検索結果: 船場

リ・メキシカンバル メヒカメリヤ【大阪市 長堀橋】

南船場のバルスタイルのメキシコ料理店。2014年の開店以来連日の大盛況。1980年頃からメキシコ料理ブームが何度か来そうな感があったがなかなか定着しなかった。ミナミの「ピンクアドベ」やココスが経営する「エルトリート」もうまくいかなかった。

「テクスメクス料理」は一般的にはメキシコ風のアメリカ料理で個人的には大好きなジャンルでアメリカに渡航するときはファストフードを中心にメキシコ料理ばかり食している。

2016-10-09-21-15-30

こちらのお店もリ・メキシカンという名がついており「今までにないメキシカン」の業態を目指していると推察される。大正区や港区、天満でバールを展開されている実業家のオーナーのセンスが店のあちこちにちりばめられたかっこいい手作り感溢れる店舗内装やアイテムもいい空気をかもし出している。

2016-10-09-21-15-41

まずはメキシコのテカテビールで乾杯する。アルコール度数の低い、水のようなビールだけどライムと塩を乗せていただくと酸味と苦味が合わさってそれなりにパンチのある味となる。9月末にメキシコに視察にいってこのビールばかり飲みまくった記憶がある。

2016-10-12-19-52-17

食事の扉はお店の方お薦めの「メヒカナリア・カウボーイチップス」680円

2016-10-12-20-02-18

その名の通りカレー味のスパイシーなチーズソースにチップスを付けていただく。ソースが思いのほか美味しくて病み付きになる。

2016-10-12-20-13-32

ホットチキンウイングはテキーラに漬け込んだ手羽元を揚げたものをホットソースで絡めたもの。先月アメリカで同じようなものをいただいた。ビールが進みまくる。

2016-10-12-20-15-33

お店の方お薦めのメキシカンピザのケサディージャ。生地のあいだにチーズが入っていてフライパンで焼いただけのもの。メキシコ人の典型的な朝ご飯で日本で言う卵かけ御飯のような感覚のものらしい。ちなみにケサはチーズの意味。

2016-10-12-20-15-46

これにハバネロソースをかけていただくとお酒が進みまくる。

2016-10-12-20-21-00

こちらのお店のシグニチャードリンクの「コロニータ」フローズンマルゲリーターにコロナの小瓶を突っ込んだもの。ビジュアルのインパクトもあってこれを目的に来る客も多い。さっぱりしたフローズンマルゲリータに苦味が混じって何とも言えないテイストである。総量は1リットルくらいあってしばらく楽しむことが出来る経済的なドリンク。

コロナだけに限らず、ストロベリーやマンゴーなど様々なフローズンマルガリータにメキシコのSOLビールやチェリービールなどを組み合わせたりもできて女性客に大人気。

2016-10-09-22-02-48

テキーラも種類がたくさんあって「効きテキーラセット」なるものもあり飲み比べをすることが出来る。クエルボのシルバー、レポサド、かなりコクのあるアネホ。店主がメキシコで買ってきたクリスタル(非売品)。

2016-10-12-20-26-20

姉妹店で大人気の手作り生ソーセージ。いい食材を使って加水せず結着剤や保水剤を使用しない本物のソーセージである。これは鮮度保持の問題等もあり、なかなかありそうでなかった。

2016-10-12-20-26-45

初めて頂いた海老のチリージョ。今やどこにでもあるアヒージョだけどそれにメキシカンチレを合わせたもの。スパイス感がとってもいい。アヒージョは個人的に好きなのは海老・砂肝・マッシュルーム。店によって全然だめなところもあってけっこう奥が深い気がする。

2016-10-12-21-09-20

ステーキ三種盛り。羊と牛肉の希少部位と熟成されたメキシコ産のサーロインの盛り合わせ。ラムチョップも柔らかくてとても美味しい。ボリュームも満点で怪獣みたいに肉を食べ尽くす。

2016-10-14-13-21-30

こちらのお店のスペシャリティーである「ファフィータ」具材はチキンと海老とローストビーフがあるんだけど今回は3種のミックスバージョン1930円でお願いする。

目の前の鉄板でジュージューいいながら山盛りになった海老・鶏肉・ローストビーフ・野菜にテキーラでフランベ。それをトルティーヤと自家製ソースで巻いて食べる。演出も楽しいし何よりも美味しい。サルサソースも秀逸。ハバネロをかけまくってバクバク頂く。

