているのかと思った。最近稀に見るお値打ち館満載の素晴らしい和食店でした。。。。

奈良県橿原市八木町1-4-8
0744-22-3082

<p><a href=”https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/29009412/?tb_id=tabelog_72ec61f9e324a68af09439faba3324467b35545d”>森本</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC010110/”>日本料理</a> / <a href=”https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/R1327/rstLst/”>畝傍駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/R10115/rstLst/”>八木西口駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/R10296/rstLst/”>大和八木駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FF8C00;”>★★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆</span> 4.0
</p>

 


カテゴリー 奈良県, 和食 |

料理屋 植むら 9月

友人に誘っていただいていつもの英会話教師と食事会に参加。神戸の和食で食べログ2位、ミシュラン2つ星のお店。三宮駅から北に徒歩7分ビルの4回に位置する。貸切だったのでこの日は6時に一斉スタート白木のカウンター11席のみで夜のコースで23000~25000円(税・サ別)の時価となっている。

ご主人のご挨拶からスタート。店主の植村良輔さんは金沢の名店である浅田屋の【浅田屋東京店】や関西の日本料理店で修業後に独立とのこと。

ビールをいただいて最初はいきなり松茸の天ぷら。和装のきれいな女性がクレープのように紙で巻いた熱々の松茸を手で渡してくれる。

座付でいきなりのインパクトはさすがである。ビールと一緒に美味しくいただく。

この日使用する松茸と舞茸のプレゼンテーション。長野産と言っておられた。

炭で焼き込んだ大きなノドグロをイクラを添えて丼にしたもの。これでかなりお腹が温まる。

続いては信楽の特注の器に入った土瓶蒸し。2時間くらいかけて蒸しているので具材から出るダシの味が濃厚。中身は毛ガニをたっぷり入れた真薯、車海老、松茸、舞たけ、銀杏など。

明石の鯛を塩をして山葵で和えたお造り。大きくカットしているので噛みごたえ満点。器は古伊万里。染付けが美しい。

新鮮な鰆を皮目だけ焼き上げたもの。焼きねぎと辛子のソースが添えられる。身は淡白だけど旨味は鮮烈。

明石産の鱧は生姜醤油で供される。骨切りの細かさはお見事。。

この日は九平次の純米大吟醸と黒牛の生酒のマリアージュを楽しむ。

こちらのお店の名物の切子のグラスは壮観である。

と言っている間に岐阜で取れた活鮎のプレゼンテーション。かなり大きなサイズ・・・

炭火の前でじっくりと焼くこと50分。めくるめく変化する団扇のメッセージが面白い。

こんがりと時間をかけて焼きあがった鮎は頭部分は唐揚げ状態。お腹はワタでほろ苦く、卵の部分はプチプチした食感があり、尻尾部分は味が濃い。。。当然背骨も焼き切れているので美味しくいただいた。

炊き合わせは柔やわに蒸された鮑と蛸と蛸の卵の海藤花と小芋を合わせて鮑を炊いたダシをゼリーにして倉掛けされたもの。。

炊き込まれて焼いたフカヒレの餡掛け・・・・かなり贅沢な逸品である。。

香川県の日の出製麺所で特別に作っていただいているうどんにイタリア産の黒トリュフを思いっきり掛けたもの。削りたてのトリュフの香りが鮮烈。。。

食事は旬のサンマを焼き上げたものと大葉と大根おろしを炊きたてのご飯にのせてかき混ぜたもの。いわゆるサンマご飯。。

下処理が丁寧なので小骨や苦味、嫌なくせなどは全くない。脂が乗りまくっているので身はふかふか。

デセールは杏仁豆腐とイチジクとブドウのアソートしたもの。

スタッフさんの気配りも素晴らしく。またご主人もお客さんとコミュニケーションを取りながら料理を作られるので初めての方でも安心。ただし会計はそれなりです。。。

神戸市中央区中山手通1丁目24−14 ペンシルビル4階
電話番号 078-221-0631

 

<p><a href=”https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28006093/?tb_id=tabelog_d1c8878a21011d41f18d1b499d4eaedb7bf31191″>料理屋 植むら</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC010110/”>日本料理</a> / <a href=”https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/R4483/rstLst/”>三宮駅(神戸市営)</a>、<a href=”https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/R4479/rstLst/”>三ノ宮駅(JR)</a>、<a href=”https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/R4485/rstLst/”>三宮駅(神戸新交通)</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FF8C00;”>★★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆</span> 4.0
</p>

 


カテゴリー 和食, 神戸市 |