大国町

焼肉ソウル

数日前に大国町に在住のぺろぺろ日記の読者さんからメールをいただき、勧めていただいた表記の店をランチタイムに訪問。
大阪メトロ大国町駅から西に芦原橋に向かう途中に位置する。同じ名前のお店が難波元町にあるので要注意。

少しネットで調べると韓国料理店の多い大国町周辺でもトップクラスの人気店とのこと。

お店はかなり広くどの席も大きなテーブルが特徴。スタッフさんは全て韓国の方で客も韓国人率が高い。焼肉以外の韓国料理が人気で読者さんからは「どじょう汁」が絶品とお聞きしたのでその定食1800円を所望する。栃木県や香川県で昔にいただいたことはあるけど韓国料理では初めて。

最初に小皿料理が登場。普段あまり韓国料理を食べる習慣がないのでよくわからないけど本格的であることは理解できる。界隈にある焼肉店のテイストではない。。

かなり時間が経ってどじょう汁登場。灰色の汁は潰したどじょうの色とのこと。赤色のスープを予想していたが・・・一口いただくとザラザラの舌触りで「どじょう」を骨ごと潰しているせいと思われる。クタクタに煮込まれた白菜やゴマの葉など色々な野菜も入っている。ほのかに味噌やニンニクの香りもする。どじょうの臭みや癖は全くない。。コクのあるまったりとした味わいなんだけど思ったよりあっさりいただける。

栄養価も高く高タンパク低カロリーのヘルシーな料理であると推察する。韓国では夏バテ防止のスタミナ食とのこと。。最近ずっと胃の調子が悪かったんだけどこのスープのおかげか目覚めも良くて胃も快調になった。。。

次回は友人と「カムジャタン」(豚の背骨とジャガイモをゴマの葉などで辛く煮た鍋)を食べに来る予定。。読者さん一押しの本場の味とのことです。接客も丁寧でとても優しい。ごちそうさまでした。。

大阪市浪速区敷津西2-15-2
11:30~23:00
月曜定休


カテゴリー 大国町, 焼肉, その他料理 |

かなえ寿司 8月

大阪木津卸売市場の東端にある表記の老舗寿司店を訪問。大阪メトロ大国町駅、南海高野線今宮戎駅から徒歩3分。インバウンドが来ていた時はこちらのお店含めて海鮮丼や鰻丼など長蛇の行列ができていた。市場の中の寿司店なので朝の9時から午後2時くらいまでの営業(以前は5時くらいからされていたけど買い物客が減ったため変更したとのこと)。市場の休みの時も営業されていて年中無休なのは素晴らしい。

メニューはお好みもあるけど握り8貫の盛り合わせがおすすめ。盛り合わせは1000円、1500円、2000円、2500円とあり金額の差は内容の差。1500円が一番コスパがいいと言われている。

私はいつものようにマグロ・鰹等の赤身抜きで2500円の握り盛り合わせを所望。

暖簾には創業明治33年と書かれている。握りの手法は伝統的な掴み寿司で現在は高齢の3代目とそのご子息の4代目がカウンターに入る。私も40年以上前から利用させていただいている。

握りは2皿に分けて供される。最初の一皿は生姜醤油でいただく鱧の焼き霜で上に肝が添えられる。かなり大きなサイズで分厚い赤貝、カンパチの幼魚の「シオ」、皮目を炙った甘鯛とこの日に入荷した最高のネタが提供される。

2皿目はびっくりするくらい甘い雲丹の軍艦と咀嚼した時に笑いが止まらなくなる皮目を炙ったノドグロ、仕入れが高かったから思いっきり値切って買ったという車海老の半茹で、炙って甘だれを塗った鰻。。どれも市場ならではのネタであまり儲からないだろうなと思いながら美味しくいただいた。カジュアルで敷居も低い、いいお店です・・・・

大阪市浪速区敷津東2-2-8 木津卸売市場内
06-6649-1308


カテゴリー 大国町, 寿司 |

かなえ寿司 7月

大阪木津市場にある表記の寿司店を訪問。創業明治33年で120年くらいこの地で営業。最近は市場の来場者の減少から早朝営業はやめて9時から14時までとなっている(土曜日は早朝から夕方まで)ちなみに市場の休場日も休まず営業されていて年中無休とのこと。お店は市場の東の端に位置するのであまり目立たず常連客が中心。気がつけば私も40年くらい通っている。。

店内はL字のカウンターが10席、2人テーブル2脚、6人テーブル1脚。高齢の3代目とメインで握る40代の4代目の二人で営まれる。店に入ると小さな手洗いがあってそこで手を洗うようになっている。メニューはお好みでいただくのと握り8貫のセットメニューがある。セットメニューは1000円、1500円、2000円、2500円とあり金額の差は内容の差となっている。

いつものようにマグロ・鰹抜きで2500円の握り盛り合わせを所望する。

最初の一皿が登場。旬の高級魚のオコゼはコリコリで甘みたっぷりでとても上品な味わい。続いて大きなサイズのとろとろ食感の甘エビ、天然縞鰺、脂が乗りまくりの大きなサイズの白甘鯛は塩パラで供される。

握りは伝統的なシャリを掴んでネタに合わせるいわゆる伝統的な「つかみ寿司」。酸味の効いたシャリは柔らかめで個人的には好み。たまにネットでこの店のシャリの悪口を見るけど個人的趣向の偏重と了見の狭さを感じて嫌になる。寿司はその土地や環境に根付く文化的要素が多分に含まれるものなので感じ方は人によるものでしょうがない。

続いては見た目は良くないけど甘々の雲丹の軍艦巻き、皮目だけさっと炙った鱧は全く小骨感を感じさせない。肝を乗せた鮑と関西らしいネタの鰻でフィニッシュ。4代目と世間話をしながら楽しく美味しくいただいた。全てのネタは当然のことながら市場で仕入れるんだけどかなりいいものばかりで2500円でこのレベルの握りを食べることができるのはとてもありがたい。

食後はすぐ隣の喫茶店で一休みする。いつもいただく「ミーコ」はミルココーヒー。この呼び方は神戸発祥と昔聞いたことがある。

過去のかなえ寿司はこちら

大阪市浪速区敷津東2-2-8 木津卸売市場内
06-6649-1308


カテゴリー 大国町, 寿司 |