カテゴリー:和食

四季彩

サンダーバードに乗って富山に出張。。晩ご飯は市内で超有名な表記の和食店。地元の名士である友人に富山の食材を使ったお店をご案内いただく。

入り口を入ると半地下へ降りるような階段があってカウンターと小部屋が幾つかある。調理人は5人くらい。

ビールで乾杯して好きなものを好きなだけいただくことにする。

先付けは玉子豆腐に枝豆とオクラ、エビのたたいたものを乗せたもの。これは普通に美味しい。

すべて富山湾で獲れたと言う刺身盛り合わせは。生マグロの中トロ、天然カンパチ、鯵、白エビ(これが食べたかったのよ) ツブ貝、ヒラメ。。。日本酒でいただくと最高だった。。

続いて白エビの唐揚げ。。皮が口に残るかなと思っていたが心配無用。さくさくして旨味も最高。4月1日が解禁と聞いたことがある。

のどくろの塩焼き(時価)。かなりでかい。。かなり高そう。。でもかなりうまい。価値が価格を上回る瞬間である。

特製蟹まんじゅう900円。。。箸を入れると蟹だらけ。。。少しびっくりした。。かかっている餡も濃厚だけど蟹の味を殺さない。

鴨ロースはかなりでかい。。味も深い。。。芋焼酎が進みまくる。。。このくらいレアだと逆に鴨特有の臭みも全くない。ゴマだれソースも上品な味わい。。。

富山名物イカの黒作り登場。。イカの塩辛にイカ墨を入れて黒くしたものらしい。多分スルメイカでイカの甘みとイカスミのコクがよくわかる。

岩牡蠣のフライ。。。かなり贅沢な料理である。。。フライにすることで旨味も凝縮。長でかいタコ焼きを食べる感じか。。かりっとしてトロトロ。。。

このほかイカとタラの身で作ったフワフワの自家製さつま揚げなどもいただく。総じて何を食しても旨い。。。価格は大阪の半額。。驚いた。。。

*子供の頃テレビで見たサンダーバードの人形劇は模型の口がパクパク動くリアルさや救助を主にしたストーリー、オーケストラサウンドの主題歌など結構子供心に影響を受けた記憶がある。この電車を利用するとき大阪駅を出発する際に頭の中で「さんだ~ば~ど~・・・と主題歌の冒頭がリフレインするのは私だけか。。。

富山富山市総曲輪2-8-24

076-492-2299

 

四季彩懐石・会席料理 / 大手モール駅グランドプラザ前駅国際会議場前駅

和食 北陸地区

懐石料理徳 住之江本店 仲夏の料理【大阪市 住之江公園】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】 【大阪市 北加賀屋】

6月末に日友人と会合で7月の料理の試食会を兼ねる。教育関係の方ばかりで最初は大阪市政の話から始まる。教育問題はとても様々なしがらみがあり難しい問題であるが市長が替わってから少しづつ改革が進められていることを知る。

この日の食事は食材を含め内容にかなりこだわった献立。。。

先付けはフルーツトマトのゼリー寄せ。。これは先月も形を変えてお出ししている。トマトの下には国産のホワイトアスパラをミキサーにかけて裏ごしにしてゼラチンで寄せたもの。穂紫蘇の香りがいい。。。この先付けはビールにとてもよく合う。。

お造りは泉州産の太刀魚の皮目を炙ったもの、剣先烏賊、シマアジ。。どれも新鮮。。。いい仕入れをしておる。。。

煮物椀は旬のイサキを骨切りして葛をつけて木の芽をたたいたものを擦り込んだもの。ぱっと見た感じは鱧のようだが脂がいっぱいのっていて味が深い。。出汁も鰹がしっかり効きまくってとても美味しい。

八寸は鮮度抜群の鱸(すずき)を醤油焼きにする。味醂や砂糖が入っていないので少し辛めだが夏の暑いときにはこのほうがいい。生のタコを時間をかけて蒸し煮にしてやわやわにしたものや、これも泉州産の穴子の握り。べっ甲生姜にすり身を入れた袱紗卵焼きなど。。

どれも丁寧に作られている。蔵本からいただく天野酒の夏バージョンを皆で飲みながら教育の話や中学校の給食弁当の話などで盛り上がる。。

メインディッシュの但馬牛のローストビーフ。これは今や私どもの店のスペシャリティとなっている。腿肉を使っているんだけど赤身なのに脂がたっぷりのっていて超旨い。。普段は2切れなんだけどこの日は少しサービスということらしい。

