ボデガ 7月【大阪市 西田辺】

ジムの帰りに友人と3人で表記のピッツアリア訪問。西田辺駅から東に今はなきシャープ本社に向かうまでの間にある。イタリア製のレモンビールでのどを潤してまずはシャルキュトリーの盛り合わせ。水茄子と生ハム、ロースハム、肉のパテの3種のみを所望。好みを伝えると融通が聞くのも嬉しい・・・

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水茄子と生ハムの取り合わせは最近よくいただくがかなり好物。シャルキュトリーはフランスに行ったときスーパーのなかに巨大な売り場があったことを思い出す。まさに文化の異なりを感じる。

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こちらのお店はピッツァはマルゲリータとマリナーラのみ。価格はいずれも1500円。まずはマルゲリータ登場。生地にトマトソース、モッツァレラ、バジルの葉をのせただけのシンプルなもの。薪の香り(煙の香り)がするピザはモチモチして食べ応えあるんだけど軽くてしっとりしてスルスルと喉に入る。モッツレラもオリーブオイルも上等なものであることは食せば判る。

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イタリアの白ワインと一緒にいただくと最高の暑気払いになる。ピザを焼く窯は界隈によくあるイタリア製のドーム型のそれではなく東京の職人さんが作る特注の薪窯。オープンの頃は排気が悪くて店の中がすすだらけになっていた。

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マリナーラは名前と違って魚介は全く入らず。トマトソースにニンニクやオリーブオイルを合わせたマリナーラソースに、薄切りニンニク、オレガノだけのシンプルピザ。塩分は少し高めなのでワインにドンピシャ。

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3枚目はメニューにないので要相談とのこと。今回は生のミニトマトを使ってポモドリーニソースにペコリーノチーズを乗せたものを特別注文。ビューンと伸びて口に残る山羊のチーズは濃厚でトマトの酸味と合わさることでとてもいいバランスを見せる。

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ワインが残ったのでロースハムを追加してムシャムシャ食べる。オイルが美味しいのと相まってワインが永遠に続く・・・今日も食べ過ぎました。。

*隣の客がかぶっていたニューエラの帽子かっこ良かったな・・・52才のストリートファッションは痛いかな・・

大阪市阿倍野区昭和町5-12-14
06-6623-0188

ボデガピザ / 西田辺駅鶴ケ丘駅南田辺駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 西田辺 イタリアン

Ristorante Due

表記のお店を友人と訪問。ハナコの雑誌のグランプリオブグランプリを受賞されたということとミシュランの星を取られたので現在は予約がとても困難なお店。
三宮駅から北に10分くらい歩いたところのハンター坂の入り口にある新しいビルの6階に位置する。

このビルにはミシュラン星獲得のステーキ店「雪月花 離れ」や懐石料理店「小猿」、高級焼肉店「仔牛屋 神戸三宮店」など聞いたことのある有名な店が入っている。

店内は、カウンター7席、テーブル3卓で20席程度。カウンターはオープンキッチンで級割烹店のような感じ。メニューは8000円から15000円まですべて税・サービス料別。今回は17964円(サ、税込)のコースをお願いする。客層はほぼ若い女性。

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こちらはテーブルセッティングから食材まで和食のテイストを融合した革新的イタリアンと聞き及ぶ。

