兵庫県

たけふく

西宮北口にて商談がありその前に表記の店で昼食をいただく。1970年創業で地元ではとても有名なお店。
麺類と丼のお店なんだけど客の7割以上はカツ丼を注文するらしい。西宮ガーデンズの東側100mくらいに位置し、店の横に駐車場4台分あり。

10時から開店でずっと満席が続く人気店。白地に「生蕎麦 たけふく」と描かれた暖簾が目印。テーブル席が中心の広々とした店内は
調理場に面したカウンター席5席、4名テーブル6席、6名テーブル2席の41席となっている。客層は色々で場所柄家族連れも多い。女性スタッフが中心に切り盛りしていて4人ぐらいの配膳係りの方が活気のある店内を忙しそうに飛び回る。

周りを見ると注文の9割はカツ丼で、麺類を食べている客はいない。常連率も多くつゆ多めとか卵半熟とか、好みまで伝えている。この日はこちらのお店のシグニチャーメニューのカレーカツ丼Wを所望する。Wは卵が2倍という意味らしい。

しばらくして着丼。圧巻のビジュアル。普通のカツ丼に大量の半熟卵でとじたカレー味の強いとろみのある餡がかかっていて表面張力の絵がお見事。餡を探ってカツを取り出して齧り付く。パン粉は細かくてカレー餡やトロトロ卵とよくなじんでいる。カツは植物油で揚げているのでとてもあっさり。

出汁の効いたカレー餡はとても上品で雑炊のようにサラサラとご飯と一緒にいただける。濃厚な味わいで赤褐色の玉子は濃紅って名前のものを使用とのこと。こんなカツ丼初めていただきました。。ごちそうさまでした。。

西宮市田代町1-49
定休日:木曜日・ 第1金曜日第3金曜日
営業時間:10:30~15:30

たけふく丼(どんぶり) / 西宮北口駅阪神国道駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

どんぶり 兵庫県

あたりや

尼崎の表記のお好み焼き店を訪問。
阪神出屋敷駅北側徒歩2分の路地に位置する昭和20年創業の老舗店。界隈にコインパーキングあり。最近は行かないけど甲子園球場の帰りによく立ち寄った記憶がある。

自宅を兼ねた店舗の外観は瓦屋根と赤のれんのお好み焼きならではの雰囲気。現在は2代目の店主と女性スタッフ3人、男性スタッフ1人の5名体制で切り盛り。 地域密着の人気店として有名。

奥に広い店内(鉄板テーブル4席×14卓と小上がりの鉄板テーブル4席×3の合計68席)は油で椅子の背もたれはネタッとしていて床は油で滑りそうなので要注意。 こちらのお店は自分のテーブルで自分でお好み焼きと焼きそばを焼くのがルール。お願いすれば店のスタッフさんが別場所で焼いて持って来ていただけることも可能。

この日は豚イカ玉900円に別料金の袋マヨネーズ30円を追加する。

しばらくして豚イカ玉セットが運ばれる。豚肉はバラ肉を使用。大きなものが6枚入る。先に豚肉を炒めてその脂もお好み焼きに乗せると良いと聞いたことがある。ざく切りのキャベツの入った生地は空気を含ませながら底から切るように混ぜて鉄板に流し込む。そこに表面を焼いた豚肉をオンする。

しばらくしてひっくり返して表面をカリッと焼き上げる。マヨネーズで「ド○えもん」を描こうとしたけど途中でマヨネーズが足りなくなって断念。ソースは自家製で数種の香辛料を配合して長時間炊き込んで作るとのこと。キャベツの食感も残っていてパリッとした生地とソースの相性は抜群。青のりと鰹節を途中でかけると止まらなくなる。ボリュームも満点で大満足。ごちそうさまでした。。

兵庫県尼崎市竹谷町1丁目22
06-6413-1692
営業時間 11:00~22:00
定休日 月曜日

あたりやお好み焼き / 出屋敷駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

お好み焼き 兵庫県

淡路島 さと味

淡路島にある表記の和食店を訪問。夏の時期は鱧鍋が有名でいつも満席とのこと。冬の3年とらふぐも大人気。難波から高速バスで約2時間。淡路島の高速駅の降り口からタクシーで約10分くらい、海に近い完全な住宅地に位置する。

広い店内はカウンター、テーブル席、座敷らがあり、この日も団体予約もたくさん入っていた。
お店は2代目と3代目ご主人が切り盛りする家族経営。この日は鱧すきコース8800円のあっさり出汁味を所望する。

座付は子蛸の酢味噌かけと鱧の南蛮漬け、鯵の酢のものの3種盛り。よく冷えたビールと一緒にいただく。

続いてお約束の鱧ちり登場。かなり大きなサイズのものを使用されておられ、身厚でふわふわ食感。皮も柔らかくて骨切りも完璧。地元ならではの珍しい刺身も添えられる。鱧は全身にある小骨がY字型になっているので普通の魚のような骨抜きが簡単ではなく特別な技術が必要とされる。生で食すと脂の乗りも良くてとても美味しくいただくことができた。

続いて鱧の天ぷらが海苔と大葉で巻かれて登場。ハイボールと一緒にいただく。

メインの鱧すきは大量の葱と地元の柔らかくて甘い玉ねぎがポイントとのこと。あとは白菜、豆腐、牛蒡、しめじ、えのき、こんにゃく、三つ葉など。

分厚くて大きな鱧の身は出汁を潜らせるとクルリと丸まって純白のドレスを纏ったような姿に変身。出汁と一緒に口いっぱいに頬張ってムシャムシャといただく。しっかりと焼き上げた中骨や頭部分の身も香ばしくてとても美味しい。

専門店ならではの鱧の腸や浮き袋、肝などの珍味も味わうことができる。ふわふわプチプチ食感の鱧の卵の美味しさも秀逸。。

最後は地元産の素麺を鍋に入れて煮麺でいただいてフィニッシュ。

デザートまでいただいてお腹いっぱいになりました。交通費往復5000円で楽しくショートトリップできました。。。

お店のHPはこちら

兵庫県南あわじ市湊284
火曜日定休

淡路島 さと味寿司 / 南あわじ市その他)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

郷土料理 兵庫県