和食

十六夜ニ丁目【大阪市 天王寺/阿倍野】

谷町線阿倍野駅1番出口の裏の路地にある泉州の朝獲れの地魚を食べさせてくれる居酒屋。 あんまり知られていないがコストパフォーマンスも抜群 ドリンクもかなり安い お店はバーのようなつくりだが内容は居酒屋バリバリ しかしこの店の魚へのこだわりはすばらしい。 個人的に先週の漁港によく魚を買いに行くこともあるが 価格も安く新鮮でいい物をそろえている姿勢には敬服する メニューには多くのものに“泉州”の冠が付いています。泉州産とついているメニューは泉佐野・田尻・尾崎・鳥取荘・樽井などの漁港に店主が直接買い付けに行っているそうです。 タコ、イカ、穴子、シャコ、渡りガニ、ガッチョ、エイ、フカ、ガシラ、太刀魚、など魚好きが 泣いて喜ぶような魚ばかり。 izayoi.JPG さっそく造り盛り合わせを注文。2人前1200円の安さもびっくりだが 新鮮この上ないたいらぎ貝、マグロ、中トロ、鯖、アナゴ、河豚、すずき。特にアナゴの造りは珍しく こりこりとして脂もありかなりうまい。 続いてがっちょのてんぷら580円はビールにぴったり 小魚だが滋味深い・・すばらしい 泉州地だこぶつ切り(680円)もひたすらやわらかく味が濃厚。湯がいているだけなのにどうしてこんなに うまいのか不思議。かめばかむほど蛸の旨みが染み出してくる。あまりにおいしすぎてガーリック焼きも頼む。トレビアーンって感じ これにも感動して飯だこの釜揚げを注文するとたっぷりと卵を持った 蛸が湯がきたてで出てきたこれをポン酢で食すと痙攣を起こしそうになるくらいうまかった。 旨すぎて写真取るの忘れたのが穴子の天ぷら泉州風(680円)です。泉州では、たっぷりの青ネギと醤油を掛けていただきます。ホクホクの穴子の身にシャキシャキの青ネギ、醤油の香ばしさが渾然一体となって天汁で食べるアナゴとは違った味わい 泉州穴子しゃぶしゃぶ(780円)です。これも初めての体験で小ぶりのぴかぴかのアナゴを10秒くらいしゃぶしゃぶにしてポン酢でいただきます。小ぶりの穴子ならではのコリコリっとした独特の食感と穴子の旨味が最高でした。これは思わず追加お代わりしてしまいました 締めは泉州素材のブイヤベース(980円)です。スズキ・サワラ・足赤海老などの魚介としめじ茸を土鍋に入れてトマト味のスープで煮込んでます。トマトの酸味が効いたスープには新鮮な魚介から滲み出たエキスが溶け込んでいて、泉南の海の恵みを存分に味わえます。 大阪市阿倍野区阿倍野筋2-4-48 電話:06-6623-8994 営業時間:17時~25時(

