京風おでんと旬菜 すが【大阪市 福島】

新梅田シティで泣ける映画を見た後で福島にある表記の店を遅がけに訪問。JR福島駅から徒歩2分の場所に位置する。
普通のおでんではなくひとつずつ出汁や供し方を変えた和食テイストの割烹スタイルのおでん。しかしながら北新地にあるような高級路線ではなくとても使いやすい。ご主人が一人で切り盛りされる。

前菜にオススメのうずら卵を温泉玉子にして出汁ゼリーで寄せて、その上にいくらと塩昆布をかけたもの450円からスタート。これはありそうで今までなかった料理。トロトロの一口大の温泉玉子といくらの相性もとてもいい。もう一皿食べたいくらい美味しかった。海老の塩茹でと生野菜のマヨソースかけ650円は普通なり。北海道産粒貝のバター醤油あえ600円はお酒が進む味わい。

ここからおでんを所望する。まずはマストメニューの大根150円は薄味なんだけどしっかりと出汁が染み込んでとてもいい。こんにゃく150円は上にネギと柚子胡椒がかかる。豆腐200円はしっかりと煮込まれていてとろろ昆布がトッピング。

春菊のさっと煮250円は柚子風味。骨を取り除いた豚足600円はポン酢仕立て。コラーゲン部分の蕩けるような食感と筋部分のコリコリした食感の差異がとてもいい。とても上品で味わい深い食感にびっくりで本日のナンバーワン。生湯葉450円はオリーブオイルを纏った餡掛けで供される。

続いて揚げ茄子の生姜餡掛け350円。長芋の磯辺餡掛け350円を所望。海老を包んだ蓮根団子500円はもはや割烹店の仕事。レタスと柔らかく炊き込まれた豚のタン650円も目からウロコの美味しさ。

自家製さつま揚げ350円は色々な野菜が入ってとてもカラフル。柔らかく炊き込まれた牛すじ肉450円はもも肉と首の赤身肉を使用とのこと。ロールキャベツ300円はトマトソースがトッピングされる。ハチノス400円もおでんでは初めていただく味わいで出汁と上にかけられたチーズとの相性も抜群。揚げチーズもちのあられ餡掛け400円は普通。北海道産水タコ500円はゆずポン酢で供される。吸盤の美味しさは秀逸なり。

これ以外にも定番の商品やイカ墨の黒はんぺん350円もち米と豚肉のシュウマイ400円とりのつくねテリーヌ風500円、水菜と豚肉のはりはり550円、ズワイガニと餅の巾着700円、岩海苔を練りこんだニョッキとトウモロコシ750円などの創作メニューもあり次回再訪で全メニュー制覇を心に決めて店を出る。

今日の教訓
ひとつずつは安くても食べ過ぎて結局は高くつく。。

大阪市福島区福島7-13-7
06-6343-9114月・水~日
17:30~23:00
定休日 火曜日

すがおでん / 福島駅新福島駅中之島駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 福島 関東炊

焼肉 やっちゃん 2月【大阪市 京橋】

大阪城で久しぶりにランニングをした後で友人と京橋の表記の店で会食。駅から徒歩1分の好立地。以前に友人の焼肉の女王「いかりん」に紹介いただき以前初めて訪問したところ予想以上に美味しくて再訪。

21時過ぎの訪問なんだけどほぼ満席。間口が狭くて奥に長いカウンター13席のみ。ちょうど2席の空きがありそこに案内いただく。

メニューは
※全て1人前が200グラムで他店の3倍くらいのボリュームあり。
1人前2,200円 ハーフ1,100円
上タン塩(レモン)
上ハラミ(ワサビ醤油・タレ)
上バラ(ワサビ醤油・タレ)
上ロース(ワサビ醤油・タレ)

1人前1,400円 ハーフ700円
上ミノ(タレ・塩)
テッチャン(タレ・塩)
ツラミ(タレ・塩)
ココロ(タレ・塩)
ホルモンミックス(タレ・塩)

キムチの盛り合わせと生センマイをいただき続いて焼き物を注文。

まずはこの店のシグニチャーメニューの上タン塩を所望。全て注文があってから塊肉を切り出す。カットした肉をボールに入れて色々な調味料で肉を揉み込みながら味付けされる。肉の厚みは他店の3倍くらい。。表面だけ炙って食べてねと店主のやっちゃんの弁。

続いての上ハラミも厚切りのカット。半分は山葵醤油、半分はタレ焼きでお願いした。このハラミも新鮮なので表面だけ炙っていただく。タレ焼きは肉に醤油、砂糖、唐辛子、胡麻油、味の素、胡麻をぶっかけて掻き回してなじませて供される。

ホルモンミックスもタレ焼きでいただく。新鮮でクセの全くないハート、テッチャン、アカセンの盛り合わせ。焼いた肉を一味唐辛子につけていただく。驚くほどの美味しさに声が出なくなる。

隣の人のツラミが美味しそうだったのでアカセンと100gのハーフサイズずつで注文。もみダレが美味しすぎてスイスイ胃袋に入る。

締めはホルモンの入ったカレー雑炊700円。糖質制限中の私は友人の分を一口だけいただく。肉のエキスがしっかり感じられる。ドリンクの値段も手ごろだし店主のやっちゃんの目配りや気配りも素晴らしい。必ずまた行きたくなるいいお店でした。深夜まで営業されています。

大阪府大阪市都島区東野田町3-1-3
090-4279-1864

 

大阪市 京橋 焼肉

山海楼

伝統的な台湾の高級宴会料理がいただけるという表記の店を訪問。「農場発」をキャッチコピーに掲げ、産地から食卓へという理念の実現に取り組んでいるとのこと。

2階建てのお店はは明治大正時期的のロマンチックな建築物を参考にされているらしくエントランスと玄関に敷き詰められたモザイクタイルは建築されて80数年という時間を経て洗練された雰囲気。建物の中に入ると玄関には茶筒と茶器がディスプレイされていて、心落ち着く空間となっている。

最初に生のアワビの醤油漬け。水槽に泳ぐ新鮮な鮑を使用しているとのこと。

宜蘭で有名な郷土料理の糕渣でエビパンと日本語メニューに書かれているが中はトロトロのカスタード状でコーンの味がする380元。

丸鶏を1匹使用して水や調味料を全く使わず鶏のエキスのみを抽出したもの。調味料を使っていないので全く塩気がない。添えられた米のフレークと一緒にいただく。医食同源の考え方で身体に驚くほど良い効果をもたらすと書かれていた。。

蚵嗲(380元)はオーナーのお祖母さんの得意料理で台湾版カキフライのようなもの。台湾の外傘頂洲で獲れた新鮮な牡蠣を使用して野菜や肉の細切りなどを混ぜ合わせて作った餡を海苔で巻いて揚げたもの。潰した牡蠣と海苔の香りがよくてあっさりとした食味。

毎日数量限定でかつシグニチャーメニューの清燉牛臉頰肉/牛のほほ肉の煮込み(1,280元)草飼育4年の貴重な台湾黄牛のほほ肉を使用しているとのこといます。ほほ肉、ネギ、大根を6時間かけて煮込んで作っていると聞き及ぶ。

締めはカラスミチャーハン。紹興酒に漬け込んだカラスミを粉々にして大量にご飯にふりかける。パラパラのご飯にしっかりと混ざってとても良いお味(880元)。こちらの店はぜひ再訪したいと思う、料理内容、サービス、内装全てがワンランク上の台湾料理店でした。

台北市中山北路2段11巷16號
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:00
電話番号:02-2581-5760

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