大阪市

千里しゃぶちん ハルカス店【大阪市 天王寺/阿倍野】

あべのハルカス12階にある表記のしゃぶしゃぶ専門店を訪問。大阪でもあちこちに一人しゃぶしゃぶの店があるけどこちらの店が1972年に千里中央で始めたのが最初とのこと。現在は千里の本店とハルカス店と芦屋にも店舗がある。

店内は入ってすぐ、手前側にU字型のカウンター席が10数席、奥の窓に向かったカウンターに10席の合わせて25席ほど。全て一人仕様なのでテーブル席はなし。

先付けや中華麺、デザートなどがついたセットメニューもあるけどダイエット中なのでしゃぶしゃぶ単品を所望する。単品メニューも牛肉・豚肉がグレード別に数種類あり、それらを組み合わせたりできるようになっている。牛肉も安いアメリカ産から国産、和牛、近江牛まで色々取り揃えておられる。

今回は和牛と沖縄のやんばる豚の肩ロースを組み合わせたもの3180円を所望する。

目の前の電気コンロで出汁を沸かしている間に鍋の野菜登場。
野菜は珍しい金時草やおかひじき、丘若布、雲南百薬などの珍しいあまり食べることのない野菜がたくさん盛り込まれる。
牛蒡や瑞々しいグリーンアスパラ、鳴門金時もかなり美味しかった。

タレは酸味の効いたポン酢と濃厚なゴマダレでニンニクや豆板醤、一味などを入れることを勧められる。。このタレが予想以上に美味しいのでびっくり。

牛肉は融点が低くしゃぶしゃぶすると脂が溶け出す。。肩ロースもしっかりとしたコクのある味わいで大満足。蕎麦つゆのような出汁もあって豚肉や野菜はそれにつけるととてもマイルドにいただける。

食べ方などすべてアテンドしてくれる店員さんの目配りとサービスがとても心地よい。ネギが入れ放題なのも嬉しい。

追加で白金豚のバラ部分を所望する。これもまた違った味わいでコクがあって食べ応えあり。お肉も野菜も須らくとても美味しい。

最後は中華麺を勧めていただいたけどお腹いっぱいなのでスープだけいただく。。このスープも目がさめるくらいの美味しさ。。一人でゆったりと好きなものを好きなようにいただけるのがとても嬉しい。便利ないいお店です。。

大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス近鉄本店 12F

千里しゃぶちん 阿倍野ハルカス店しゃぶしゃぶ / 天王寺駅前駅大阪阿部野橋駅天王寺駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 天王寺/阿倍野 その他料理

すし寛 4月【大阪市 動物園前】

友人と飛田商店街にある表記の寿司店を訪問。この日は時短営業で20時閉店。それでも夕方からひっきりなしに客が入りまくる超人気店。動物園前駅2番出口から商店街に入って徒歩5分。

右を見ても左を見ても中国女性が接客する居酒屋という名のガールズバーがひしめいていてどの店も若い客でいっぱい。。みんなカラオケで歌いまくってコロナウイルスを拡散させている光景はとてもやるせない。

家族経営の寿司店は大将と調理師2名で寿司や料理を作りまくる。接客は奥さんがキビキビとこなして活気のある空気が店内に満ち溢れる。

いつも注文する小タコの旨煮はこの日は飯蛸が使用される。先付けにぴったりのいい味わい。

巨大な活赤足海老があったので酢の物でいただく。海老が甘くて最高の味わい。

生の鳥貝は生姜醤油で。ヒモ部分は酢味噌でいただく。

大きな日本海の走りの岩牡蠣はおろしポン酢でいただく。

鯨肉3種盛りはさっぱりした赤身部分は生姜醤油で、希少部位のミンククジラの畝す(お腹の脂部分)はとても旨味が濃くて味わい深い。柔らかなさえずり(舌)は酢味噌でいただく。最近なかなかこんな上質なクジラはないと思う。

大きな天然鯛のあら炊きはさっぱりと炊き上げている。筋肉質のほっぺた部分や口元のゼラチン部分がとてもいいお味で日本酒が進みまくる。

最後に寿司を少しだけいただく。うなぎの白焼きと好物のタイラギ貝を所望。

最後にきゅうり巻きに北海道のウニをたっぷりのせたものでフィニッシュ。お酒も日本酒や焼酎をたくさんいただいて2人で12000円の会計でした。。

過去のすし寛はこちら

大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休

 

大阪市 動物園前 寿司

ひろせ 4月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の畳屋町の雑居ビルの1階にある表記の和食店を訪問。オープンしてからほとんど毎月伺っているヘビーユース店。店主の広瀬氏の作る蹴れんのない料理は何を食べても美味しいと思う。カウンターから炭火を使って様々な料理を作る姿を見るのも楽しみ。

広瀬氏はソムリエの資格も持っているのでワインや日本酒の造詣も深い。料理は月替わりのお任せコース11000円のみ。他店でいただくと2万以上はする内容。

先付けはパンパンに身が膨れたホタルイカ、貝塚産木積の筍の先部分、片栗の葉と花、独活、路地の木の芽を使った味噌が突き抜けた美味しさ。。

続いて稚鮎の天ぷら、タラの芽、一寸豆。辛味の少ない雪塩と自家製からすみをおろしたものでいただく。

続いての刺身用に愛知の生酒を所望。しっかりした飲み口がストライク。。

名物の刺身はコリコリ食感の脂のよく載った鯛のお腹部分、鯛の皮、大葉を射込んだ細魚、鯛の昆布〆、桜鱒の昆布〆博多押し、甲烏賊、赤貝が盛り合わせられる。飾りやつまなど一切使用しない豪速球かつ美しい盛り付け。

刺身2品目は脂乗りまくりの千葉産の金目鯛を炭火で炙ったものはポン酢で供される。日本酒が進みまくる。

煮物椀は旬のメバルを揚げたものと蕨、蕗、吸い口は路地の木の芽。かなり高級な昆布を使用しているのがわかる一品。

備長炭でレアに焼き込まれた桜鱒の木の芽焼きは鯛白子のソースで供される。あしらえはコゴメとスナップエンドウ。。

酢の物はアスパラとフルーツトマトの黄身酢かけ。ビロードのような口当たりの美しい黄身酢がびっくりするくらい美味しい。。

焼き肴は木積産の筍の下部分を炭火で照り焼きにしたものと鴨ロース煮。。春らしい逸品。筍の灰汁の少なさとクリアな味わいはブランド筍ならでは。

食事は桜エビを素揚げにしたものとワラビと碓氷豆のご飯。とても香ばしくて御代わり必至。

蓬のブランマンジェとイチゴのデセールでフィニッシュ。この日も大満足。。何をいただいてもワンランク上の美味しさ。コスパも素晴らしい名店です。予約必要。

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

 

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食