創作酒房 十六夜 二丁目居酒屋 / 阿倍野駅天王寺駅前駅大阪阿部野橋駅

大阪市 天王寺/阿倍野 和食

京都吉兆 嵐山本店

一度行ってみたかった嵐山の吉兆に行って来ました いつも前は通るんだけど思い切って突入。(もちろん予約はしました) 通されたのは離れの間で飲み物と嫌いなものをたずねられてさっそく会食がスタートしました。 エントランスも風情があり庭もしっかり手入れされておりお迎えの下足の方も若い方で 慇懃な空気を少しも感じさせなかったというのはさすがと思った kittyo1.JPG 最初に出てきたのが白酒と生の伊勢海老をさっとあぶったものに酢のゼリーと焼き米を掛けたもの もちろん身はプリプリのシコシコ。あしらえのこごみやうるいも春らしさを感じさせる。 最初から美味しすぎるやーんと思いながらビールと共にいただく 次の煮物椀はおわんの蓋の裏にミル貝の蒔絵が施され、胡麻豆腐の上に蛤の叩いたものが乗せてある。出汁の加減と味はすばらしかった・・。 蛤は葛でプリプリしていました。 ここで日本酒に切り替える。ここまでビールをずっといただいていたが注ぐたびにクーラーボックスに入れてくれるのは初めて体験した・・ 造りはまずは石鯛の薄作りを出汁醤油、ポン酢、カワハギの肝醤油でいただく。 魚も醤油もかなりうまい。。もう3皿くらい食べたかったが辛抱する その次にもんごう烏賊と赤貝が出てきてこれも烏賊は生姜醤油に胡麻をつけて赤貝は山葵でという指示であった。魚もいいし仕事もかなり丁寧。 続いて出てきた蟹は津井山産らしいかなり大きなサイズでびっくり 普段は間人の蟹を使うが今日は入荷がなかったといっていました。それを調理人が出てきて座敷で焼き始める。焼きガニってどうしても表面が乾いてぱさぱさしてしまいがちだけど 奉書紙を掛けて上から霧吹きで水を書掛け水分を補いながら蒸し焼きにしてました。 これは目からうろこ。。。レアに焼かれた蟹は味に透明感があって臭みもなくかなりのもので ボリュームもしっかりとあり横歩きしてしまうくらい堪能しました。 途中でしっかりと蒸された身と味をつけた蟹味噌が出てきてこれも死ぬほどうまかった。 kittyo2.JPG 続いての八寸は大皿に盛られそれをかわいい和服のお姉さんが取り分けてくれる。 蒸しあわびの酢の物に蛤の殻に入った海鼠腸。厚焼き玉子に車えびに諸味ミソを乗せたもの。 自家製のからすみも最高に美味しかった。これが今日の一番かもしれない。 これらが貝の器にそれぞれ乗って早春の季節感をかもし出している。 次に焼いた石の上で温められながら出てきたのがマスの大葉焼き。これもレアに焼かれ 表面に唐辛子が軽く振られて味は醤油系でした。これは魚(素材)が美味しかった。 炊き合わせは筍と鶏とほうれん草、人参など。こういうものが美味しいのがさすが一流の貫禄。 酢の物は河豚の煮凝りの上に焼き白子を乗せたもの。これもかなりうまかった。 ご飯は名物すき焼き丼。レアに炊かれた肉に温泉卵という取り合わせ。 「ちなみに肉の産地は?」と尋ねると「京都です」と答えていただきました。 44歳の私には少しきつい、とろけるような肉でした。 果物はメロンに「とちおとめ」「ふくはるか」の2種類のイチゴと三宝柑ゼリーにカスタードのソースを掛けたもの、マンゴーの取り合わせでした。 イチゴの食べ比べはありそうでなかったですね。 最後は菜の花を模した生菓子でうすいえんどう豆でできてます。 豆の味がかなりしました。これをお薄でいただいておなかも満腹で帰りに お雛さんを見せていただいて帰ってきました。 全体的に隙のない素材もかなりよいものばかりで今日は夜の献立を 昼間にいただいたので会計は目が飛び出す金額でした。 次回は宝くじが当たったら来ようと思いました。 京都市右京区嵯峨天竜寺芒の馬場町58 TEL 075-881-1101 FAX 075-881-5298 昼11:30~15:00(LO13:00) 夜16:30~21:00(LO19:00) 定休日 毎週水曜日

京都 吉兆 嵐山本店懐石・会席料理 / 嵐山駅(京福)トロッコ嵐山駅嵐電嵯峨駅

和食 京都市

たかおか【大阪市 天王寺/阿倍野】

四天王寺さんにいく途中の谷町筋にある日本料理店。 丁寧な仕事と良質な材料とでかなりレベルの高い 季節の味を提供してくれる。価格の割には味はトップクラス。 ご主人の人柄がかなりよい。 しかしながら昨年末から体調を壊し出ておられないのが心配 お昼のお弁当2500円税別をいただく 一応プロなので少しくわしく 左上は炊き合わせ。旬のたけのこはもちろん生 しいたけや蕗や春野菜がてんこ盛り 自家製の厚揚げがすばらしく美味しい これだけでこの店の実力がよくわかる 右上はこれも旬の白魚をたけのこをかつらむきにしたもので巻いた酢のもの 梅肉がアクセントになってとても上品なものになっている 右下が前菜いろいろで出汁まきや山芋の黄身焼き、レンコン磯辺揚げ タラの味噌漬け、その他のものがこれでもかと入っている。 すべて細かい仕事がしてありかなり洗練されている。 左下はおつくりで甲烏賊とかんぱちをづけにしたもの 鶉の卵をおとしてかき混ぜていただく もう旨すぎて死にそうになった・・ お椀の出汁も清らかでおいしいしご飯の上に載っているじゃこも絶妙 デザートの青寄せ(ほうれん草やその他の青い野菜)でつくったアイスクリームまで隙なし。 お茶も何度も変えに来てくれてもう見習うとこばかりでした。 お昼のちょっと豪華な大人のランチに最高 takaoka.jpg 天王寺区茶臼山町1-18 天王寺エルムビル1F TEL 6779-2822

日本料理 たかおか懐石・会席料理 / 天王寺駅前駅天王寺駅大阪阿部野橋駅

大阪市 天王寺/阿倍野 和食