和食

奈良の里山料理 ほうらんや その2

前回の続き・・・・ このお店は夜がメインなんです。。。当たり前なんだけど。。 お店の一押しが大和肉鳥とヤマトポークと地元の野菜を使って練り上げたつくねのお鍋1890円。。 地元産の醤油と味醂と酒を合わせて一週間寝かせた返しを大和肉鳥のガラでとったスープに昆布出汁を合わせた特製出汁で割ったもので召し上がっていただきます。すき焼きほど濃くなくて鍋出汁よりもしっかりと醤油が効いているって感じ。写真はそのつくね鍋にヤマトポークのロースとバラ肉、大和肉鳥のセセリ肉、前菜三種盛りと特製うどん。玄米おにぎりに自家製のデザート2種盛りがついたお得な里山お肉 三昧コース3680円。。 zanmaiko-su.JPG 大和肉鳥も美味しいんだけど何と言ってもお勧めはヤマトポーク。。口の中でじゅわ~と脂が溶けます。。 こんなに甘いお豚肉があってええんやろかって感じです。。 bara.JPG サイドメニューもこだわってます。。居酒屋使い大歓迎。。380円からいろんなもん置いてます。 お勧めは大和牛のたたき里山風。噛めば噛むほど味が出て本間に美味しいなあ~ってみんなに言ってもらってます。。ちなみに1260円です。 satoyamatataki.JPG あとはつくねをごっつい鉄板で焼いて「地元の大和なでしこ卵」をのっけた「名物つくねの山椒焼き」530円は絶対に食べていただきたい逸品。 yakitukune.JPG 大和牛とヤマトポーク、大和肉鳥のモモ肉、大和ねぎなどをしっかり焼きこんだ「大和三昧串焼き」840円もおすすめ。 kusimori.JPG 大和肉鳥の胸肉を低温調理した「自家製大和肉鳥のハム」(そのままやん・・)もしっとりした出来栄えでありそうで今までなかった逸品。自家製のタルタルソースで召し上がっていただきます。これがなんと370円。 torihamu.JPG 「里山サラダ」は地元でとれたさつまいもや根菜などが山盛り。。えらいボリュームで680円。ノンオイルの特製醤油ドレッシングでお召し上がりいただきます。 satoyamasarada.JPG そのほかにも素材を生かしたサイドメニュー満載。 奈良の美味しい地酒(お酒は奈良産だけ)やリキュールもたくさん揃えています。 砂糖を一切加えない塩をなめながら召し上がっていただく当店スペシャリティの「男のレモンサワー」はお鍋にドンピシャです。カフェタイムは自家製のスイーツいろいろ作っています。。 ぜひ一度来てくださいね。。。さんきゅ! 詳しくはHP→http://www.houranya.jp/

洋食和食レストラン 奈良県

奈良の里山料理 ほうらんや

*今回は恐縮でありますが自社の宣伝をさせていただきます。。。 11月1日(日)に満を持して奈良の橿原でレストランをオープンしました。 奈良の里山料理「ほうらんや」として地元に伝わる火祭りの神事の名前をお借りいたしました。 大和高田バイパスを降りたところにあり大阪市内からは南阪奈道路を使えば約30分。 市立図書館や子ども科学館、800名のイベントホールを備えた、かしはら万葉ホールの5階をお借りし、ランチタイムの手軽なお手軽な定食からディナータイムでの家族づれや接待までいろいろと対応できるお店です。 お店のコンセプトはズバリ里山料理。奈良の食材を最大限に生かした地産地消をテーマに献立を展開しています。大和牛、ヤマトポーク、大和肉鳥、地元の露地野菜などをふんだんに使いリーズナブルな価格でお客様に提供させていただいています。 ランチメニューの一押しは「里山ハンバーグ」大和牛とヤマトポークを直前にミンチにして焼きあげます。 自家製のソースを3種類から選んでいただき(お勧めはネギ塩)熱した鉄板でジュージューいわせながら 召し上がっていただきます。肉汁もほとばしる私が絶対にお勧めするハンバーグです。ご飯とみそ汁がついてなんと840円。 hannba-gu.JPG そのほか曲げわっぱに入った里山弁当1050円は若鳥の黒コショウ焼き、大和なでしこ卵の出汁巻き、自家製ゴマ豆腐、旬菜の炊き合わせ、海老のかき揚げなどバラエティー豊かな料理人の腕の良さが伺えるお得な内容。 satoyamabenntou.JPG 大和肉鳥をつかったつくねのどんぶり680円は温泉卵とベストマッチ。むちむちのじゅるじゅるでなんぼでもお腹に入る逸品。 tukunedon.JPG 個人的に大好きなのはヤマトポークのとんかつ定食1050円で脂身が甘くて口に入れるとじゅうわーっと溶けだしよる。。。これもネギ塩と和風ドミグラスソースの2つのつけだれで食べてもらうんだけどこの価格でこの肉質はありえへん。。このとんかつは病みつきになるよ。。 tonkatuhourannya.JPG お店の場所や詳しい内容はこちら→http://www.houranya.jp/

