カテゴリー:近畿地区

手打ち蕎麦 いしはら

尼崎にある表記の蕎麦店を訪問。阪神尼崎駅から徒歩5分、えびす神社の大鳥居からすぐの場所に位置する。界隈では本格的な蕎麦をいただける有名店として知られる。近くにコインパーキングあり。外観は普通の佇まい。

店内は手作り感満載。カウンター6席とテーブル3卓。年配のご主人のワンオペ。天ざるの十割蕎麦1510円を所望する。オーダーが通ってから野菜を切り出し、丁寧に作り始める。

20分くらいして揚げたての天ぷら登場。衣が少ないカリッとした食感で特に海老が秀逸。このタイプの天ぷらをいただくのは久しぶり。

挽きぐるみのエッジの立った黒っぽい蕎麦はかなり細めで思ったより喉越しもいい。そばの香りは少なめ。切ムラもなく十割蕎麦ならではの甘さと苦味のある食味はしっかり感じられる。汁もあっさりしていてとてもバランスがいい。薬味は山葵、辛味おろし、晒しねぎ。蕎麦湯も美味しくいただきました。

尼崎市神田中通り3-80
06-6439-7160
11:30~14:30 17:30~22:00
木曜日定休

手打ち蕎麦 いしはらそば(蕎麦) / 尼崎駅(阪神)出屋敷駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

蕎麦 兵庫県

カツ丼 豊家

尼崎にある表記のカツ丼専門店を訪問。地元では有名な店らしい。阪神本線尼崎または出屋敷駅より徒歩10分程。国道2号線沿い東難波町あたりに位置する。
外観と内装はレトロな居酒屋のようなデザインで40年代くらいの昭和レトロをイメーしているとのこと。店内はカウンターとテーブル席が2つ。

カツ丼のみのラインアップでメニューは

・ふわとろ玉子カツ丼・カレーカツ丼 ⠀
・限定!!エビカツ丼⠀
・特製ソースカツ丼⠀
・あっさりだしカツ丼⠀
・カレーカツ丼⠀
・限定!!エビカツ丼⠀
・おろしだしカツ丼⠀
・みそカツ丼⠀
・辛みそカツ丼(+60円)⠀
・チキンカツ丼⠀

サイズによって価格が変わるシステムで
・小盛 カツ小、ごはん150g(710円)⠀
・並盛 カツ1枚、ごはん200g(820円)⠀
・大盛 カツ1枚、ごはん300g(940円)⠀
・特盛 カツ2枚、ごはん300g(1,180円)⠀
・ドカ盛 カツ2枚、エビフライ2本、ごはん450g(1,700円)⠀
・ハーフ&ハーフ並盛 カツ1/2枚ずつ、ごはん100gずつ(990円)⠀
・ハーフ&ハーフ大盛 カツ1/2枚ずつ、ごはん150gずつ(1,120円)⠀
・ハーフ&ハーフ特盛 カツ1枚ずつ、ごはん150gずつ(1,360円)⠀

以上となっている。スタッフさんにおすすめを聞くと「ふわとろ玉子カツ丼」を勧めていただく。⠀

しばらくして着丼。玉子に覆われたカツは鹿児島産の豚肩ロースを使用とのこと。外はカリッとしていて揚げ油はラードを使用。カツは薄めで衣が剥がれるタイプ。パン粉は2種類をブレンドして使用。
出汁は鰹節、鯖節、うるめ節を、道産の昆布、野菜、肉などのエキスと絡めたものとのこと。思いの外あっさりといただくことができました。。

尼崎市東難波町5-3-14
定休日:月

豊家かつ丼 / 尼崎駅(阪神)出屋敷駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

どんぶり 兵庫県

廣澤

京都の烏丸にある表記の中国料理店を訪問。こちらのご主人は以前は北新地の「蓮心」のシェフとして腕を振るわれていた。2023年3月からこちらでオーナーシェフとして京都の築100年の一軒家を改装して表題の店名でお店をされている。この日はグルメ友人から希少な予約席を譲っていただき19時半一斉スタートの席に相伴する。

ベースは広東料理で25000円のおまかせコースのみ。入り口から玄関に伸びるアプローチが京都らしく店内カウンターからは綺麗な庭を見ることができる。カウンター10席のみでご主人と女性の調理補助さん、サービス女性2名で運営。

座付きはねっとり食感のとうもろこしが入ったお餅にクリームチーズと大きなボタンエビを乗せたもの。添えられたXO醤と唐辛子もいいアクセントとなる。印象に残るスターター。

2品目はこちらのスペシャリテの釜焼き叉焼が登場。蓮心の時からの名物メニュー。しっとり柔らかで歯切れも良く外側の甘みも脂の美味しさも非の打ちどころの無い逸品。添えられた辛み味噌も味わいをより深めるいい役割となっている。

大きくて見厚の「ほっき貝」をスープで火入れしてネギソースをかけたもの。迸る貝の旨みとさっぱりしたライム果汁を纏ったネギソースの相性もとてもいい。秋田の山菜のミズノミの食感も面白い。

蓋物はフカヒレ、鴨と松茸団子の蒸しスープ。丁寧に戻された大きなサイズのフカヒレは食べ応え満点。濃厚なスープを吸った白菜もとても美味しい。

どうまん蟹と湯葉の春巻き登場。どうまん蟹は浜名湖にいる希少品種。甲羅の丸いガザミのようなもので以前静岡で食べたことがある。その甘い身を生湯葉と合わせて春巻きにしたもの。中はもっちり滑らかで大葉がいいアクセントとなっている。昆布塩につけていただく。

クレソン、しじみ、ニンニクを炒めたもの。味わいは空芯菜炒めのような感じ。クレソン独特のいい癖と柔らかさが特徴。

続いて長崎産のクエの土鍋煮込み。熟成させた24kgのクエを使用とのこと。肉厚の切り身はもちもちして旨みも強くとても美味しい。生姜が効いた餡もとても美味しい。付け合わせに揚げた舞茸がはいる。見た目以上にさっぱりした味わい。

最後の締めは3種類でそれぞれ大・中・小とサイズを選ぶことができる。

最初に「和牛と松の実のちまき」登場。
米に和牛の脂の甘みと旨みがコーティングされてかなり美味しい。ありがちなパサつき感も全くない。蓮の葉と松の実の香りがいいアクセント。

続いて「冷たい豆乳坦々麺」登場。
喉越しのいいむちっとした麺が特徴。ピーナッツバターの入った濃厚でぴりぴりのソースが麺と絡んでとても美味しい。さっぱりしているので一気に完食してしまう。

最後は「おこげの酸辣餡掛け」は酸味と辛味が入った食欲が復活するような酸辣な味わい。外側がかりっとした団子状のおこげは焼きおにぎりのような形状と食感。大きな帆立貝柱と木耳が添えられる。

デザートは赤肉メロンの入った杏仁のスープ。底にバニラアイスが入る。口の中がさっぱりスッキリで気持ちいい。

この日はシャンパンと紹興酒をいただきました。駅まで8分くらい歩いて阪急電車に乗って帰阪。ごちそうさまでした。

京都市中京区不動町183

廣澤中華料理 / 烏丸駅四条駅(京都市営)烏丸御池駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

中華料理 京都市