大阪市

堕楽暮 9月【大阪市 松虫】

阿倍野にある表記のスパイス料理店を訪問。チンチン電車の松虫駅隣接。天王寺駅から2駅で約5分。昼はスパイスカレー、夜はカレー以外にお酒のアテになる様々なスパイス料理を提供。

自宅からも近いのでヘビーユースするお気に入りのお店。毎回訪問するたびに食材へのこだわりと創意に満ち溢れた料理のレベルの高さに敬服する。店主の「堕天使カッキー」さんは「スパイスカレーの天才」と呼ばれイベント等で全国から招聘されるために実際の店の営業は月に半分くらいしかない。(お店のスケジュールはインスタグラムに明記)営業日は全国各地から巡礼者のようにファンというか客が訪れる。この日も予約で満席状態(静かに過ごす一人客多し)。

また地方に行かれるたびにその場所ならではの個性的な食材やお酒を仕入れられるのでそれをいただくのも楽しみ。

定番商品の「播州地鶏の蒸し鶏 自家製河内蜜柑胡椒600円」 この日は蒸したてで厚切りにて供される。胸肉だけどジューシーで柔らかい。

蛸と瀬戸ジャイアンツという品種のぶどうの酢の物600円。辛くない唐辛子のビキーニョの輪切にしたものとバイマックル(昆布みかんの葉)があしらわれる。

真鯛と茗荷の梅酒粕あえ600円。梅干しの酸味と酒粕の甘味が絶妙。マイクロ胡瓜(胡瓜メロン)の食感もメキシカンな感じ。

メインに鰆、剣先いか、アサリのスパイスアクアパッツア1200円を所望。タジン鍋で供される。残ったスープにお米のようなパスタを入れてくれると言われたけどお腹いっぱいなので遠慮する。

お酒にあうアテ菓子も有名で今回は長野パープル、シャインマスカット、ゴールドフィンガー、涼香(すずか)の4種類のブドウの入ったトゥルーシー(ホーリーバジル)味のパンナコッタ600円を最後にいただく。

お酒はオリオンビールからスタートして日本の発泡白ワインと日本酒をいただく。

今回頂かなかったけど締めのカレーは豚タン、バラ、モモのオリーブアチャーリーと秋刀魚のダル、酒盗と赤キビの炊き込みご飯梨のぼるさんぼるを合わせたもの1200円。メニューを見ただけでは全くイメージができないのが面白い。

お店の予約はインスタグラムから

大阪市阿倍野区松虫通1-1-4

大阪市 松虫 カレーライス

カイノコーヒー【大阪市 大国町】

木津卸売市場内にある喫茶店。最寄駅は大国町か今宮戎。
13時までモーニングが注文できるお店。

コーヒー付きの甘くて辛くて色々な味がする手づくりカレーセット850円(カレー単品700円)とミルクコーヒーが有名。今回は初めて焼きそばを所望。

焼きそばは普通だった・・・・

大阪市浪速区敷津東2-2-8 木津卸売市場

大阪市 大国町 カフェ

米増 9月【大阪市 福島】

福島の表記の和食店を定期訪問。福島駅から北に徒歩7分のなにわ筋沿いにひっそりと位置する。大阪では屈指の予約困難店で新規客は受け付けておられないので常連との相伴が必要。それでも年内は満席で4月ごろの予約なら取れそうと言っておられた。ミシュラン2つ星店なんだけどあまり興味はないと見受けらる。

大阪の「本湖月」や「かが万」等で修行をされた46歳になる温和な人柄の主人と奥さん、調理師学校を出た見習いスタッフさん3名とで切り盛り。

コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日は23000円(税・サ別)のコースでお酒を少しいただいて税金とサービス料で一人30000円余り。この日は17時半からの席でカウンター8席で一斉スタート。

トイレの棚飾りも秋の装い。

エントランスには被せ綿がさりげなく飾られる。

正面には米増氏の書いた絵画が飾られる。朧月夜とのこと。

料理の写真掲載不可なので献立のみ備忘録として記します。

・山梨産のシャインマスカットとクイーンニーナと大根おろしとクラゲ
・5種類の天然キノコを使ったお粥
・アコウの清し仕立て
・明石の甘てカレイ 肝とネギを散らして
・皮目を炙った対馬の伝助穴子と淡路の赤雲丹
・新温泉町の鴨肉を茄子のピューレで
・万願寺唐辛子炒り付け、白瓜の白和え、新潟産枝豆と焼き茄子
・熊本産の鰻の入った飛龍頭の焚き物 柚子胡椒
・島根県高津川の鮎のほぐし身と釜炊き白ごはん 鯨の脂身の味噌汁 香の物
・梨のソルベとシャーベットとジュース
・蒸したて薯蕷饅頭 薄茶

お酒も好みのものをたくさんいただきました。

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大阪市北区大淀南1-9-16

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