難しいメキシコ料理店じゃなくて普段使い出来るバルな内容で、何よりも楽しい時間を過ごすための美味しくておしゃれで嬉しいお値打ち感満載の料理と空間をしっかりと提供されている。大きなプロジェクターもあって結婚式の二次会や様々なパーティーなどにもドンピシャでいろんな使い方が出来そう。大箱だけど超人気店で入れないことも多いので予約して行くのをお薦め。

大阪市中央区南船場4-10-19
06-6282-7939

大阪市 長堀橋 バルレストラン

けやき【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

昨年から友人に勧められていたアメリカ村にある寿司店を訪問。高級飲食店ばかりが入るビルの2階で人通りの少ない阪神高速寄りなので若い客や一見の客はほぼ入らない。入店すると8人掛けのL字のカウンタ−のみの瀟洒なお店。ご主人と若い職人さんの2人で切り盛り。

ビールをいただいてから「けやきコース」というお任せコースをいただく。ご主人はホテル阪神やリッツカールトンの寿司部で修行されたと言っておられた。

2016-10-10-14-42-52

突き出しは青菜のお浸し。かなり濃い味付けだが許容範囲。お造りは最初に高級魚のメイチ鯛登場。ほんのり甘くてモッチリした食感が特徴で梅肉醤油と塩でいただく。

すかさず日本酒を所望する。そのあとは超高級魚の「アカッポ」登場。夏の魚でよく似たアコウとは違いクエの仲間。五島列島でよく獲れると聞いたこともある。美味しさは言わずもがな。

鯨のさえずりは甘い濃いめの醤油でいただく。これも日本酒が進みまくる。

2016-10-10-14-45-51

日本酒もたくさん取り揃えておられてこの日は少しずつだけど7種類のお酒をいただいた。

2016-10-10-14-43-50

爪折りした一夜干しにした秋刀魚をタレ焼きにしたものは焼き松茸が添えられる。続いて諸味味噌に付けられた豆腐と日本酒で焼き魚の口を洗い流す。今季初のレアに火入れされた雲子ポン酢も特上の味わい。トロトロに仕上げられた茶碗蒸しには煮鮑とその肝が入る。

2016-10-10-14-44-33

握りの扉は甘甘の剣先烏賊。細かく包丁で目を入れる。昆布〆にした細魚もかなり大きなサイズで食べ応えあり。中トロは苦手なので再度アカッポを握っていただく。浅めに締められた、小肌は2枚付け。富山の白海老も大好物。

2016-10-10-14-45-08

かなり大きなサイズの煮穴子はくだん界隈によくあるような煮込みすぎたべちゃべちゃなものではなく魚体の稜線がきちんと残る凛とした仕事が美しい。

小鉢に入った雲丹とイクラのミニ丼。甘い玉子と追加の赤足海老でフィニッシュ。新地で同じようなものをいただくと3万越えの内容。この店はその約半額くらい。ワインやシャンパンもあっていろいろな使い方が出来るお店です。

2016-10-09-21-15-30

そのあとは南船場で友人が経営するメキシカンの「メヒカナリヤ」を訪問。過日に34才のオーナーと一緒にメキシコに飲食店視察に行ってきたばかり。この日も客だらけの大箱超人気店。

2016-10-10-14-39-53

この店のシグニチャードリンクのコローニータはマルゲリーターにコロナビールのミニボトルを突っ込んだもの。いくら飲んでも量が減らない不思議なお酒。

2016-10-09-22-02-49

そのあとは高級テキーラの揃い踏み。一番右側はメキシコでしか販売されていないクリスタルテキーラで普通あり得ない価格。  しかし飲み口はソフトであとからアカベの香りが口一杯に広がって優しい余韻がいつまでも続く。秋の夜長にこういったお酒はドンピシャだな。

メヒカナリアのお店は近日に再度訪問します・・・

大阪市中央区西心斎橋1-9-20
06-6251-8750
17:00~翌2:00
定休日 月曜日

大阪市 心斎橋/四ツ橋 寿司

アメリカ西海岸外食店視察記 番外編

LA視察を終了してメキシコに陸路で入る。同行する友人が南船場でメキシカンの店を展開しているのでメキシコの飲食店も視察する。昨年も訪問したアメリカと隣接するティワナと言う街のタコスはメキシコナンバーワンと言われる。

