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3月雑記

今月もたくさんの読者の方に私の駄文を見ていただき感謝申し上げます。3月の日記で掲載していない食事を徒然に残しました。

長居にある手打ちうどんの一心は一切機械を使わずに若い店主が生地をこねて麺棒で伸ばして大きな包丁でカットする。一連の流れるような作業はダンスを見ているよう。打ち立て湯がきたてのうどんはまさに「うどんの刺身」状態。おろしたての土生姜を入れた漬け汁もいい塩梅。最後にレモン汁を入れるとさらに味わいが変わる。炭水化物はできるだけ取らないよう心がけているんだけどいつも誘惑に負けてしまう。。

天王寺でのパワーランチはキューズモール北にあるあべのウオークの一人焼肉のカドヤ。ランチの上盛り合わせ(大盛り)2700円でパワーアップ。この価格で和牛を使われていることに敬服する。ロース、タン、ハラミ、上ミノ、バラがてんこ盛り。

白ご飯と生ビールも頼んで爆食いの休日の午後。

私どもの会社が2月にオープンした「奈良食堂」。おかげさまで毎日昼夜と大盛況。。ランチタイムのデイリーランチは1180円で地元で収穫した野菜サラダが食べ放題。この日は若鶏のハニーマスタードソースバジル風味とスペイン風オムレツ、ラタトゥーユ、キノコマリネ、ブロッコリーの刺身、かぼちゃのスープと食べ放題のフォッカッチャ。

あまり儲かりません・・・・・

奈良県橿原市八木町1丁目7−38

橿原市役所の前のビルの2階にある「トラットリア前澤」はかなり尖ったイタリアンでランチタイムは各種パスタが1500円からの設定。強気だなと思いながらキノコのオイルを所望するとシチリア産の太麺登場。アルデンテを超える硬めの麺は噛むと小麦の香りが口いっぱいに広がる。他のパスタも食べたいと思いながら店を出る。

西田辺駅前のイタリアンバルの「イルマーニ」は小皿料理2品とバケット、ワイン3杯で2000円というワインセットが有名だけどこの日は炭水化物中毒症だったのでホタルイカのパスタを所望。なんどもフライパンを振ってソースを乳化させる手業にいつも敬服。

ヘビーユースする住吉のWa cofeeは春の新作タルト。アーモンドをベースに火入れしたイチゴに少しだけジャムを加えてホワイトチョコとクリームチーズを合わせたものを被せたもの。イチゴの酸味とチョコの甘さのバランスが秀逸。

美人店主のミカさんも界隈では有名人です。

4月もよろしくお願いいたします・・・・

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うどん小屋 1月【大阪市 我孫子】

オーバー70才の友人と6人であびこの苅田にある最近話題のうどん店を訪問する。冬のおすすめはなんといってもカレーうどん。
トロトロのルーとモッチリどっしりした麺との組み合わせがクセになる。多分かなりのハイカロリー商品であろう。

お店は名前とは異なり白い壁が印象的な明るいカッコいいシンプルな造り。お店はカウンター5席とテーブルが10席。
デフォルトの小屋カレーうどん(小ごはん付)¥780円もいいが「焦がしチーズ」や6種類の野菜が入った「野菜」、鶏天と温玉の入った「親子」、大きな唐揚げが入った「唐揚げ」、文字通りの「黒毛和牛」、エビ天5つと半熟卵の天ぷらが入った「海老天玉」「きざみあげ」「かす」というバリエーションを前に友人も悩みまくる。

海老好きの私は海老天玉カレー1000円を所望する。みんなでつまみで鶏天やちくわ天をいただく。。出てきた鶏天は胸肉なんだけどビックリするくらいジューシーでカレー塩をつけていただくとお酒が欲しくなって禁断症状が出そうになった。
多分だけど塩麹に漬け込んでいるのであろうか。。私の知る限りの鶏天の美味しさを遥かに超えるものであった。