洋食和食レストラン 奈良県

母や

柴崎コウも使っている(らしい)炊飯土鍋「かまどさん」で一躍有名になった窯元の長谷園に営業用の食器を購入するため大阪から1時間半かけて伊賀上野まで。名阪国道を壬生野ICで下り、10分以上かかる辺鄙な場所にあるのに到着したら近畿各地から「かまどさん」や土鍋でできた蒸し器などを買うお客でえらいいっぱいの大賑わい。。 器の展示室も10年前は1つしかなかったが今はギャラリー含めて4つもある。この時代にこの商売で繁盛しているというのはまさに奇跡的。それぞれの商品が用の美というか使って美しい作品ばかりでこの数年から京都の一流料亭からの引き合いが殺到し今や東京の支店含め通販などでも大人気で土鍋バブルをおこしているような様相。 noborikama.jpg 来たついでに登り窯も見学して、お楽しみの食事は一日2組限定要予約の「母や」にていただいた。綺麗に掃き清められた庭はまさにお客様をお迎えするにふさわしい美しさ。しかしながら凛としたたたずまいを作っておられることに驚きを感じる。 omiseshoumen.jpg 庭や古民家をいかしたお店はしっとりとして田舎のおばちゃんの家に帰って来たよう。しかしながら掛け軸や屏風含めて意匠にもセンス良くこだわられていて上質な空間をあざとさを出さずに作られている。 senzai.JPG なんとこの建物築200年。元はオーナーのお住まいだったらしくこうやって料理店で使えば朽ちないのかとひとりごちする。 omoyazensai.JPG お店の方と世間話をしてしばらくすると出てきたお昼のコースは大きな伊賀焼きの大皿に盛られた前菜。 最近禁酒しているのでお酒が飲めないのがなんとももったいなく感じてしまった。素材感も十分ありしかしながら家庭料理とは完全に内容を隔した仕事ぶりが一目でわかる。これを見て料理人の腕とセンスの良さが十分にわかった。 sumo-ku.JPG 〆サバを燻製にしたものにくるみを射こんだものはもう日本酒が欲しくてたまらん禁断症状が出るくらい ナイスなできでほぼよだれものである。なんとも言えない塩加減とくるみの脂加減、強めの温薫の加減など思わずウンマ~と反射的に言ってしまう。ホントによく出来ている。。その横が鮭のはらすを燻したものでこれも口に入れると脂が染み出て鮭の味も凝縮されていてなんともいえん滋味の深さを感じる。これは掟破りの鉄板の美味しさ。。 misoduke.JPG その横は卵黄の味噌漬けでこれは日本料理でよくある仕事だが丁寧な仕事ぶりがよくわかる一品。 sirotumekusatorennkonn.JPG 海老と金時草の黄身酢掛けはあっさりした加減で夏野菜の金時草の独特のぬめり具合は体にいかにもよさそうな感じがした。蓮根の酒盗和えもただ和えているだけではなくきっちりと下ごしらえしているのがよくわかる。そのほかに小芋を拍子に切ってさっとゆがいて梅肉と和えたものもかなり旨かった。。小芋ってホントはこんな味がするんやと目覚めさせられる。イチジクの酢味噌添えも秀逸。栗をじか焼きして4つに割って出されていたのもかなり旨かった。。やっぱ料理は素材だなと納得。。ここまで酒のあてが続くと飲めないことがほんまマジでお茶でいただくのが苦しくなる。。。。 nimono.JPG 続いて蓋物はゴマ豆腐と冬瓜と秋ナスの焚いたものでまさに出会いもの。の中には干し貝柱。。。深みのあるしんみりとした加減はかなりの腕前。。 meinomoya.JPG メインディッシュは伊賀豚三枚肉の蒸し物。。カロリー制限しているため豚肉は遠慮させていただいたが キャベツを始めプチトマト、肉厚の椎茸はブッチリした歯触りで鶏肉のよう、モロッコいんげんも蒸し料理にぴったり。こりゃあなんぼでも入っていきそうって感じだった。 kinokogohan.JPG 締めは「かまどさん」で炊いたキノコご飯で遠赤外線効果のためふっくらつやつやでお焦げも旨すぎる。。。キノコからええ感じのエキスというか出汁が出まくってかなりいい感じとなっている。 tukemonoomoya.JPG 香の物も長芋やウズラの卵、赤と黄色のピーマンのぬか漬けなど遊びも効いていて唸りまくり・・・ deserukuri.JPG デセールは渋皮煮で丁寧な仕事ぶりに脱帽。。旨いとかまずいというレヴェルではなくただ感動しました。次回はディナーでいただこうと思った。 「長谷園 なが谷 母や」 三重県伊賀市丸柱569 0595-44-1511(予約制)

なが谷 母や割烹・小料理 / 伊賀市その他)

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