メキシコ滞在時間もあまりなかったので「シーザーズ・プレイス」(Caesar’s Place)というサラダ発祥のレストランを訪問。こちらは1924年創業の老舗。

14463084_1339978622680682_384987127879943416_n

こちらのシーザーサラダを食べるためだけにロスアンゼルス、ハリウッドなどから国境を超えてたくさんの著名人がこのレストランを訪れるらしい。

2016-10-02-16-21-16

メキシコのテカテビールで乾杯をして前菜のタパスを所望する。安いもので25ペソ、高いものは海老の入ったもので80ペソ、タコのオイル煮込みは90ペソ。モノによるが物価は日本の半分くらいの感覚。

2016-10-02-16-21-47

名物のシーザーサラダはテーブルの前にきて作ってくれる場合は120ペソ。
オーダーすると待つこと10分でテーブルの横に大きな木製のボウル、その他調理器具、幾つかの調味料が並んだワゴンが運ばれる。

2016-09-29-19-04-38

大きめの木のボウルにマスタード、アンチョビ、ガーリック、パルメザンチーズ、ペッパー、ウスターソース、ライム、黒胡椒、半熟卵の黄身を入れてパドルでしっかりと混ぜまくる。

14520581_1339978836013994_7115421812766038118_n

最後に大量のオリーブオイルを少しずつ注ぎながら混ぜ込んで乳化させる。

2016-09-29-19-17-40

目の前で時間をかけて作り上げたシーザードレッシングの入ったボウルにロメインレタスを浸し、表、裏、端々までしっかりとドレッシングを丁寧にあえていく。途中で客と交代して記念写真を撮るサービスもある。

14484854_1339979086013969_922764849656674859_n

その上には固めに焼かれたスライスバケットが1枚のせられて、その他のトッピングは一切なし。

ロメインレタスもかなり上質で柔らかで甘くて独特の苦味は感じられない。クリーミーで濃厚なドレッシングがとても美味しい。帰りにこのサラダのレシピをいただける。

2016-10-02-16-22-11

その他にメインでサーロインやリブアイのステーキを所望するが味は凡庸。期待していた海老料理はベーコンで包んで焼いたものと海老フライで両方とも280ペソくらい。(本日為替で1メキシコペソ=5.4円)だけどこれも残念。

2016-09-29-16-22-11

あちこちにある屋台のタコスは1個2.5メキシコペソ。$だと1ドル50セント。街角にいろいろな店があるが昨年訪問してお気に入りの屋台を再度訪問。こちらは「トルティーヤ」を温め直してその上に炭焼きの肉を包丁で刻んだものか漬け込んだ豚肉を串に刺してまわしながら焼いたパスツールを具にしたものなどから選ぶことが出来る。

2016-09-29-16-30-19

サルサソースライムやネギやパクチー、玉ねぎ、唐辛子は自分で好きなように乗せていただく。ニンニクの入ったソースや緑色のチリソースもある。ラテンの風に吹かれながらマルゲリータと一緒にいただくといくらでも食すことが出来る。

翌日のサンディゴでは一人で街を見学してから地元の寿司店「shino susi」でランチ。この地では有名な「ota」の姉妹店と言っていた。

2016-10-02-16-23-20

握り寿司のコンボもよかったけどこの日はチラシ寿司15ドルを所望する。マグロが苦手なのでサーモンに変更。鰻や海老の質もよくてほろ温い酢飯もとても口にあった。

2016-10-02-16-22-54

そこからサンフランシスコに移動して地元のガイドさんお薦めのホテル近くの本格中華料理店を訪問する。最初に小籠包や餃子、北京ダックなどを楽しむ。そのあとのお目当てのダンジネスクラブはシーズンに入っていないので入荷なしとのこと。その代わり特大のロブスターのニンニク生姜蒸しをヌードルと一緒に所望する。ガーリックの効いた出汁とともに蒸し焼きにされた身がパンパンに入った上質なロブスターは食べ応え満点で足までしゃぶりついてしまった。

そのあと地元のかっこいいバーを案内いただきホテルに戻って翌朝帰国する。。

サンフランシスコナンバーワンで2008年に世界で最もおいしいパンのアワードをとったベーカリーの「タルティーン」に寄って土産を買おうともってクッキー詰め合わせを買ったらコーヒー豆だった・・・・

2016-09-30-17-53-43

(それを知った、あと便で帰ってきた友人がクッキーを購入してきてくれましたとさ・・)

長らくの駄文にお付き合いいただきましてありがとうございます。この日記は自身の忘備録として活用している面もあり、興味のない方にはおめだるでありましたことお詫びいたします。

その他料理 海外