12月雑記

12月の日記に掲載していない諸々を記載します。ほぼヘビーユース店です・・・

大国町にある木津卸売市場の三ツ輪食堂。通い出して35年・・・・その頃若かった兄弟が今や初老となって店を切り盛り。肉巻き玉子800円が名物。

この日は肉厚の鰈の一夜干しと締めた鯵を巻いた錦糸巻と鮭の身が入った濃厚な粕汁300円。粕汁の美味しさは特筆もの。。

ビルボード大阪で布施明さんのライブを見る。注文したバスク風チーズケーキ800円が美味しすぎた件。

キューズモール地下にあるアベノ珉珉の麻婆豆腐を辛めにリクエスト。ご飯がなければ食べられないくらいのパンチ力。これと揚げた鶏肉を唐辛子と一緒に炒める辣子鶏 (ラーズージー) は月に一回くらいどうしても食べたくなる。

難波千日前の竜田屋の沖縄産あぐー豚を使った豚しゃぶ1800円。野菜はレタスを使用。。しんなりしたレタスと豚肉を一緒にポン酢につけていただく。ほんのり香るすだちの風味も秀逸。この日久しぶりになんば花月で吉本新喜劇を見る。。予想以上の面白さに大興奮。

裏なんばにあるアレグロ難波店。水牛モッツァレラ使用のマルゲリータ1200円。生地も軽くて大きなサイズもペロリと完食。

裏天王寺のつるやⅡはコロナ禍の中でも常連で大盛況。ワンボックスカーの中で食べているような雰囲気。串焼きのタレとかぼすの酎ハイがとてもいい。

ジムでトレーニングの後は南船場の牛鍋の船場虎島に訪問。肩ばら肉の大盛り1500円を所望。うどんとご飯は抜いて炭水化物制限。肉吸いの高級な感じで途中で卵を潰すと味変ができて楽しい。この季節身体があったまる逸品なり。

大国町の木津市場にある老舗のかなえ寿司。年中無休で早朝から営業。。写真の盛り合わせは2500円。湯引きした「いさき」、鮮度抜群の帆立貝柱、2種の雲丹、炙りたての鰻、カンパチ、鱈白子は塩で、赤貝、肝と一緒にいただく名物のカワハギ。ちなみに店名のかなえは古代中国で用いられた円形三足の器のこと。

東天下茶屋駅徒歩5分の焼き鳥店の讃真。盛り合わせ780円はとてもリーズナブル。手羽先、ささみ、せせり、肝、心臓、背肝、ずり、皮、軟骨、膝軟骨、つくね、野菜もたっぷりですごいボリューム(写真は2人前)これに絹揚げを追加する。

締めの讃岐ざるうどんはツルツルのシコシコで小麦の味がしっかり感じられる。。是非おすすめ。

木津市場の鰻専門店の川上商店。夜中に横の作業場で卸し用に大量に焼いたものを注文ごとに再加熱。身厚の鰻を関西焼きでリーズナブルに食べることができる佳店

写真は上まむし2500円と鰻巻き300円。ご飯の中にもう一切れ埋もれている。。

玉出にある力餅食堂のカレーうどん肉多めと赤飯の鉄板メニュー。。常連は「肉多め」とか「刻み入れて」とか細かい注文が多い。それに的確に応える店の姿勢に敬服。

六甲サイレンスリゾートで登山の途中でバーベキュー。
– 付きだし3種盛り合わせ
– US ロース・八鹿豚・淡路鶏
– ソーセージ
– 焼き野菜5種盛り
– 兵庫県産コシヒカリ ・ 味噌汁 – デザート2種盛り合わせ
– ドリンクバー
1人前3800円にイカの丸焼き800円とガーリックシュリンプ1000円を追加。六甲山系と神戸港を見渡せる絶景もご馳走。

住吉大社北側にある川勝の鰻丼1930円。。江戸焼きのお店で価格はリーズナブル。特上は2600円。。蒸しをかけたふわふわの鰻も大好き。

たこ八のイカの塩焼き570円は上質のスルメイカを使用。ビールのアテにぴったり。看板商品の明石焼き700円も昔から変わらず美味しい。。

毎年訪問する兵庫県の坂越の牡蠣が貝毒で全滅となったため急遽交通費12000円を使って鳥羽の本浦まで遠征。店名は伏せるが牡蠣食べ放題2800円で終日予約でいっぱいの店なんだけどあらかじめ客が来る前に大量に焼いているので全てのみが小さくなって冷たいカスカスの死骸のような牡蠣ばかり・・・・・悲しさとともに帰阪する。

住吉大社から徒歩2分のwa-coffee  アメリカやカナダで勉強した現地テイストの焼き菓子の専門店。昼過ぎには品切れになってしまう。。。イートインも数席だけどできる。この時期の名物のタルトタタン450円。国産リンゴを砂糖とバターでゆっくりと煮込んでいるために風味がとてもいい。レモンケーキもびっくりするくらい美味しい。