以下HPより抜粋
オリーブ油よりも昆布だしの出番が多いリストランテ。
さらには太白胡麻油まで。
しかし、いわゆる和食的ではなく洗練されたガストロミー・イタリアンの数々。
世界各国で料理がボーダレスになっていく中で
日本の食材・技法を活用するのは必然と考え、
バターやクリーム、にんにくを多用せず、
日本の素材を感性でイタリアンに着地させる料理を日々探究していきます。
また、スペイン現代派の調理器具、ガストロバック(減圧調理器)で
和牛の中にトリュフオイルの香りを入れた炭火焼など
今までにない料理を提供しております。
「ヴィナイオータ」をはじめとする自然派ワインや
アメリカの「ケンゾー・エステイト」等、
約40種のワインをご用意しています。
<厳選素材 一例>
牛肉:大和牛A5
豚肉:今帰仁(なきじん)アグー
ハム:ネロパルマ(まぼろしの黒豚)
魚:五島列島や串本港から届く丁寧に活け締めされた絶品の魚
野菜:大西農園の無農薬ハーブ、淡路の柴山さんの無農薬野菜
小麦粉(パスタ):浅野ファームのセモリナ粉
卵:吉田ファームの卵
塩:田野屋塩二郎さんの塩

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イタリアビールのコレージのビアンカで乾杯。最近リストランテでよく目にする。ホップの香りと甘いフルーツのような香りがする。泡も滑らかで芳醇で濃い味わい。

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お始めは毛蟹にアボガドを合わせたものにイタリア製のキャビアを乗せたもの。ソースはエンドウ豆、桃、パプリカ、毛蟹の味噌とエディブルフラワー。

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2皿目は剣先烏賊とバフンウニを合わせたもの。叩いたオクラやコンソメジュレ、花穂紫蘇。山葵のソースが雲丹と烏賊の甘味を引き立てる。カウンタ−の中はシェフを入れて3名。皆がピンセットを片手に盛りつける。シェフはイタリアで修行をしてイタリア料理コンテストで受賞もしたらしい。

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料理に合わせてお勧めいただいた初めて頂くカンテのエクストラ。品種、ヴィンテージ、醸造法全てが秘密らしい。タンクにたまった澱の部分を無濾過で瓶詰めしたものとの説明。ビンテージは記載されていないがバックラベルに数字が入っている。薄濁りの乳白色の白ワインでトロッとした舌触りで蜜のようなまろやかさ。喉を通るときはフレッシュな果実感とミネラル感があるんだけど最後の方になると澱が混ざって味わいが深くなる夏にぴったりの楽しいワイン。

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最近よく見る調理法のガストロパック(減圧加熱)された徳島産の鮑。海老芋のソースと鮑の肝を山椒を足したソース。青さ海苔と昆布を炊き上げた出汁を煎餅にしたものが添えられる。

鮑を柔らかく炊いて鮑から出た出汁をもう一度鮑に戻すという調理法。イタリアンなんだけどしんみりした和食の優しい味となっているのが嬉しい。

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目の前にガストロパックの機械が鎮座。素材に味を染み込ますためにフランスでは下処理によく使われると聞く。真空調理と違い食材の形や味そのものを壊さずに調理出来るのが利点。食材の細胞の空気を抜いて調味料やソースをそこに入れ込むことが出来る。過去にはトマトや苺に蜜を入れ込んだりレアの肉に味を入れたりしたものをいただいたこともある。

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パンはオリーブを練り込んだものとトウモロコシの粉を使ったもの。

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長崎産の熟成させたスジアラは沖縄ではミーバイと呼ばれるもの。明石の鯛と鰹(私は苦手なのでボタン海老に変更いただく)のカルパッチョ。オリーブのソースとブラックオリーブの粉胡麻のソースで供される。てんこ盛りにされた薬味は一つずつピンセットで乗せられる。

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明石産の真魚鰹をビーツと豆のソースで。あしらえの野菜はすべて豆科のもの。素材がいいので普通に美味しい。裏旬を迎える真魚鰹もいい脂がのっていた。

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骨切りした鱧を練り込んだパスタ。湯がく時間もかなり短め、胡瓜と唐墨でいただく。地味だけどかなり美味しかった。

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A5神戸牛をガストロパックでポルチーニの風味を入れ込んだもの。根セロリのソースにポルチーニのソース、西洋山葵にポルチーニを乾燥させて粉末にしたもの。添え野菜は水茄子。かなり斬新な料理で肉を口に入れると脂の甘味とともにポルチーニの濃厚な香りが咥内を充満させる。喉から上の部分がすべてポルチーニになったような感じ。

