カテゴリー:近畿地区

天好園

休日に霧氷に包まれた高見山を友人と登山する。10キロほど歩いたのち帰りのバス停の横にある「たかすみ温泉」という風呂で温まった後、表記のお店で休憩を取る。周りは別荘地などが多く自然に囲まれた環境。広大な敷地の中に一棟まる貸しの宿泊施設やBBQをするところなどもあり泊りがけで来たらいいと思った。

ハイキングや登山の帰りの客も多く丼やうどんなどの軽食や鯉の洗い、岩魚や鮎の造りや焼き物、雉の鉄板焼きなどの田舎ならではのメニューもある。

この日は名物の山賊汁セット1000円を所望する。

滋味深いあっさりした出汁の中にいろいろな根菜と柔らかく煮込まれた猪肉が入る。ニンニクも入っていて元気が出る感じ。ポカポカと体も温まる・・・

近鉄電車で大阪から40分、バスで榛原から50分の僻地だけど雪景色を見て楽しく一日過ごしました。。

奈良県吉野郡 東吉野村大字平野689

天好園郷土料理 / 榛原)

夜総合点★★★☆☆ 3.0

和食 奈良県

煕怡 kii

以前、伏見の中書島にあった「センプリチェ」というレストランが2年前に京都市内に移転。地下鉄の四条駅から烏丸仏光寺を西に入った路地の中に位置する。駅からは徒歩2分くらい。難しい店名は「和やかに集まる」と言う中国の吉語とのこと。

お店は古い町屋をリノベーションしたシンプルで落ち着きのある内装。カウンター6席のみで、界隈でよくある一斉スタートではないのが遠方からの客には嬉しい。

料理はコース15000円(税別・サなし)のみ。

ご夫婦2人で切り盛りされており西山哲平シェフは大学のイタリア語専攻ならびに留学がきっかけてイタリア料理の世界に入ったという友人の弁。

最初に一皿は脂ののった金目鯛のサラダ仕立て。。シンプルだけど細やかな仕事を施してありとても美味しい。

2品目はボタン海老の刺身。卵と頭部分の味噌がてんこ盛り。使われている豆皿もとてもキュート。

続いてはパリパリに揚がった蟹クリーム春巻き。。上には北海道産の海水雲丹がてんこ盛りにされる。熱々の春巻きと冷たい雲丹の対比に舌が驚く。。

続いてトルティーアのような薄い小麦生地に熊肉で作ったハンバーグとリンゴやその他諸々を挟んで丸めてかぶり付く野趣あふれる料理。イタリアではよくあるものらしい。包まれたハンバーグからはパンチのある肉汁がドバドバと溢れ出す。。

岡山産のトリュフの下には河豚の身と白子を使った贅沢なリゾット。熱々の器で供される。しっかりと混ぜ込んでスプーンでいただく趣向。。

自家製の焼きたてパン。。。ジャガイモのペーストとバターを合わせたものをつけていただく。

アルコールはワインだけでなく色々なものが揃っていて料理に合わせたフュージョンというかハイブリットな楽しみ方ができる。。最後の料理の盛り付けと仕上げは客の目の前で行われる

白魚と牡蠣と甘鯛のアクアパッツア。。しっかりと煮詰められた濃厚な魚出汁がとても美味しい。おかげでついパンを食べ過ぎてしまう。。

この日はシャルドネと10年以上寝かせたGRAVNERをいただく。白ワインなんだけど皮も一緒に絞っていてどっしりしたタンニンの効いた深い味わいで肉料理との相性もぴったり。

北海道真狩村産のブランドゆり根と自家製からすみをたっぷり使ったパスタ。。

イチゴの温かいドレッシングを使ったサラダ。それぞれの野菜に細やかな下処理をされていることに敬服。

赤牛のモモ肉(たぶん・・・)のステーキ。下には肉でとったコンソメスープが敷かれる。。

締めのパスタは琵琶湖産のマスと九条ネギを使用。。お腹いっぱいだけど油感もないのでペロリと平らげる。。

ドルチェは柚子のシャーベットに温かいホワイトチョコのスープ。。お米を使った煎餅が浮かぶ。。

生チョコとコーヒーでフィニッシュ。ドルチェの代わりにチーズを選ぶこともできる。。

 

器好きの店主がルネラリックの骨董を買われたというので拝見させていただく。アンティークだけど透過光の美しさはさすが・・・

おもてなし感も素晴らしいし全てにおいてハイレベルなお店です。。

京都市下京区烏丸通仏光寺西入釘隠町242
日曜、月曜休み

京都市

奈良食堂 1月

奈良の橿原にある自社経営の表記の店舗をスタッフへの新年挨拶を兼ねて訪問。近鉄大和八木駅から徒歩3分のミグランスというホテルと市役所が入る複合施設の1階に位置する。地元産の食材にこだわって昼はサラダのブッフェ、夜は奈良産牛や大和ポークなどの炭焼き料理が大人気。

4年目を迎えるこちらの店はテラス席を合わせて120席の大箱店。今年の正月は元日からお店をあけていたので若いお客さん中心に大賑わい。

最初に出てくるお通しのサラダ400円はおかわり自由。4回くらいおかわりされるお客さんもいると聞く。

前菜5種盛り(2名分1280円)は奈良産牛のローストビーフ、低温調理した鶏のハム、ポテトサラダ、スペインオムレツ、人参のラペ、白菜のピクルス、ラタトゥーユなど・・5種以上入った山盛りのボリュームがとてもいい。

最近の人気メニューの活ムール貝の白ワイン蒸し1078円。新鮮な国産大粒ムール貝を使用しているので食べ応え満点。

ムール貝から出たスープを使ったリゾットは638円。。貝から出る深い味わいがとてもいい。シンプルだけど美味しい・・

有頭大海老のレモンバター焼き。。大きなブラックタイガーを使用。。シャンパンとの相性もとてもいい。

新鮮なスルメイカをトマトソースで煮込んでチーズを乗せてグラタン状にしたもの。。個人的に大好きなメニュー。。

デザートは自家製のベイクドチーズケーキ。。出来栄えは80点くらいかな・・・・

この店も今年はどんどん進化していく予定です。。

過去の奈良食堂はこちら

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休

 

イタリアンレストラン 奈良県