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川上商店【大阪市 大国町】

友人と木津卸売市場にある表記のうなぎ料理店を訪問。週末ということもあり市場は外国人観光客で人だらけ。海鮮丼の店は長蛇の列。こちらの店も日本人客含めて大人気。店の前では鰻の卸売もされていて隣接する焼き場で職人さんが必死のパッチで炭火で焼きまくる。

こちらは明治創業で当時は住吉大社の前で営業。1943年にこちらの木津市場に移転。市場の中でも最古参に入るお店。

鰻は昔から紀州備長炭を使った大阪伝統の「地焼き」にこだわる。鰻は大ぶりの三重産を使用。早朝5時から13時までの営業。

小さなイートインのお店はテーブルが4つとカウンター3席のみ。おかみさん(ママと呼ばれている)を中心にして女性パートだけで切り盛り。朝に焼かれた鰻を注文ごとにカットして分厚い鉄板で再加熱して提供。昼前には鰻が売り切れて営業終了のことが多いので午前中の訪問がおすすめ。

最初に「う巻き330円」を所望。たっぷりの出汁に浮き粉を混ぜて冷めても形が崩れないようにしているのが特色。この価格はとても良心的。

うざく1100円は熱々の身厚の鰻をカットしたものを使用。酸味は弱めで小ぶりのきゅうりもとても美味しい。

今回は上まむし2750円を所望。かなり大きくて分厚い身がご飯の上に2切れとご飯に挟まれて1切れ入る。鰻は皮目はぱりっと香ばしく焼き込まれている。小骨もしっかりと焼き切っているのでとても食べやすい。この焼きの確かさがお気に入り。
少し甘めの鰻のたれはご飯にもよく合う。できれば11時までに訪問するのがオススメ。駐車場利用は場内の宝くじ売り場にて無償の優待券をいただけます。。

過去の川上商店はこちら

浪速区敷津東2-2-8大阪木津地方卸売市場内
06-6634-5910
AM5:00~PM:1:00

大阪市 大国町

川上商店【大阪市 大国町】

大国町の木津卸売市場内にある表記の鰻料理店を訪問。自社の決算と納税が終了したので自分へのご褒美でこちらのお店を選択する。

元々は焼き鰻の卸売で、隣接する工場と販売店の横に飲食スペースを併設されている。私が子供の頃、こちらのお店に父親と朝から鰻丼をよく食べに来た記憶がある。あまり知られてはいないけど鰻の専門店としては創業80年になる老舗。こちらのお店の前身は今の住吉大社駅の前にあった「伊賀治」という明治創業の料亭で名物料理が鰻の蒲焼きだったと聞き及ぶ。

毎日、早朝から三重産の大きなサイズの活鰻を金串に刺しまくりながら関西の「地焼き」にこだわり、炭火で焼きまくる。業務用としての蒲焼のクオリティは大阪では一番と思う。

イートインのお店はテーブルが4つとカウンター3席のみ。おかみさん(ママと呼ばれている)を中心にして女性パートだけで切り盛り。朝に焼かれた鰻を注文ごとにカットして分厚い鉄板で再加熱して提供。昼前には鰻が売り切れて営業終了のことが多いので午前中の訪問がおすすめ。

最初にうざく1100円を所望。カットされた身厚で熱々の鰻と小ぶりの胡瓜だけの潔さ。マイルドな酸味がとてもいい。

この日は張り込んで「特上まむし3300円」をいただく。界隈では5000円くらいする内容と思う。皮はパリパリで身はふわふわ。高温の炭火で焼き上げているので小骨は全て焼き切れている。タレもすっきりした味わいでほぼ好みの味に近い。

結構なボリュームだけど飲むように一気にいただいてしまう。膨満感もほとんどない。。いつもながら美味しくいただきました。。

*駐車場は宝くじ売り場で無料券発行いただけます。

最近、普通の和食店やそれ以外の業態の店で鰻重を提供するのをよく見かける。高単価商品で冷凍保存もできてレンジで温めれば再現性も高く、味の劣化が客にわかりにくいということが理由と思われる。客単価800円のファミリーレストランで2800円の鰻重が新商品としてリリースされることも見る。コロナ禍の中での生き残りもその理由の一つであろう。
しかしながら客から見れば「土俵」のないところで相撲を取るようにしか見えず、大体そういったメニューはお客に衝撃を与えるような突出したものにはなっていない。つまりそのメニューの根源に異常な情熱や想いがないために客の心に刺さらない。中途半端に始まって中途半端に終了することがほとんどのように思われる・・・鰻重を食べて自省する機会となりました。。

過去の川上商店はこちら

浪速区敷津東2-2-8大阪木津地方卸売市場内
06-6634-5910
AM5:00~PM:1:00

大阪市 大国町

川上商店【大阪市 大国町】

大国町の木津卸売市場内にある表記の鰻店を訪問。こちらのお店も焼き鰻の卸売では老舗で私が子供の頃に父親と一緒に朝から鰻丼をよく食べに言った記憶がある。昔は鰻の蒲焼が名物の大阪住吉の料亭であったと聞き及ぶ。1943年に木津市場に移転されたということなので専門店としては創業80年近い老舗である。

私どものお店も昔は土用の丑の日はこちらのお店で焼き鰻を500匹くらい注文して丼や弁当を作っていたけど近年の価格の高騰のために鰻を献立にほとんど入れなくなった。。早朝から店の隣にある工場で三重産の大きなサイズの活鰻を金串に刺して大阪伝統の「地焼き」にこだわりながら炭火で焼きまくる。業務用としての商品としてのクオリティは大阪では一番と個人的には思う。

イートインのお店はテーブルが4つとカウンター3席のみ。おかみさんを中心にして女性だけで切り盛り。朝に焼かれた鰻を注文ごとにカットして再加熱して提供。店の前ではテイクアウト用の蒲焼も並ぶ。昼前には鰻が売り切れて営業終了のことも多い。

この日は「まむし2500円」を所望。数年前からどんどん値上げされているのは時代の流れか。。食材(活鰻)が高止まりなので街場の鰻店の廃業がとても多いのも残念。。

しばらくして着丼。かなり大きくて分厚い身がご飯の上に2切れとご飯に挟まれて1切れ入る。鰻はぱりっと香ばしくて小骨もしっかりと焼き切っているのでとても食べやすい。この焼きの確かさがこちらの店の真骨頂と思える。

一度蒸してから焼き上げるふわふわの江戸焼きよりも鰻を食べているなという感が強い。さらりとした鰻のたれは魚感があってこれは好みだと思う。デンプンを足して焼き固めた鰻巻きも美味しい。。できれば昼前に訪問するのがオススメ。。。

過去の川上商店はこちら

浪速区敷津東2-2-8大阪木津地方卸売市場内
06-6634-5910
AM5:00~PM:1:00

大阪市 大国町