カテゴリー:和食

米増 4月【大阪市 福島】

福島にある表記の和食店を訪問。毎月定期訪問しているお気に入りの店の一つ。最近は週休2日になったので今まで以上に予約が困難になっている。関西で予約が取りにくい店の一つで年内はすでに満席。

お店の詳細は過去履歴をご覧ください。料理写真掲載は禁止。いつも品が良くて美味しい食事でいい時間を過ごす事ができる。初見のお客さんでも分け隔てなく接していただける大阪を代表する和食店。

床飾りは春らしい額が掛けられる。小学校4年生のご主人の娘さん作とのこと。忘備録として献立のみ記す。

・座付は淡路産の半生のバチコと秋田産の山独活を乗せた飯蒸し
・室津の身厚の鳥貝を目の前で炙って山形産のウルイとアマドコロを添えたもの
・煮物椀はオーソドックスな若竹煮。筍は京都の大原野産、若芽は鳴門産
・お造り1品目は丁寧に骨を抜いた明石産の油目の薄造り。
  骨でとった出汁で作った醤油ゼリー、あしらえはニワドコ
・2品目はすさみのケンケン鰹、刻んだ行者ニンニクと黄身を混ぜた醤油で供される
(鰹苦手な私はハリイカを酒煎りにしたもの)
・筍の根元部分は大きな土鍋で土佐煮にしたもの。
 天然木の芽と大量の鰹節が添えられる
・兵庫県新温泉町の合鴨を使ったものはホロホロの新玉ねぎ
(カリフォルニアのピノ・ノワールと一緒にいただく)
・和歌山産の伊勢海老はさっと火入れして頭の味噌を添えて炊かれる
・食事は筍ご飯と鯛ご飯の2種
・高知産の文旦のアイスとゼリーとジュースを合わせたもの
・桜の外郎と薄茶

カウンター前で丁寧に火入れされる身厚の鳥貝。

好みの日本酒をたくさんいただきました。この日も大満足で帰宅する。ごちそうさまでした。

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16

 

大阪市 福島 和食

料理屋 稲家 4月【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地の定期訪問する表記の店をミナミの和食店のご主人と訪問。北新地駅11-23出口から徒歩1分、ステーキロンの裏側の北新地プレイスというグルメビルの7階に位置する。三宮のミシュラン店「植むら」で修行をされた向井理そっくりの店主が営むカウンター8席のお店。

場所柄ホステスさんとの同伴食事客が多く18時一斉スタートで20時15分には食事が終了となるようにされている。メニューはおまかせコース 19800円(税・サ別)のみでお酒を入れて支払いはだいたい3万円くらいになる高級店。

座付は軽く炭火で炙った平貝とミル貝。あしらえには春の山菜の芹、こごみ、わさび菜など。柑橘のジュレがかかってさっぱりした口当たり。

煮物椀は大振りの活車海老の入った薄ピンク色の真薯。あしらえはカタクリの葉、神馬草、黄柚子など。

刺身はしっかりと脂が乗った明石の鯛の塩山葵添え。盛り付けはとてもシンプル。

脂ののった太刀魚の南蛮漬けとアスパラガスの白酢かけ。。

小鉢に入ったホタルイカの沖漬けはかなり薄味。日本酒との相性がとてもいい。

銀鱈味噌漬けはふわふわの甘い身が秀逸。魚の味噌漬けって美味しい・・・

「坊主殺し」という海藻と走りの毛蟹。「坊主殺し」は健康にいいので長寿になるので坊主の仕事がなくなる・・・というところから付けられた名前。

北海道産の巨大な帆立貝柱のフライは揚げたてを手渡しで・・・

旬の黒メバルと筍と蕗の炊き合わせ。たっぷりの花山椒が載せられる。

食事は炊きたてのご飯一口から。続いて炭火で焼き上げた桜鱒と若ごぼうの釜炊きご飯。カウンターでさっと作る牛しぐれご飯と続く。

蕗の薹の入ったチーズケーキと琵琶のコンポート。。

今回は小布施のワイン造りと同じ工法で作るお酒と日高見の瓢箪型のものをいただきました。ごちそうさまでした。

過去の稲家はこちら

大阪市北区曽根崎新地1丁目10番2号
06-6341-3177

 

大阪市 梅田/JR大阪 和食

Emi shakudo 4月【大阪市 塚西】

最近、一人でよく利用する表記のお店をプール練習の帰りに訪問。チンチン電車沿いのライフスーパーの前の昭和初期に建てられたアパートの1階でビニールシートの入り口が目印。オープンして3年でセンスのいいマダムのワンオペの家庭料理を出すカジュアルバルのようなお店。小さなカウンターの上には手間暇がかかった家庭的で美味しそうな惣菜が並ぶ。メニューはガッツリもあればさっぱりまで色々。何をいただいてもリーズナブルで財布に優しい。

こちらは界隈のイケてる女性常連客でいつも賑わっている。総じて客層がいい。富裕層が多いとか常連さんが多いという意味ではなく価値観の同じ人たちが素敵な空間を作り出しているという感じ。だから初めてのお客さんでも楽しい時間を過ごすことができる稀有なお店。ミュージシャンのライブ会場でファン同士が仲良くなる感じに近いかもしれない。

この日はカウンターに並ぶ「ミートパイ600円」「お餅のチジミ400円」「鶏とキノコのクリーム煮500円」「ふぐ唐揚げ600円」などを少しづて盛り合わせにしてもらう。お餅のチジミはネギとキムチと醤油でお酒が進みまくる味わい。。どれもが心温まる美味しさ。。

お酒が残ったので「ゲソ塩焼き500円」を所望。。何をいただいても美味しくて居こごちも良い。
ごちそうさまでした・・・・休日等はインスタグラムにて。

過去のEmi shokudouはこちら

大阪市西成区東玉出2−5−6
090-1905-2234
17時半〜

大阪市 塚西 その他料理和食