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サンタバーバラの軽量級のピノを合わせる。渋みのあるものはこの料理には合わないと思った。鮮やかなルビー色で控えめな甘い香り。果実味タップリで料理を優しく包む穏やかなタンニンと酸味。

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毛蟹を中心とした魚介が入れて炊き上げたリゾットに玉蜀黍を入れて焼き上げたもの。この店では「リゾピラフ」と呼ばれる。カウンタ−越しでシェフが「トリュフ大サービスしてます!」とのたまふ。リゾットでもなくピラフでもない食感と玉蜀黍の甘味とトリュフの幻惑的な香りにノックアウト。蟹等で取ったスープを入れて食べてねと言われたが美味し過ぎて掛け忘れる。

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マスクメロンとフィユンネル、アマレット、バナナ、ココナッツのドルチェ。

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帰りに近くのバーで最近はまっているテキーラをいただいて帰阪。バーテンさんの動きがキレキレでワロタ。

神戸市中央区中山手通1-25-6
078-221-2266

Ristorante Due イタリアン / 三宮駅(神戸市営)三ノ宮駅(JR)神戸三宮駅(阪急)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

イタリアン 神戸市

立ち呑みの さのや【大阪市 大正】

地元の友人から大正にいい立ち飲みがあると紹介いただき早い時間に訪問する。場所はかなり辺鄙で大正駅から、鶴町4丁目行きのバスに乗って「大正中央中学校前」で降りて、交差点を西へ・・100mほど進んだ南側。タクシーだったら10分くらいかかる。

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住宅街にひっそりと佇むお店は看板もなく存在感全くなし。よく探さないと通り過ぎてしまう。

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超人気店らしいので16時半くらいに訪問するがすでに先客がいたのにビックリ。L字のカウンターを含め収容人数15人くらいであろうか。内装は豪華でないがかなりセンスがいい。

料理は日替わりでホワイトボードにいっぱい書かれる。ほとんどが150円〜400円くらいのもの。ネタケースに新鮮な魚介や牛肉が並び大きな鉢にお番菜が山盛り盛られている。

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生ビールは350円。焼きセンマイのタレ焼き280円、鰻白焼き山葵塩180円、鱧と茄子の天ぷら山椒塩280円、海老マヨ280円、牛カルビガーリック焼き400円など。どれもしっかり手のかかったものでコスパのよさにビックリ。牛肉も上質でどうしてこんな値段で提供出来るのかが不思議。

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聞くと店主さんは以前に裏なんばの「丑寅」で働いていてこの地で独立されたと聞く。辛口ではなく旨みのあるお酒を所望したら「阿波山田65」というものを出してくれた。ファーストインプレッションは辛口かなと思いきや後から旨みがどーんと迫ってくるフルボディタイプの味わい。食中酒にぴったり。。

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ゴーヤと茄子と牛肉と豆腐の味噌炒め280円 、ズッキーニの豚巻にゴーダチーズを乗せてバーナーで炙ったものは160円、玉蜀黍天ぷら価格不明、蟹酢300円、テッチャン鉄板焼き300円、手羽唐揚げ価格不明・・・どれも立ち飲みでは味わったことのない食材と丁寧な手仕事である。気がつけば店内超満員。

この他にも鯨さえずり300円、手作りポテサラ90円、カプレーゼ280円、各種お造り300〜380円、チキンカレー300円など・・・ベーグル180円もあってチーズを乗せて焼いてくれるらしい。

ここは再訪間違いなし。。あまり人に教えたくないな・・・

大阪市大正区小林西2-15-35
090-9274-7663
16:00〜22:00 火休み、月不定休

立ち呑みの さのや立ち飲み居酒屋・バー / 大正駅ドーム前千代崎駅ドーム前駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 大正 バル居酒屋