2015-01-29 13.07.24

出てきた海老天玉カレーは小海老と表記されていたがかなり立派なカリカリに揚がった海老5匹と半熟たまごの天ぷらが真ん中に鎮座。

盛り込みのビジュアルが美しい。
カレー出汁はいつものようにかなり重たくて長いうどんをつまんで引き上げるのに難儀する。うどんは伸びがあってもっちりぐにゅぐにゅでコシがあって食べ応え満点。お腹にしっかりたまる感じがいい。麺が強烈に美味しいのは周知の事実。
和風出汁の味が深くて甘くて辛いスパイスが程よく効いたカレーうどんにいつも感激する。

半熟たまごをつぶすとルーがマイルドになっていい感じ。食べ出すと一心不乱になってしまう不思議なカレーうどんである。

 

 

 

 

2015-01-29 13.02.57

巨大なかき揚げの乗ったカレーうどんも前に食したことがあるが絶品である。甘甘の芋や玉ねぎがこれでもかというくらいカリッとあがっていてカレールーにいいアクセントを与える。界隈のチェーン店のかき揚げとは全く異なるものである。

 

 

 

 

2015-01-29 13.07.54

野菜カレーは女性向であろうか素揚げされた野菜がルーに馴染んでこれも美しい商品。どれを食してもハイレベルなうどん屋さん。近くにあれば毎日通うんだけどな。。コインパーキングが横にあるので時分どきをはずして訪問おすすめです。わざわざ行く価値は絶対にあるよ・・・

大阪府大阪市住吉区苅田7-1-19
06-6693-5858

うどん小屋うどん / あびこ駅我孫子町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 我孫子 麺料理

だるま堂

週末に小倉に北九州マラソン参戦。レース後の昼食に前から調べてあった全国の焼うどん発祥の店である『だるま堂』さんを訪問。小倉の駅につながる魚町銀天町アーケードとつながる20軒ほどの店が連なる『鳥町食道街(からすまちしょくどうがい)』という路地にある。『食堂街』ではなく『食道街』なのがポイント。

引き戸を開けて入店すると先客3名。店内は小さな鉄板がある厨房に面したL字のカウンター6席のみ。かなり狭いお店。

店内には有名人の色紙とかが貼っているがぼろぼろで何が書いているかわかんない。達磨大使の絵とかよくわからん置物とかがあって昭和の色満載の年季の入った店内。昭和20年創業なのでまさしく戦後のお店。お客さんは皆静かに黙々と食べる。

女性店主の年齢80才くらいか。腰が曲がりきっているので正面向いても顔は下を向いている。水を出したり勘定したりは小さなトレーがあってそれを使って客とものの受け渡しをする。

2014-02-09 14.07.46

メニューはシンプル

  • 焼きうどん 460円
  • 天まど   510円
  • ごはん   100円
  • ビール   450円
  • お酒    330円

「天まど」は基本の焼きうどんの下にお好みのメリケン粉を薄くひいて最後に真ん中に玉子を落としたものらしい。語源は天窓から月を見た景色らしい。とっても情緒的。私は焼きうどん460円を所望する。

2014-02-09 14.07.43

ずっと下を向きながら鉄板の上にまんべんなく麺を広げて一心不乱に焼く。具材はキャベツ、玉ねぎ。肉は見えない。厨房の中にラードの塊が鎮座。多分これが隠し味であろう。麺は乾麺の平麺を湯がいて使う。量はかなり少ない。子供のおやつみたいな感じ。

乾麺のせいかそれなりに弾力のある麺に、魚粉と安っぽい酸味のあるソースが絡みつく。麺に絡み付く真っ黒の焦げが侘びとなってこの焼うどんの価値を昇華させている。
味がどうのこうのと言う問題ではなくビールと共にこの店で焼うどんを食す空気が文化遺産のようなものである。客はお釣りのないように小銭で支払いをする。もちろんトレーに入れて受け渡し。ごちそうさまでした。

福岡県北九州市小倉北区魚町1-4-17 鳥町食道街
営業時間:12:00~18:00

だるま堂うどん / 平和通駅小倉駅旦過駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

麺料理 九州地区