大阪市

うどんば しん【大阪市 沢ノ町】

住吉区役所に所用があったので近くにある表記の新店を訪問。以前にも同じ場所にうどん屋さんがあった記憶がある。こちらの若きご主人は大学を卒業後に肉の商社でルートセールスを経験されその後、肉の買い付けを学び、肉に精通されそこからうどん店を開店する為に修行をされ、満を持しての開店らしい。肉を見る目は誰にも負けないという事でこちらのお店では「肉うどん」をシグニチャーメニューにしておられる。

使用される肉は京都の「中勢似」という有名な肉屋で仕入れている1ヶ月から3ヶ月の間、熟成した但馬牛を使用とのこと。早速、肉うどん950円を所望する。

10分くらいでシンプルなビジュアルの肉うどんが着丼。出汁は2種類の昆布と鰹、ウルメ、サバ、メジカの節とイリコを合わせて使用とのこと。しっかりと腰の入った深い味わい。かなり費用がかかったレベルが高い出汁となっている。葱は徳島産でぬるぬるして香りもいい。

麺は2種類の国産小麦をブレンドした太目の自家製麺で堅すぎずムッチリした舌触りは好みのタイプ。肉は熟成香はほとんど感じなかったが美味しかった。上質な肉である事は判るけど価格を考えると何とも言えない・・・周りで肉うどんを食べている客は私だけだった。ちなみに肉の大盛りは1980円・・・但馬牛だから仕方がない・・・か。

箸は奈良県吉野産で器は岸和田の作家さんのもの、堺の有名なやまつ辻田の唐辛子を使用されるなどこだわりは相当なもの。

犬鳴ポークを使ったカレーうどん等もありこれからも色々なメニューを楽しめそうな感じでした。。。

詳しくはこちら

大阪市住吉区沢之町1-2-4
06-6657-7532
11:00~15:00
18:00~21:00

大阪市 沢ノ町 麺料理

カツ処 もん吉【大阪市 我孫子】 【大阪市 杉本町】

大阪市立大学で用事があったので その前に表記の店で昼食をとる。簡素な店内は4人掛けのテーブルが5つでランチタイム時はいつも学生で一杯。学生街の食堂らしく定食はご飯とキャベツのお替わりは自由。テイクアウトの弁当もある。

この日はヘレかつ定食700円を所望する。ご飯は少なめでリクエスト。店主らしき若い兄さんが一人で調理。しかしながら提供時間はかなり早いのにビックリ。調理場を見るとキャベツの千切りは肉切りのスライサーを使用。小さな店でも機械化を取り入れている事にビックリ。

価格が安いのであまり期待はしていなかったが商品の良さにビックリ。肉の断面はうすいピンク色。歯触りはふわふわで舌触りはシルキー。火入れが完璧で肉の旨味もしっかりあって感動。。ご飯少なめのリクエストでもかなりのてんこ盛り。これは繁盛するのは当たり前だなと思いながら一気に完食する。

隣の学生のご飯を見るとマンガのような大盛り。人によれば4杯くらいお替わりすると言っていた。。ふらりと入ったお店が美味しくて安い。。元気が出たので午後から献血してきました。

大阪市住吉区杉本2-8-3-105
06-6609-0610
AM11:00~PM11:00

大阪市 我孫子大阪市 杉本町 とんかつ

五源大喜【大阪市 昭和町】

昭和町の表記の串揚げ店を訪問。30年以上前から昭和町のこちらの路地裏で営業。15席のカウンタ−のみ。数ヶ月以上、席の予約が取れないことでも有名なお店。この日は前日にキャンセルが出たということで久しぶりの訪問となる。18時半のオンタイムに伺うとその前の時間帯の方々と席を交代。メニューはほとんどのものが120円で250円の串が数点。相対的に割安感はある。。

お店は完全に家族経営。昔は三角の帽子を被ったご主人がいらっしゃったが今は奥さんが食材にパン粉をつけ、笑顔が優しいイケメン過ぎる息子さんが揚げる分業スタイル。息子さんの嫁さんは接遇担当。それにアルバイトが一人・・・

こちらではコースではなくて好きなものを好きなだけ頂く。昔から内容はほとんど変わらない。季節ごとにシーズナブルメニューもいくつか取り揃えられる。価格もずっと据え置きなのには敬服する。

ビールを頼んで串の扉は「牛肉」からスタート。柔らかくて赤身の肉は普通に美味しい。「車海老」は時価だけど大体500円くらい。大きくエビ反りされて揚げられる。大粒の「牡蠣」は醤油で頂く。この店のシグニチャーメニューの「鱚」を大葉で巻いたものもふわふわで美味しい。刺身用の「帆立貝柱」はミディアムの火入れ。「蓮根」はシャキシャキ、味付けされた「筍」は季節メニュー。豚肉を巻いた大きな「アスパラ」は自家製マヨネーズで頂く。シャルドネは3000円くらい。。

それぞれをソース、ポン酢、塩、レモン果汁で頂く。油はヘッドを使用。胡麻の香りも少しする。。植物油も混ぜていると思われるが不明。パン粉は生パン粉とブレンドパン粉を合わせて作る。

続いての「豚肉」はロース肉を使用。「蟹爪」は巨大で食べ応えあり。水槽で泳ぐ「稚鮎」は内臓の苦味が嬉しい。「蛸」も生を使用であろうか歯ごたえと味がボイルした外国のものと大きく異なる。田楽味噌を載せて供される「豆腐」は大豆の甘味がしっかりと感じられてふわふわでクセになる美味しさ。鮎の横の水槽で泳ぐ「アマゴ」もとても深くていい味。「安納芋」にクリームチーズを巻いて揚げたものも甘々で美味しい。最後に「お餅」も頂いて合計18本でした。。

創作系や2度漬け禁止系の串揚げ店が多い中で食材を吟味して商品を絞り込み、安価で客に提供するこのような店は実はありそうでなくて客のほとんどが次回の予約をして帰ると言う普遍の人気を誇る名店。アットホームな雰囲気も個人的に大好き。

お店は平日は5時から7時半、または7時半から9時の2部制(土日は3部制)。9時以降であれば予約なしで入店できるが遅掛けの串揚げは身体に堪えるので私は他の客のキャンセルを狙う。。貸し切りでお願いしたら予約は2018年の3月末となりましたとさ。。

過去の五玄大喜はこちら
大阪市阿倍野区昭和町1-9-21
06-6629-4576
営業時間 [月~土] 18:00~23:00
[日・祝] 17:00~23:00

大阪市 昭和町