カテゴリー:近畿地区

松すし

今週は串本にダイビング。 串本でNO1と言われる松寿司。 地元漁師の太鼓判。店主は仕入れを市場ではなく漁港で直接仕入れをする 店内では巨大な水槽がありそこには地元で取れた魚がうようよ あこう、せみえび、おこぜ、がしらなど大阪であまり見ないものが勢ぞろい まるで水族館のよう・・・ あいにく台風の影響でねたが少ないとのこと しかしながらあるものでまずはお造り・・ ケンケンかつお、地だこ、根着きの鯵、けんさきいか、鮑に平目の昆布占め。マジうま! 200707161926000.jpg 続いて漁師が素潜りで取ったモズク。 ちょうどその捕った漁師が隣に座っていてびっくり。しっかりとした腰と青味太平洋の香りは最高。 私の知りうるモズクでは最高のランクに入る。 mozuku.jpg 握りはお勧めの鮑。小ぶりだがとこぶしと違い味は濃厚。 漁師曰くは同じ串本でも採れるポイントで大きく味が異なるらしい。 絶妙の磯の香り感と隠し包丁をしているためシャリとの相性もすばらしい。 awabi000.jpg 次に水槽で泳いでいるがしらを所望。 大阪では普通は煮付けにするのだが串本では生食。 最初に米粒ほどの小さな小さな心臓をいただく。 生きている魚の心臓は本当に美味しい 次に肝と内臓を湯がいてポン酢で。 そして身は握りでいただく。真っ白な身は淡白な中にもあぶらを感じ滋味深く 鯛や平目と違った野趣感を感じさせる。少し磯の香りがするのもかなりよい。 もっと癖があって臭みがあるかとおもったが・・・ gasira000.jpg 続いてガシラの皮の握り。どこまで使い切るねんって感じだが魚に対する愛着と魚を知り尽くしている店主の思いがそうさせているのであろう。 kawa001.jpg つづいて水槽から取り出されたせみ海老は身は小さいがプリプリの身が最高に生の海老って感じ。 伊勢海老より繊細ではかない味で富山の白海老を歯ごたえつけたような感じかな・・・ ebi000.jpg 最後はえびのからとガシラの骨で味噌汁・・ すばらしすぎるぜ・・・ misosiru002.jpg そのほかにも足赤えびや烏賊などをいただく普段は魚がもっといっぱいあるんですが・・トホホ顔をしながら握る若き店主はギバちゃん似。私は苦手ですがかつおの時期はすばらしいものを食べさせてくれる。 天然の魚を出すのは当たり前で、魚は新しいだけがいいんじゃなくてその中でもいいもの悪いものがある。この店は店主の魚選びの情熱オーラが強烈に満ち溢れている・・ 寿司を握りながら大きな水槽に登る姿はかなり面白い。 その合間に魚の話をしだしたら止まらない。 ウメイロ、ゴマサバやヤイトカツオ、ハガツオといったあまり市場では見かけない魚が最高の状態で食べられる。たぶん和歌山では絶対1番だと私は断言する。少なくても白浜にはこんな店絶対無い・・・ 和歌山県東牟婁郡串本町1735-91  TEL:0735-62-0728 http://www.rifnet.or.jp/~matususi/index.htm

松すし寿司 / 串本駅

寿司 和歌山県

京大学食

kyoudai.jpg 飯田史彦先生の「いきがい」についての講演を聴きに京都大学までひとっぱしり 学食もカフェテリア風やイタリアン、フレンチレストランなど時代にあわせた 内容にびっくり。 せっかくなので工学部内にある昔からあるセルフの歴史ある学食に突入 アカデミックな雰囲気の中でご飯と野菜サラダは目方売り、きのこと温泉卵を合わせたやつにポン酢をかけたものそして子茄子の山かけと煮豚と菜っ葉の炊き合わせ 以上5品で470円也 近くだったら毎日行くのにとは友人の弁。

その他料理 京都市

aya.JPG 週末は和歌山までミニトリップ。 いつもの海岸沿いにある崎の湯で太平洋を見ながら嫌な事を忘れるように ゆっくりと温泉三昧。そのあとは初恋の味、キッスの味の「鎌倉商店」で温泉卵 4つ食べたよ・・ 泊まりはいつもの東急ハーベスト 食事はこれもいつもの和食。海を背景にサンセットを見ながらロマンティックなディナー 先付けはくみ上げ湯葉と生ウニ。いきなりガツンと湯葉の旨み最高。 続いての吸い物は賀茂茄子とオコゼの身を抹茶を絡ませて湯がいたもの シコシコした身とほろ苦い抹茶と淡白なかつおだしが最高のハーモニーをかもし出す おつくりは地元で捕れる白身2種と生だことくじらの尾のみと鱧とトロ 尾のみはしょうが醤油でいただくと滋味深くじんわりと脂が溶ける 地元の地酒に切り替えて口を酒でゆすぎながら時間をかけて味わう 焼き物八寸は超大きな器で登場箸洗いのとうもろこしのすり流しは 加減も絶妙、こくがあって澄んだ味でとれたてのとうもろこしのエキスを 抽出してかつお出汁で割ったって感じ。あと葱を鱧で巻いた焼き物や鴨のロース煮 など夏の食材を使った和風前菜がてんこ盛り。 ここでお酒の種類を変えて万願寺唐辛子の煮びたしをいただき。 強肴の鮑の肝焼きが登場。一度蒸した鮑をステーキにして肝で作った醤油でいただく。 磯の香りが咥内を充満し、目をつぶれば紀伊田辺の海が目に浮かぶような(実際は目の前に見えるのだが・・)まさに鮑ステーキって感じ。これはステーキハウスで生を焼いて食べるのとは かなり大きな差があること間違いなし。 炊き合わせはやわやわに炊かれた蛸と鰹節をまとった小芋の取り合わせ 蛸は小豆と一緒に炊かれているのがミソらしい。 ご飯は釜炊きで蛸ご飯 美味しいに決まっている デザートも手のかかった盛り合わせ ロケーションもいいしランデブーにはもってこいのお店 http://www.harvestclub.com/Un/Hotel/Na/index.html

和食 和歌山県