カテゴリー:寿司

鮨処よし田【大阪市 住之江公園】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 北加賀屋】

私どもの会社から徒歩1分のご近所お寿司屋さん。しかしながら仕事の丁寧さと食材の確かさで口の超えた客でいつも満席。鮨だけではなくてつまみも充実しているのでいろいろつまんで締めに鮨という客も多いらしい。仕入れは直接築地から仕入れることもあると昔言っておられた。

店主は世良公則に似たイケメンロックンロール系。少しいかついが話せば超優しい。寿司16貫に赤出汁か茶碗蒸しのついたコースが大人気。

一つのネタで一貫ずつ味わいをかえられるので食べ飽きない。シャリは限りなく小さいので魚の味をしっかりと楽しむことが出来る。

2013-03-12 20.04.14

島根産のバイ貝の煮付けを所望する。限りなく大きいのに驚く。。生ビールと共に頂く。。

2013-03-12 20.14.58

 

秀逸であった蟹ミソのグラタン。。蟹ミソとチーズの相性がドンピシャ。。かなり洗練された計算された味わいである。白雪の燗酒を所望する。かなり美味しい。。。。

2013-03-12 20.22.10

 

タラの白子があったので醤油をまぶして焼いてもらう。唐辛子の辛みが心地よい。これも日本酒にぴったり。甘い日本酒が最近とてもよく口に合う。

2013-03-12 20.27.39

 

甘エビの握りはとても新鮮。4匹で一貫。。食べ応え満点。

2013-03-12 20.35.27

 

タイラギ貝も磯の香がとてもいい。一つは塩と柚子の皮を載せたもの。もう一貫は煮切り醤油で頂く。。これからの時期貝がとても美味しくなるので楽しみである。

2013-03-12 20.37.56

 

和歌山産の鯖は一つは白板昆布を載せたものともう一つは皮を炙っておろしポン酢を載せたもの。

どの寿司も一手間かけてあってしかもリーズナブル。上等ネタもたくさんそろえているのでちょっと地元でええ寿司食べよかというときに重宝する。店内にはテレビもあって敷居は高くはない。ペロペロ日記を見てきたよと言ってください。

大阪市住之江区東加賀屋3-16-16

06-6683-4084

大阪市 住之江公園大阪市 住吉公園大阪市 北加賀屋 寿司

喜多朗寿し【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地で2カン300円という看板発見。。1時を過ぎていたが興味深いので友人と訪問。場所は北新地永楽通りを御堂筋側から西に入ったビルの1階にある広東料理「みやざわ」と同じビル。昨年の10月にオープンしたと言っていた。

カウンター11席のみで板前さんと若い女性店長さんと3人でお店を切り盛り。。

2013-01-31 01.42.54

突き出しは若ゴボウと白バイ貝と鯛の子の煮こごり。深夜4時までの営業と言っていた。にぎりはすべて2貫300円均一。雲丹もトロも烏賊も海老も同じ値段。結構いいネタがそろっていた。。

2013-01-31 01.59.22

握りはかなり小さめ。シャリはサッパリした酢加減。友人と一貫ずつシェアして頂く。ヒラメは限りなく甘い。締め鯖はショウガと昆布が乗せられていてこれが1貫150円はかなりのお値打ち。雲丹も外国産であるが価格を考えるとかなりグレードは高い。この一皿で750円。。

アルコールはビール400円のこれも格安。

2013-01-31 02.28.13

北海道産の鱈の白子。。とっても新しいので続けて3個頂く。3つ目はバーナーで炙ってくれた。お店も新しいのでこの価格で新地でこんな上質感のある寿司が食せるというのは時代が変わったなあと実感する。

大阪市北区曽根崎新地1-7-6新日本新地ビル東館1F
06-6348-2388
営業時間 18:00~翌4:00
定休日 日曜日

喜多朗寿し寿司 / 大江橋駅北新地駅東梅田駅

大阪市 梅田/JR大阪 寿司

まさる【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

数ヶ月ぶりに表記の寿司店を訪問。最近メディア等で取材されまくりなので予約の取れないお店となってしまっている。しかしながらこの日はすんなりと予約が出来た。

場所は夕陽丘の高速の入り口のガソリンスタンドを南に入ったところ。カウンターのみ9席の小体なお店。

ファザードは暖簾がなく表札だけなので見落としてしまう。普通に見ると絶対寿司屋と気づかない。

2013-01-17 19.27.18

 

