和食

和食京膳 高はし【大阪市 西田辺】

西田辺にある標記の隠れ屋和食店を友人と訪問。駅のすぐ近くなんだけど路地の中にあるのでなかなか判りにくい立地。カウンタ−3席とテーブル席4、座敷が4席の小体なお店。
食材は明石浦の天然物を契約漁師から直接入れていると聞き及ぶ。夜の料理はコースのみで3500円、4500円、5500円(いずれも税別)

今回は廉価版の3500円のものを所望する。

先付けは蟹身の春巻き。添え野菜に海老芋、満願寺唐辛子、姫人参、バターナッツ。酸味の効いた濃いめの出汁で南蛮風に仕上げられる。

続いては鱧団子の餡掛け。団子の下には炊いた蕪。。

鯛の昆布締めと鯛の笹巻すし。少し御飯が多い・・・

メインディッシュの黒毛和牛を酒蒸しにしたものを出汁で温めてポン酢で頂くもの。

特にどおって事はないけど出汁の塩梅がとてもいい。

烏賊の天ぷらはイマイチ君・・・

〆の鯛御飯は一度炊き込んでから耐熱の皿に移して加熱する事で軽い焦げが出来る。それを2杯目は出汁茶漬けで頂くと焦げの風味も相まって驚くほどの美味しさ。

デセールはきな粉のアイスクリーム。ごちそうさまでした。。。

大阪市阿倍野区西田辺町1-2-4
電話: 06-6692-7533

大阪市 西田辺 和食

大和屋 「おそばの会」【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋大丸13階にある140年の歴史を持つ高級料亭「南地 大和屋」で行なわれる恒例の「おそばの会」にお招きいただき友人と訪問。

大和屋さんの端正でオーセンティックな日本料理と日本を代表する高橋名人の蕎麦のコラボは毎年あっという間に締めきりになる。

先付けは蒸し鮑と菊葉の白和え。白和えのおいしさが突き抜けている。

お造りは本来は本鮪の焼き霜なんだけど苦手なので河豚に変更いただく。有り難い・・・

途中で高橋名人の蕎麦打ちを見学。カウンターテーブルにきちんとはめ込まれた特製の台の前で蕎麦を伸ばして蕎麦打包丁で細かくカットする。名人の所作が美しくとても神々しくて舞台をみているよう。

麺棒は3種類を使い分けてミズノ製のヒッコリーと仰っておられた。

炊きあわせは長芋白煮と地鶏の吉野煮。かなり上質の鶏肉に醤油仕立ての葛餡を絡めたもの。長芋はホクホクに仕上げられている。料理長の桜井氏は昭和の上方料理の第一人者の鈴木忠英氏の一番弟子。このような一見普通の料理が比類ないくらいに上手い。

焼き物は車海老の味噌漬焼き。頭以外は殻迄すべて食す事が出来る。

河内蓮根を擂り下ろして成型して磯辺揚げにしたものと蟹と舞茸の天ぷら。

今年の蕎麦は北海道産。普段は長野のものとブレンドするんだけど台風の影響で長野は新蕎麦の出荷が遅れていると言っていた。ブレンドの理由はその年によって蕎麦の実も出来不出来があり複数の産地で仕入れるほうが品質が安定するとのこと。それぞれの産地の蕎麦の良い所を上手くあわせる例えて言えばボルドーワインのようなイメージ。

薄い青緑で透明感ある蕎麦は雑味が一切なく舌触りも滑らか、固くはないけどコシはしっかりとあってモチッとした食感。小麦が入っているのでのど越しもとてもいい。喉に入ったあとに蕎麦のかそけき香りが鼻に抜ける。

汁は甘さ控えめだけど苦手な関東の汁のように辛くなく柔らかで角の取れた優しい味わい。あまりに美味しいのでお替わりする 

デセールは蕎麦茶ゼリーと小豆と柿。今年も大満足でした。。。

過去の大和屋はこちら

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食

岬 丘の上食堂

加太に鯛釣りに行った帰りに淡輪に立ち寄り標記の店で遅掛けランチ。
大阪の中で一番新しい道の駅「みさき」の中にあるセルフサービスの丼と麺料理のお店。

産直市場も併設されており近辺で獲れた魚や野菜果物も販売

しらす丼800円を所望。「地元で獲れたものを釜揚げしています・・・」とのことだが特にどうって事はない・・・
鯛釣りが釣価ゼロだったので落胆の中のランチでした。。。

大阪府泉南郡岬町淡輪5654-3 道の駅みさき内
072-494-0777
【営業時間】9:00~18:00

和食 大阪府