厄除で賑わうあびこ観音でお参りにきた人で気分が悪くなる人の救護施設で3日間ボランティアをする。大過なく終了し友人と表記の大衆中華料理店で会食。
場所は浪速高校正門前。先代のご主人がやっていた頃は100円ラーメンが有名で学生客が多いために安かろうが先に来るお店だったんだけど息子さんに代替わりされてからは昔から美味しかった餃子をブラッシュアップされ通販事業も開始されたりその他のメニューも尖りすぎないように上手に創意工夫されて界隈では超繁盛店となっている。
この日も20時の訪問だったがお店はあらゆる層の客で超満席。定食を注文する客やビールと数種類の単品をアソートした「おかずセット」、レバー料理など大衆的なんだけどキラリとセンスの良さが見えるのがポイント。
こちらのお店のキラーコンテンツである餃子を4人前注文する。
こちらのお店が名付けた大阪特上餃子が登場。小さめのサイズで皮はパリッとしている。
こちらの餃子には春夏秋冬の四季があり季節によって食材の味や仕込み方が変わるらしい。今はこの時期にしか獲れないらしい甘さが秀でる松波キャベツというキャベツを使用し、秋になると高知の四万十産の生姜がはいるらしい。
にんにくは青森県産を使用し豚肉は国産、料理酒は純米酒を使用すると言うこだわり。蒸し焼きに使う水も鶏ガラスープを使用。
餃子の皮はかなり薄いので食感はあっさりとして軽い。しかしニンニクに漬け込んだ醤油の下味が上質の豚肉と相まって餃子の存在感をしっかりと主張する。そのままでももちろん美味しいし、大阪産のとうがらしと豆板醤、干し貝柱、にんにく、生姜で作った特製ラー油に醤油とお酢を合わせた餃子たれをつけていただくと1人前でビール中瓶1本飲める感がある。
豚天は不思議なくらい柔らかい。軟化材等に漬け込む店もあるがこちらは筋をカットして包丁でしっかりと叩いて処理をされている。山椒の入った塩と辛子醤油でいただく。
安い紹興酒を軽く温めていただく。相性抜群は予想通り。
もやしをの湯がいたものに葱をかけて餃子のタレをかけただけのシンプルなアテなんだけど突き抜ける美味しさである。まさにB級の極みと言えるようなもの。
*知り合いのホステスさんが新地クイーンで節分の仮装行列を見物する。
大阪市住吉区山之内1-27-17
06-6695-1268
定休日:月曜
まるい飯店 大阪特上餃子製造直売所本店 (餃子 / 我孫子前駅、杉本町駅、我孫子町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5