ビールを頂きながらまずはお造りの盛り合わせ。12時の場所から時計回りに脂のりのりのブリ、皮を炙った太刀魚、これも皮を炙った穴子は脂分たっぷり。赤貝にヒラメ。真ん中はハリイカの雲丹のせ。。。

これだけでも日本酒が3合頂ける内容とクオリティー。このお店も季節が変わるたびにお邪魔しているが15年は通っている記憶がある。

今や自分も喜んで一緒にいく相手も必ず喜んで頂ける私のmost favoriteな店。*ネイティブはmost favoriteという表現は使わないって聞いたことがあるな・・・ 私にとって大切な店なので大切な方としか一緒に訪問はしない。

2013-01-17 19.39.40

酒のアテに白子のポン酢。どこにでもあるものだがどこよりも美味しく作るのがこの店流。食材がかなり上質。目利きが素晴らしい。

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続いてこの季節が一番旨いマナガツオの味噌漬け。。脂ののりも抜群。皮目を細かく切って食べやすくしている。この辺りの細やかな心遣いがご主人のいかつい顔と釣り合っていない(笑)

2013-01-17 19.59.34

お待ちかねの握りの始まり。まずはさより昆布締め。。。分厚い細魚がひねられて握られる。繊細なんだけど豪快。最初の握りで「おいしいねえ!」と声に出る。お酒をあっさり系の麦焼酎の水割りに切り替えて食すのが私流。

2013-01-17 20.07.30

続いてはこのお店のオリジナルの鯵のなめろう。かなり新鮮な鯵を細かく切って叩いて酒、醤油、ネギ、スダチで味を付けて握る。かなり美味しい。。。

2013-01-17 20.10.26

カマスの炙り。。香ばしくて味も深くてすとのどの奥に入っていく。ビジュアルでもわかるがこちらの寿司は素材が良く、それを丁寧に奇をてらわず極めて実直な素材感を生かした仕事は比類なき価値を創造する。

寿司は焼き肉と同様好みが激しいものであるが私はこの店が日本で価格とのバランスを含め最も美味しいと思う。

2013-01-17 20.13.47

きんきは皮目を軽く炙って肝と芽ネギを乗せたものである。とにかく美し過ぎる。このような美しい寿司が不味いわけがない。この店の寿司はすべて凛とした品格がある。魚も幸せであろう・・・

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締め鯖は蕪の甘酢漬けを巻いて頂く。あっさりして味の変化があって面白い。「手をかけて自然」と言う表現が一番適していると思う。

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鮑は大振りのものを柔らかく炊き込む。かなり時間と手間のかかる仕事で好物のエンペラの部分を選んで切り付けてくれる。この鮑だけ20個くらい食したいと思う逸品。シャリは空気を含んでフワフワしている。とにかく喉に入ったあとが軽い。

この店のもう一つの特徴は主人の顔面。。かなり怖い。15年前から変わらない。握っていないときは直立不動の仁王立ち。子供が見たら泣き出すくらい怖い。。でも話せば優しい。。このギャップが癖になる(笑)

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この店のスペシャリティーの車エビ。。シャリとの間にエビのミソを挟んでいる。食べやすさはもちろんこのビジュアルは深遠なる造詣が必要と個人的には思う。これだけでも彼の卓越した想像力とイマジネーション能力がわかる。

いろんな情報誌やグルメブログでこの店を様々な形で表現しているがすべて筆力不足でこの店のよさを表現してはいるもののピントがずれているものも少なくはない。

2013-01-17 20.31.26

雲丹はもちろん海苔なしでこの時期は北海道産。。甘すぎて悶絶する。

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ワタリガニの胴体部分の一番太い身を握る。。その上に内子を乗せる。。これも大好物なり。

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煮ハマもこの店のスペシャリティ。伝統的な江戸前とは違ってさっとボイルして出汁につけ込む。かなりのレア感と磯の香が秀逸。身の大きさにも驚く事必至。

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鰻は握りのような巻物のような感じ。蒸し焼きの鰻はフワフワ。。。。

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〆は野菜やエビや山芋などいろんなものが入った袱紗焼き。味の宝石箱とはこのことなり。コースはこれで終了なんだけどあと10種類以上はネタを用意されている。しかし食べ始めるときりがなくお腹が破裂するまで食してしまうのでこの辺で終了とする。

かなり入りにくい立地と店構えだが「まさる」という表札を探していってみてちょ。予約は必須。。

大阪市浪速区下寺2-3-10
TEL:06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00 日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘 寿司