麩にかけろ 中崎壱丁 中崎商店會 1-6-18号ラーメン【大阪市 中崎町】

英会話のレッスンの前に表記のお店でランチ。最近とても有名でいろんな方に紹介いただく。何度か訪問しようとしたんだけど定休日や長蛇の行列などで今回やっと初めて入ることが出来た。場所は地下鉄谷町線中崎町駅近く、天五中崎町商店街入ってすぐ。2011年4月4日オープンと聞く。

店名は「フスマにかけろ中崎壱丁」、通称「フスカケ」というらしい。と隣の客が言っていた。お店は昭和チックな古屋を改装している。

昼間は塩ラーメンオンリーで夜は醤油らーめんオンリーらしい。この昼間の塩ラーメンを、通称「ひるしお」と呼ぶらしい。結構何でも略すお店。

店の前には「塩専門店 ひるしお」と書かれた看板。その名の通りこちらは昼営業は塩専門の「ひるしお」、夜営業は醤油専門の「醤油ナイト」として2枚看板で営業されとります。中崎壱丁 塩らーめん 元ソバ(チャーシュなし):580円 肉ソバ:680円 大盛:780円 生チャーシュー:+380円 味付けユズ塩玉子:+100円

店内の壁には「麩」(ふすま)の意味が書かれた張り紙が。「麩」とは小麦の外皮部分の事でお米で言う「糠」。いわゆる小麦の皮の部分。鉄分、カルシウム、マグネシウム等の成分が豊富でとても香り高いとの事。胚芽入りのご飯のようなものか。

お茶は冷たいジャスミンティー。ご飯はセルフで招き猫の貯金箱に気持ちだけ入れるスタイル。。私は50円入れさせてもらった。テーブルの上にはご飯用のふりかけ(さんまのでんぶ)あり。

これだけでこの店の店主のセンスの良さを感じる。

麺は2種類。つるつるとした食感とされる「麩1号麺真空リングイネ」もしくは、 もちもちとした食感とされる「国産小麦100%ホクスイ3号麺」のどちらかを選ぶ。

「麩1号麺真空リングイネ」は、小麦粉にオーストラリア産のプライムハードを使って真空ミキサーでミキシングし打たれた麺とのこと。こちらがおすすめと言われたのでその通りにする。麩チャーシューの乗った肉そば680円なり。全粒粉の麺はたまに見かける。最近はうどんに使っているところもある 。

テーブルの上には、食べ方指南のPOPがおかれていた。お店の指南通りに食べるのがラーメンを食す原理原則なり。

10分くらいで出てきた肉そばの玉子トッピングはこんな感じ。食べ方のPOPに従いまずはスープをいただく。一言で言えば「かなり美味い。。。」ホント驚いちゃうくらい旨い。鶏がら主体の動物系に魚介が入っている。そこらにある魚粉で誤摩化しているようなものではない。2階に鯛の骨を干してあったが多分そういったものを使っているのであろう。見た目よりはしつこくなくでも個性的です。節はさばか秋刀魚かよく分からんがかなりしっかりしている。

どちらかと言えば動物よりも魚介主張が強いが海老とアサリの慈味が融合してかなりいい旨味を作り上げている。スープの素材としていろんなものが入っているが味重ねが厚化粧にならず素材が喧嘩せんと奇麗にしあがっているのが凄い。

麺には、店名にもなっている麩(ふすま)が練りこんでありぶつぶつ感を感じる。平打ち麺で和風のリングイネ。つるつるして食感もいい。小麦の香りもしっかりした低加水の麺。麺の表面のざらざらがスープに良く絡む。

そしてトッピングは真空調理で68度で3時間37分加熱されたレアに仕上げられた肩ロースを使った豚チャーシューとこれも低温調理されたレア鶏チャーシュー、さらにはアサリに貝割れ大根、穂先と軸の両方入ったメンマ。スープの底にはミントが一枚。焦がしネギもはいる。

特に半生チャーシューは、とてもやわらかく、肉の旨みを感じることができてとても旨い。まるでローストビーフのよう。味玉は醤油にマーマレードを入れたたれにつけ込んでいると店主が言っていた。。。黄身にも味がついていたので多分注射器で味を入れていると確信。。

指南書に従い途中でオレンジ色のエビオイルをスポイドで4~5滴たらすとスープがエビの味に変わる。個人的にはデフォルトのもとのスープで充分である。

最後はスープにご飯を入れると魚介のリゾット出来上がり。個人的には大阪トップの塩ラーメンだと思った。すんなり並ばずに入店出来ればラッキー。次回は夜に訪問してみようと思う。

