和食

丸元 (晩夏)【大阪市 難波】

体調を崩したという後輩を連れて精をつけに千日前のすっぽん丸元に突入。 いつもどおりいつもの席に座ってまずはお造り盛り合わせ。今日は軽めに盛っていただく。ピンピンのひらめにコリコリのかんぱち、赤貝に剣いか、鳥貝に甘エビに活タコと私の好きなものばかりようしっとると感心。歌謡曲の流れる店内は昭和そのもの。昔大阪で一番有名で高級な天ぷら屋のご主人が目の前で「飲食店の格は何で決まるか知ってますか?」と天ぷらをあげながら私に尋ねられたことを思い出す。私がわからない旨をいうと、一言「お客様筋です」とおっしゃられた。本当にいいお店はいいお客を引きよせ、いいお客の連鎖をもたらす。。ということだろうと思った。いろんな意味でこの店のお客様筋は素晴らしい。お客は帰りしなにみんないい顔をしながら老齢の店主に挨拶と感謝の意を述べて帰られる。大阪人らしくギャグる人もいれば店主との会話を本当にうれしくされている方が多い。まさにお客が店を作り、店がお客を作る典型であると納得。 P8250002.JPG すっぽんは大好きな殻付き卵が出てきて濃厚な味を堪能させていただいた。金正日がこの卵を輸入して食べまくっているというのも過去に聞き及んだ。心臓も肝臓や胆のうも堪能し?スープもおかわりして体ぽかぽかのいい気分で帰路に就いた。疲れていた後輩も元気はつらつ。この店は人を幸せにする。この店が永遠にあることを切に願う。 P8250003.JPG

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一味禅【大阪市 谷町四丁目】 【大阪市 谷町六丁目】

谷町6丁目にある有名なお造りのお店。 昼は大きな刺身が乗ったどんぶりで有名。いただいたのは人気トップの海鮮丼1050円 広い店内でみんな一斉に同じものを食べている。 どんぶりの中には一切れ10センチくらいに切られたカンパチ、マグロ、鯛、いくら、鰹、サーモンがご飯を埋めつくし強烈な迫力を醸し出している。「おらおら!食えるもんやったら食うてみい」という空気がどんぶりの中から出てきて「えいや!」と挑戦するが少し残してしまった。口の中が魚まみれで耳から魚が出てきそうになる。しばらくもう刺身はいらんという気にさせてくれるナイスなお店。 itimizen.JPG 詳しくはこちら

一味禅魚介・海鮮料理 / 谷町六丁目駅谷町四丁目駅松屋町駅

大阪市 谷町四丁目大阪市 谷町六丁目 和食

大黒【大阪市 難波】

道頓堀にある超有名なかやくご飯のお店。 夏の暑い時あっさりとした食事を体が所望することがある。そんな時にぴったり。このお店は創業100年で明治35年から営業しているらしい。 当時はお米が貴重なのでご飯に混ぜものをして体積を増やしたところからこのメニューが生まれたらしい。だから漢字表記では火薬ごはんでなく加薬ごはんというらしい。 gohan.JPG 出てきたご飯は細かく刻まれた油揚げとゴボウとこんにゃくのみ。その上に青のりがふられていて、少しみりんの効いた昆布出汁も風味たっぷりでパラリとした米は出汁でコーティングされたような和風パエリアのような印象。芸人風にいえば口元の汚れんええ塩梅という感じか。みそ汁も赤味噌のアサリを所望する。これも秀逸。 shake.JPG おかずは焼きナスと生鮭の塩焼きで外国産と思うが脂ののりもよく臭みもなく丁寧な火入れで美味しくいただけた。サバは当たり外れがあるのでこの時期は鮭をいつもいただく。 秋口のサンマもバリうまで魚の目利きはいつも感心する。相席になるのだが客同士仲良くなれるのもこの店ならでは。夕方は晩酌の客もあり結構会話も弾む。この日は年配の親父がさんまの焼き方を朗々と述べていた。「旬のサンマを濡れた新聞紙にくるんでそれを丸ごと火にくべる。 新聞紙が焼け焦げてなくなった頃にサンマがちょうどええ塩梅になって焼き上がるんや・・」 勉強になるぜこの店。。。 大阪市中央区道頓堀2-2-7 06-6211-1101 11:30~15:00 17:00~20:00 定休日 月曜日・日曜日・祝日

大黒定食・食堂 / 大阪難波駅なんば駅(大阪市営)JR難波駅

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