あしらえは揚げた小芋に南京。。ジャガイモを桂剥きにしてバターとともにさっと炒めたもの。。これはシャキシャキしてかなり美味しい。。

酢の物はこの時期とてもおいしくなる鱧の落とし。ウニをさっと湯がいたものとトウモロコシ、冬瓜、もろキュウリ、ラディッシュ、加減酢をジュレにしたもの。。。

この頃になると会話も弾み場の空気もとってもいい感じ。美味しいものをいただきながらよもやまな話をするのはとても楽しい。PTA代表の女性が給食の件で白熱討論の巻き・・・・

食事は新レンコンの炊き込みご飯とポロネギの入った赤味噌仕立ての汁。

デセールはアメリカンチェリーとオレンジのグランデーズソースでさっぱり。。

この献立で5000円。。。内容比較で価値はあると思う。。。この献立は7月中旬まで。。。

大阪市住之江区東加賀屋3-15-9
フリーダイヤル:0120-63-0149

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えぽっく【大阪市 心斎橋/四ツ橋】 【大阪市 長堀橋】

東心斎橋に貝料理専門店がオープンしたということで貝好きの私は勇んで潜入。たくさんの種類の貝を様々な食べ方で愉しませていただけるお店で、ありそうでなかった業態。南警察の横。店内に入るとレストランというよりBARのような落ち着いたおしゃれな大人の空間と言った感じか。

大きなL字型のカウンターと奥には個室が2つ。ビールはマイナス五度の瓶ビール。ひとまず乾杯。グラスもよく磨かれていて行き届き感がよくわかる。

料理はこちらのお店のすべてを味わえる6300円のお任せコース。

まず最初は貝のクラムティー。いわゆる貝出し汁のスープ。貝の深い旨味がしっかり出ていてしみじみ美味しい。すだちの酸味が実に心地いい。よく出来ている。。。

オニオンスライスのサラダは卵と魚粉が乗ったものに、貝出汁醤油をかけていただく。卵黄がコクを出していい仕事をしている。こういった料理のうまさが最近よくわかる。

お造りは信楽の大皿にミル貝、ホタテ、白バイ貝、トリ貝。。すべて新鮮なのでとっても美味しい。貝ばかりのお造りは 珍しい。貝の肝も大好物。

前菜盛合せは信楽の大皿で登場。貝のスープで作った冷たいだし巻き。貝の肝煮、あさりのニンニクしょうゆ漬け。あさりと分葱のぬたあえ、イタヤ貝の入ったポテトサラダ、アヤボラ貝の自家製チャンジャ、冷や奴自家製貝醤油掛け。。日本酒の山口県の獺祭とともにいただく。。どれも日本酒にぴったりで美味しすぎる。飲み過ぎてしまうこと必至。。かなり危険な料理である。

カウンター席の前にはセラミックの砂が敷き詰められていて、そこに炭を置いて焼きものを調理するというシズル感満載の演出。

最初は岩牡蠣の昆布焼。昆布の上で巨大な岩ガキを焼くと次第に昆布が焼けるいい香りが立ち昇る。牡蠣の旨味に昆布の旨味がしっかり染みてアホほどうまい。昆布の上には牡蠣のエキス満載。。行儀悪いが口を付けてスープをいただく。

白バイ貝はトマトソースで。。。ベーコンがいいコクを出す。。網の上でパンも同時に焼いてくれ。、貝のスープをパンに浸して頂く。この辺りで日本酒からコクのあるシャルドネを所望する。。この料理はワインとドンピシャ。。。

カウンタの中には若手の調理人の方が2人。聞けば和食出身ということ。。いろんな話をする。。これも又ごちそうのうち。炭のかおりが移った焼き野菜は水なすなど。。。

サザエのうに焼はサザエのツボ焼きにうにが乗ってとても豪華。感動するくらい美味しい。。この料理は必食の価値あり。

網でパンも焼いてくれてそのパンで貝のスープをすくって頂く。。シズル感満載の素晴らしい趣向である。

貝焼きえぽっく風。イカ焼きの具が貝なので、貝焼きだそう。普通に美味しい。。ワインがすすみまくる。。

ほたて貝柱のフライは自家製のタルタルソースが添えられていて焼いたパンに挟んでカツサンドにして食べると激ウマ。

〆は貝汁を使ったラーメン。しんみりしたスープは上品で旨味満載の完成度の高い塩スープと細麺。お腹いっぱいだけどいただいた。。店員さんのサービスも目配りも抜群。。

最後のデザートは柚子シャーベット。最後まで手を抜かない洗練されたコース。この店は必ずブレイクすること必至。

大阪市中央区東心斎橋1-6-4

06-6252-1540
営業時間:18:00~2:00

食後は近くのバーでウイスキーの飲み比べ。。ああ贅沢。。。

ゑぽっく魚介・海鮮料理 / 長堀橋駅心斎橋駅日本橋駅

大阪市 心斎橋/四ツ橋大阪市 長堀橋 その他料理ラーメン和食