大阪市北区中崎1-6-18

06-6371-3456

営業時間
11:30~14:30
18:30~22:30

不定休

フスマにかけろ 中崎壱丁ラーメン / 中崎町駅天神橋筋六丁目駅扇町駅

大阪市 中崎町 ラーメン麺料理

博多ラーメン 一休【大阪市 玉出】

玉出駅近くの南港通沿いにある赤いテントの昔からあるラーメン屋。看板に「本格博多ラーメン」とある。かなり昔はよく行列ができていて夜遅くまであいているせいもあってよく利用させていただいた。

会社で遅くまで雑務をした帰り一人で訪問。店はカウンターのみで扉をあけてすぐに椅子がある。店が狭すぎるが故にいろんなところに食材のストックやご主人の私物であろう長靴や服がある。いわゆるごちゃごちゃしている。

そんなことはどうでもよくタマユラーメン750円をいつもは食すがこの日は辛子明太子ラーメン850円を奮発していただく。

出てきたラーメンはこんな感じ。。。

白濁したとんこつスープの上にのっかった茶色のものが玉葱などの香味野菜を油の中で加熱して風味を移した 【 タマユ 】といわれるもの。見た感じほど豚骨の味が感じられない。個人的にはこれくらいのライトな感じが好みである。少し魚の香りもする。。。

麺はストレートで水分が多め。

チャーシューは濃い目の味付けでこの日はトロトロに煮込まれていてとっても美味しい。とっても色気のあるチャーシューである。。タマユとライトな豚骨スープが相まってとてもまろやかで美味しいと感じる。

ご飯の上に高菜をのせてスープで半分加熱された辛子明太子をのせていただくと元気が出てくる。細くカットされたキクラゲもとても美味しいし卓上のショウガや高菜で味の変化もあってとてもいい晩ご飯となる。

価格的には少し高いかなと思うがそれは客が判断することである。。昔と全く変わらぬラーメンを食し結構嬉しかった。お店が古びていた以外はこのお店の絶対価値は昔から変わっていないと思った。一定の美味しさと満足感は私には充分であった。客がお店を選ぶのは相対価値なのねと改めて理解する。

大阪市西成区玉出中2-16-6
電話:06-6659-5008
営業時間:11:00~翌5:00

博多ラーメン一休ラーメン / 玉出駅塚西駅東玉出駅

大阪市 玉出 ラーメン麺料理

金扇【大阪市 中崎町】 【大阪市 扇町/天満】

最近習いだした英会話教室にいく前に中崎町にある天ぷらの名店の「金扇」さんを訪問。場所は中崎町駅三番出口を出てローソンを南下。店構えは飾りっけの全然ない見過ごしそうな感じ。

店に入ると難波の精華小学校の前にあった今はなき天ぷらの名店「天吉」を彷彿させるような小体な店構え(カウンター7席と4人掛けテーブル2つ)と見るからに頑固そうなご主人。。瞬間この店は間違いなく旨いと言うことが直感でわかる。

あとで知人にこんな店知ってるかと尋ねるとこの店のご主人はプラザホテルの料理長で独立して喫茶店の後の居抜きで開業したと言っていた。現役のときは業界では神の手を持つ男と言われていたらしい。

お昼は天丼と天ぷら定食。迷わず定食1000円を所望する。周りは近くの会社のOLが多い。カウンターがやっぱり特等席なり。注文が入り次第ネタを切り出し、衣を付け、揚げていく。

突き出しは冷や奴。。普通の豆腐と違うことは見ただけでわかる。。当然味も濃くうまい。ごはん、赤だし(豆腐入りでかなりいい味噌を使っている)漬物(きゅうり、塩昆布です)、天つゆですが最初に出る。

そして天ぷらだがホントは揚げたてを少しづつ出してくれるのだがこの日は急いでいるからと言って総て一遍に揚げてもらう。この日の中身は海老2尾、シソ巻き海老1尾、小アジ、茄子、ししとう(2個付)、玉ねぎ2個、サツマイモ、玉子の白身、鶏、ゴボウ。。

小振りの天ぷらは綿実油で揚げられておりさっくりと軽い感じで揚がっている。かなりレヴェルの高い天ぷらである。これが1000円とは驚愕のCPである。この日いただいた天麩羅定食1,000円はじめ、天丼800円、かき揚丼800円、野菜かき揚丼450円と総てがリーズナブルな価格。

夜のメニューはAコース1,900円 Bコース3,700円 後はおまかせ・・・と言っていた。天ぷらだけではなく一品料理もあり。。今度夜来るねと言って店を出る。。この店かなりいい。。

大阪市北区万歳町3-41 ホワイトコーポラス 1F
営業時間*ランチ12:00~13:30(日曜日は無し)、夜17:30~23:30
定休日*月曜日・祝日

 

大阪市 中崎町大阪市 扇町/天満 天ぷら