本年もよろしくお願いいたします。。

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すし豊 12月【大阪市 東天下茶屋】

こちらのお店も通い出して20年以上になる。今も昔も年中通して大きく献立は変わらないんだけど東京弁で喋る店主の講釈が面白いのとクラシカルな江戸前の仕事が大好きで周期的に訪問する大好きな店の一つ。

昭和の香りのする外観と店内はカウンター8席と小上がり2卓。ご主人とご子息、奥さんの絵に描いたような家族経営。

最初に樽酒の杉樽入りの白雪の熱燗を所望する。

久美浜の牡蠣は日本酒との相性抜群。目の前の水槽で泳ぐ琵琶湖のもろこは郡で締めてから焼きこむ。最初に唐揚げ状になった頭の先だけを入れて体に空気を入れる。そこから3口で味わうのが本流とのこと。それぞれの部位で味わいが異なるのが面白い。燗酒が進みまくる。皮付きのまま長時間焼きこまれる筍は最初に真ん中の部分を食べて、姫皮は味噌をつけて下顎でこそぎとるようにして食べる。

寿司の扉は今も昔も大阪湾のハリイカから。続いて天然鯛。酢漬けのかぶらの下に締めたカンパチを挟んだものは食べている最中に味が3度変わる味の三段ロケットと呼ばれる。最初にかぶらの酸味、続いて魚の旨味、最後に唐辛子の辛味が順を追って押し寄せる。しっかり締めた大きなサイズのコハダも食べ応え満点。片側を炙ったカンパチはもみじおろしで供される。しっかりと火の入ったハマグリ、丁寧に下処理のされたあん肝、大阪湾のシラサエビと続く。

続いて大阪湾の太刀魚は皮目を炙って供される。鯖のヅケはおろし生姜で。名物のイクラは口の中で暴れるピンポンイクラ。煮アワビもこの店ならではの仕事。こちらのお店は大阪でコハダや煮鮑を提供したパイオニアである。「15秒以内に食べてね〜」と言われるスフレのような穴子と少し炙って供されるこちらの店の専売特許の「烏賊の印籠詰」は両端に卵、真ん中に白子が入り味わいが異なるのが楽しい。

最後は甘いべったら漬けが出てフィニッシュ。。会計は思いっきり飲んで食べて2人で20000円でした。

*こちらのお店のご主人は東京生まれで東京銀座の名店「新富寿司」で修行。しかしながらお店が厳しすぎて1970年、大阪万博見物と偽って仲間と脱走。そこから大阪で少し修行をして自分でこの店を出したと言う話もかれこれ25回は聞いている。名前は安田豊次、だから「すし豊」。いいお店です・・・

過去のすし豊はこちら

大阪市阿倍野区王子町2−17−29
06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日

 

大阪市 東天下茶屋 寿司

さくらの都【大阪市 桜ノ宮】

友人に誘っていただき桜ノ宮駅東口徒歩1分にある表記の店を昼間に訪問。入り口でピンポンを押す紹介のみの完全予約制のお任せコースの和食店。

お店はビルの2階にあり9席のカウンターのみ。3階はテーブル席(掘りコタツ席)になっていると言っていた。

料理はお任せコース7200円のみ。この日は開店2周年記念の特別企画のクエのフルコースにお酒がついて20000円。ご主人と利き酒師の綺麗なお姉さんの2人で切り盛り。

現在は食べログにも載っていなくてググっても電話番号でてこない。当然のことながら看板もない口コミだけで満席のお店。

長崎産の15キロのクエを6人で内臓までいただくという趣向。

最初は体が温まるクエのアラの入った粕汁。酒粕に田舎味噌を合わせた出汁にアラのエキスがたっぷり入ってとても味わい深い。

クエの腸を緑色をした大根とキウイを合わせたものを酢で加減したもの。蕪とキンカンと柘榴があしらわれる。

コリコリとした歯ざわりが特徴のクエの胃の酢味噌和え。普段はなかなかいただくことのない内臓もすこぶる美味しい。

丸ごと2週間熟成させたクエは旨味も凝縮。。

お腹の部分と背の部分の刺身。山葵の代わりに柚子胡椒で供される。塩でいただいても旨味がはっきりしてとてもいい。

頭部分のあら炊きはゼラチン質の身がほろほろと崩れる。。比べようのない美味しさに日本酒が進みまくる。

この日いただいたお酒は約12種類(最後は記憶が薄れてしまう・・・)醸し人九平次の純米吟醸と純米大吟醸の飲み比べ。5%精米具合が変わるだけで味が異なるのが面白い。

カマ部分の塩焼き。。よく動く部位なのでシコシコした身の弾力と深い旨みに感動。。

鱗をつけたまま素揚げにした皮部分。。パリパリの食感が面白い。

メインのクエ鍋。。これも日本酒がよく進む。。。

限定品のものや希少な日本酒ばかりたくさんいただいて大満足。。料理もお酒も突き抜けた美味しさに感動。ご馳走様でした。。。

大阪市都島区中野町4-17-5
06-6940-0933

 

さくらの都日本料理 / 桜ノ宮)

夜総合点★★★★ 4.0

大阪市 桜ノ宮 和食