ジムに行った帰りに南船場の表記の知る人ぞ知るカレー店で一人ランチ。
店内はわずかカウンター4席。コンロは3個しかないので1度に調理できるのは3人まで。注文を受けてからスパイスを挽く作業が始まるのでタイミングが悪ければかなり待たなければならない。
メニューはチキンカレーのみで辛さの調節を唐辛子の本数で決める仕組み。あとはトッピングを増やしたりご飯の量で金額が変わる。私は唐辛子2本でご飯少なめ(ー50円)でお願いする。
注文を受けた後で20種類のホールスパイスを器械で挽き始める。店内にはスパイスの香りが充満し大きな音が鳴り響く充満。土鍋を火にかけて鶏肉とスパイスの大部分を入れて一気に加熱する。仕込んでおいた鶏と野菜のスープを加えて出来上がり。熱々にこだわる為に土鍋で提供。
挽きたてスパイスの味に負けないように大和肉鶏と大山どりの2種類の丸鶏、天然羅臼昆布、香味野菜を使ったスープを使用。その丸鶏スープに多種多様な素材を重ね合わせて濃厚なスープを作っています
ご飯はヒノヒカリとアロマティックライスをブレンドしたものを鶏の油と10種類のスパイス、玉ねぎを入れて炊き上げています。温泉卵は島根県の出雲卵を使用。(全て店内の表示参照)
お勧めの食べ方にしたがって最初に土鍋の蓋を開けてスパイスの香りを楽しむ。続いてスープの上澄みを啜る。
骨つきチキンと香味野菜でとったスープをベースにたっぷりの野菜と約20種類の挽きたてスパイスのカレーは輪郭がはっきりした独特のスパイスの香りが閃光のごとく鼻と口内に広がる。
温泉卵を潰さないようにして土鍋の底に沈んだ野菜や柔らかく煮込まれた鶏肉をご飯と一緒に食べる。トマトの酸味がなんとも言えない旨味を醸し出す。最後に土鍋に残ったご飯をダイブさせて温泉卵を潰してかき回して雑炊状態にしていただく。卵を潰すと味わいがとてもマイルドになる。終盤は四川山椒の入ったスパイスを入れてさらに味変を楽しむ。
食事が終わると頭皮の汗腺が完全に開いて滝汗状態。。たまにはこんなカレーもいいものです。。
大阪市中央区南船場2-2-21
06-6263-6619
営業時間:12:00~14:00
定休日:土・日・祝日
橋本屋 (カレー / 長堀橋駅、堺筋本町駅、心斎橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5