カテゴリー:寿司

すし、太郎。

日帰りで福岡出張。用事が終わってサウナに飛び込んで汗を流してからの訪問。店名はどっかで聞いたことのある感じ・・・・・
JR博多駅から呉服町方面へ歩いて約15分。冷泉通り沿いに位置する。

店内は、照明を落とした外国のレストランのような落ち着いた雰囲気。温かみを感じるモダンな内装でカウンター8席のみ。スペインの和食店で修行をされたというご主人と若い方と女性の3人で切り盛り。一人だったけど適度なコミュニケーションで楽しく食事をする。

最初に焼酎をいただいてから長崎の鯖の握り(本来ならマグロとトロ)登場。塩を1時間だけあてた浅めの締め具合。背の部分はネギとニンニクを叩いたもの、腹部分は昆布が載せられる。メインのシャリは赤酢がベースで米酢などの5種類をブレンド。魚の種類や熟成具合で、2種類の酢飯を使い分けて供される。

この後、アテが続く。ほぐし身の香箱蟹は味噌も外子も内子もたっぷり盛り込まれる。もみじおろしと大根おろしと三杯酢で供される。続いて銀杏と姫くわいと零余子の素揚げ。自家製のカラスミはほとんど干さずにレアなまま味噌漬けにしたもの。上からパルミジャーノチーズがかけられる。ねっとりした食感と塩味の少ない味わいで日本酒がよく進む。長崎県くつもの牡蠣はオリーブオイルと黒胡椒と橙果汁で供される。。

かなり大きなサイズの数の子は歯を立てるとほろほろと崩れる。。ゆず釜に入ったカワハギの肝和えは思ったよりあっさりな味わい。熟成フグの湯引きは黒胡椒で供される。。穴子は皮目をしっかりと焼いてトマトと一緒にいただく。。

日本酒は様々なタイプのものが揃えられていて好みのものを伝えると希少なものも含め提供いただける。

料理がお酒が進むものばかりで飲み過ぎてしまう。。

山口県宇部産の赤貝はとても香りがいい。コハダには白板昆布をのせて供される。半茹でにした車海老は食感と甘みが秀逸。長崎のアラは1週間寝かして熟成させてから皮目をパリパリに炙ったもの。フィンガーライム(柑橘系の実)がのせられた姫タイラギ貝はとても新鮮で食感もいい。さっぱりとした後味の長崎産の走りの雲丹は大盛りで。蒸したての鱈白子とスフレ状のふわふわの穴子、玉子でフィニッシュ。。

総じて仕事はかなりセンス良く個性的で面白い。どうすればもっと美味しくなるかを探求されているのがよくわかる。また海外経験ならではのエッセンスと創意工夫もしっかりと利いている。

福岡市博多区御供所町5-8
092-409-1124
営業時間 18:00~23:00

 

すし、太郎。寿司 / 呉服町駅祇園駅櫛田神社前駅

夜総合点★★★★ 4.0

日本酒和食寿司九州地区

すし豊 12月【大阪市 東天下茶屋】

こちらのお店も通い出して20年以上になる。今も昔も年中通して大きく献立は変わらないんだけど東京弁で喋る店主の講釈が面白いのとクラシカルな江戸前の仕事が大好きで周期的に訪問する大好きな店の一つ。

昭和の香りのする外観と店内はカウンター8席と小上がり2卓。ご主人とご子息、奥さんの絵に描いたような家族経営。

最初に樽酒の杉樽入りの白雪の熱燗を所望する。

久美浜の牡蠣は日本酒との相性抜群。目の前の水槽で泳ぐ琵琶湖のもろこは郡で締めてから焼きこむ。最初に唐揚げ状になった頭の先だけを入れて体に空気を入れる。そこから3口で味わうのが本流とのこと。それぞれの部位で味わいが異なるのが面白い。燗酒が進みまくる。皮付きのまま長時間焼きこまれる筍は最初に真ん中の部分を食べて、姫皮は味噌をつけて下顎でこそぎとるようにして食べる。

寿司の扉は今も昔も大阪湾のハリイカから。続いて天然鯛。酢漬けのかぶらの下に締めたカンパチを挟んだものは食べている最中に味が3度変わる味の三段ロケットと呼ばれる。最初にかぶらの酸味、続いて魚の旨味、最後に唐辛子の辛味が順を追って押し寄せる。しっかり締めた大きなサイズのコハダも食べ応え満点。片側を炙ったカンパチはもみじおろしで供される。しっかりと火の入ったハマグリ、丁寧に下処理のされたあん肝、大阪湾のシラサエビと続く。

続いて大阪湾の太刀魚は皮目を炙って供される。鯖のヅケはおろし生姜で。名物のイクラは口の中で暴れるピンポンイクラ。煮アワビもこの店ならではの仕事。こちらのお店は大阪でコハダや煮鮑を提供したパイオニアである。「15秒以内に食べてね〜」と言われるスフレのような穴子と少し炙って供されるこちらの店の専売特許の「烏賊の印籠詰」は両端に卵、真ん中に白子が入り味わいが異なるのが楽しい。

最後は甘いべったら漬けが出てフィニッシュ。。会計は思いっきり飲んで食べて2人で20000円でした。

*こちらのお店のご主人は東京生まれで東京銀座の名店「新富寿司」で修行。しかしながらお店が厳しすぎて1970年、大阪万博見物と偽って仲間と脱走。そこから大阪で少し修行をして自分でこの店を出したと言う話もかれこれ25回は聞いている。名前は安田豊次、だから「すし豊」。いいお店です・・・

過去のすし豊はこちら

大阪市阿倍野区王子町2−17−29
06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日

 

大阪市 東天下茶屋日本酒寿司

鮨屋【大阪市 天下茶屋】

国道26号線沿いの岸里付近にある地元の名店の「越中屋」の支店で名前や看板がないので通称「鮨屋」と呼ばれている表記の店を訪問。場所は南海線の天下茶屋駅の下にある。折りたたみの椅子7席のみ。5時くらいから開店しているので早い晩御飯にぴったり。

コースではなく好きなものをお任せで注文できて美味しくて安いという三拍子揃った最近では稀有なお店。若いご主人と女性で切り盛り。

たっぷり入ったコリコリの赤ナマコのポン酢500円 柔らかく炊き込んだ煮たこ450円 焼酎のお湯割にぴったりのタイラギ貝酒盗焼き700円。。

寿司は1貫ずつ注文。カワハギは中に肝が忍ばされている。。 小肌200円。新鮮生げそ100円。北海道産の雲丹400円。皮目を炙った分厚いのどぐろ350円。大きな蛤はスープとともに供される400円。車海老300円。塩でいただくふわふわの煮穴子200円。 熱々の鰻300円でフィニッシュ

焼酎を3杯いただいて会計は5000円でした。。ごちそうさまでした。。。

 

大阪市 天下茶屋寿司