和食

ダイニングステージ510 (ファイブテン)

知っている人は知っている城東区の内環ぞいにある(深江橋と放出の間)にある総合飲食ビル。 私が子供の頃からあった記憶がある。 昔からずっと繁盛店の理由は確かに確認した・・・ すっごい昔からあるねんけど、中華とステーキと和食があって、 中庭に噴水があるというかなり昭和のにおいのする店。 (ちなみに社長さんが後藤さんやから、510らしい) 店は古いが従業員は若い女性が多い。 お昼の定食1500円をいただくマグロが苦手なのでサーモンと烏賊に変えていただく 両方とも新鮮極まりないホタテの焼き物も柔らかく、ローストビーフも胡麻のドレッシングとぴったりで焼き加減、肉の質ともにナイスなものだった 烏賊のかき揚げも柔らかで茶碗蒸しと食後のコーヒまでついてコストパフォーマンスありすぎ・・・ 中華のほうもいつも行列の出来ているヨドバシの上より断然うまく ローカルレストランの矜持を感じる店作りであり大変勉強になりました。 510.JPG 〒536-0022 大阪市城東区永田2-18-7 TEL 06-6968-0510/FAX 06-6962-4315 http://www.510.co.jp/

ファイブテンステーキハウスステーキ / 放出駅深江橋駅


カテゴリー 放出, 和食 |

護衛艦 かしま

防衛省のご招待で天保山に停泊中の海上自衛隊練習艦隊のなかで 昼食をいただいた。海外などで来賓をおもてなしする応接食堂にて 自衛隊員手製の弁当をいただく。 毎日350人分の乗務員の食事と別にパーティーや来賓の食事まで和洋中と12人の選任自衛官が 食事の世話をしている。 自慢の天ぷらは海老とアナゴとレンコン。お作りはボタン海老とマグロ 煮物は鯛とごぼうと人参。うちわ海老のチリソースや菜の花の和え物などまさにプロはだし・・・ かわいらしい手まり寿司も仕事がとても丁寧。 うちのお店手伝ってもらいたいとおもう・・・ kasima.JPG


カテゴリー 南港/天保山, その他, 和食 |

かよう亭

東京出張の帰りに山中温泉まで暫し休息。 人に紹介いただいた山中温泉の名旅館「かよう亭」 こちらの旅館はその昔 客室40室、収容人員200名を誇る大型旅館だったらしい。  それを改築・休業を経て、ひとりひとりの客に密度の濃いもてなしができるようにと、山の中に移築し 一万坪の敷地に僅か10室という旅館に大変身したらしい。   日本旅館の多くが規模や外観の豪華さばかりを競っていた80年代に、 部屋数を縮小して「真のもてなし」を追求した・・・。  当時は、かなり勇気のある決断ではなかったかと思う。 お迎えしてくれた80才前のご主人は山中温泉の文化人らしく 侘び寂びや古典、芸術にもぞうしが深く引き算の美学を持ち合わせていることが この旅館のさまざまな設えでよくわかる。 旅館は部屋にいても廊下を歩いていても音というものがほとんど皆無だ。 このため時間という流れをまるっきり忘れさせてくれる。 個人的には食事に時間を掛けないほうであるが ゆっくりと時間を忘れて食事を楽しむ楽しさを実感することができた kayoutei.JPG そして食事のほうは花梨酒の食前酒に飯だこのイチゴ酢。このイントロからかなりの期待をさせる。 前菜は行者にんにくの酢味噌あえ、揚げ湯葉の蕗味噌添え、鯛昆布占め、ニシンのへしこ、淡雪羹 お椀は薄い豆のすり流し、なんともたおやかな澄んだ味加減にびっくり。 椀だねは地元で取れる車鯛と白きくらげ。黒胡椒が味のアクセントになっている。 造りは甘エビと寒ぶり甘エビは新鮮そのものまったく臭みなし。鰤も独特の魚くささもなく 自然な脂は天然の印。 続いて揚げだしタラ白子にたらの芽の天ぷら。これは予想どうりの味加減。少し安心・・ 郷土料理の粟蒸しはプチプチとした粟の舌触りと素朴な味が餡と絡まってなんとも美味 これだけで日本酒の燗を2合開けてしまう 焼き物はぶりの子供の味噌漬けを胡麻ソースに絡めたもの この取り合わせはありそうで今までなく日本酒との相性も最高で 永遠に食べ続けたいと思った 使用されている器も地元の作家ものを中心に古九谷や土ものなど亭主の 趣味のよさがわかるものばかり 続いて地物の蟹が出てきたが結構おなかがいっぱいになる これは美味しいのは当たり前か 酢の物は湯がきたての旬の蛍烏賊。バリうま・・・ あとはご飯と止椀にフルーツ。ゆっくりお酒を楽しみながらいただいたので最後まで入らず・・ 残念・・・・ 私が知りうる風呂の中でもベスト3にはいるこの旅館の風呂は景色がすばらしい 自然を生かした林を見ながら温めの露天風呂に入ると天国に来た気分になる 食事のブログなのでここではあまり書かないこととする。 tyoshoku1.JPG 朝食は日本一と言われるものでこれに興味があった。 朝一番のお茶と梅干はびっくりするくらいうまかった まずはあおさ海苔が入った味噌汁。加減がすばらしい。 豆腐の造りは味が濃厚。じねんしょも山の香りがすばらしい これに手作りの塩辛となると朝からビールをいただく 炭火で温められた海苔と席についてから焼いて湯気が立ち上る出汁巻き玉子 はすばらしすぎて感動してしまう。 湯豆腐は限りなくはかない味加減でテーブルの横で焼いてくれる厚揚げと脂の乗ったはたはたは 最高の朝向けの焼き肴となる。地味ではあるが朝に食べたいものが普通にそれも最高の もてなしで最高にうまい状態で出てくる。10室だからできるんですとは担当の客室係りの方の声 名旅館恐るべし・・・・


カテゴリー 北陸地区, 和食 |