野口太郎ラーメン

北新地で歯科治療をしたあと表記の店でラーメンをいただく。堂島アバンザの南側に位置する。和食ミシュラン店の「野口太郎」のシェフ、野口太郎氏が開発したラーメン店らしい。

小さな表札だけのファザードはラーメン店とは分かりにくい。
中に入ると白壁とステンレスと木目調のかっこいい内装。オープンキッチンが見えるコの字型のカウンターは16席。
調理は比較的若いお姉さんが担当でサービス担当スタッフがもう一人おられる。

メニューは大きく分けて2種類で
牡蠣、あさり、しじみに複数の京都の醤油を合わせた貝出汁のラーメン。
・太郎ラーメン   1,000円
・太郎スペシャル  1,280円

格式高い製法作られた京都の醤油に鰹、昆布、肉の旨味が入ったかつお醤油ラーメン。(*メニューより抜粋)
・花子ラーメン  1,000円
・花子スペシャル 1,280円

となっている。そのほかサイドメニューで餃子や唐揚げなどがある。
この日は太郎スペシャルを注文する。

しばらくして着丼。金色に輝く富士山の図柄のどんぶりは美しい。

貝出汁のあっさり醤油スープは癖もなく、とてもマイルド。麺は全粒粉入りのパッツンとしたストレート系。もっちりツルツル食感は食べやすい。低温処理された大きなレアチャーシュー3枚は肩ロースを使用。分厚くカットされた豚バラチャーシューは角煮のように柔らかく煮込まれていて食べ応え満点。揚げたてのさつま揚げには店名の焼印。他に煮玉子、白木耳、穂先メンマ、白葱、三つ葉などが入る。

味変の大葉オイルもついていたけどあまり主張しなかった。ごちそうさまでした。

大阪市北区堂島1-5-7 堂島グランドビル 1F
11:00~15:00
17:00~翌3:00
定休日 日曜日・祝日


カテゴリー 梅田/JR大阪, 麺料理 |

野菜ビストロ レギューム

阪急西宮北口駅前のロータリーに隣接するビルの8階にある表記のビストロを訪問。地味なファザードを眺めながら店内に入ると店の真ん中に気が植っていて開放的で明るい空気にびっくり。オーガニックな素材を使ったコース料理とアラカルトがあって今回はアラカルト料理を所望する。

最初に前菜盛り合わせ1880円(2人前)を所望する。酸味の効いたソースが驚くほど美味しいオマール海老とカリフラワーのアンチョビマヨネーズマリネ。焼きネギと鴨ロースのオレンジマスタードビネガーサラダも斬新な味わい。明石タコの紅茶煮と菊芋、茸、黒キャベツのブレゼ(蒸し煮)。季節野菜を使ったキッシュはホロホロの食感。牛蒡の醤油バルサミコマリネ。

シンプルで自然な調味なんだけど仕事はかなり凝っていてシェフの腕の良さに根を見張る。

オマール海老の香草バター焼き1980円はパン粉をつけたオマールと冬野菜を香ばしくオーブンで焼き上げたもので下にラタトゥーユが隠れている。海老の火入れも完璧でかなり美味しい。

おすすめ料理の鯛と帆立貝柱の入った季節野菜のバリグール風1880円はストウブに入って供される。野菜は蕪、白菜、キャベツ、大根、人参、玉ねぎ、牛蒡、水菜、小松菜、蓮根、赤キャベツ、小芋、ミニトマトなど。野菜のエキスがしっかり入ったスープは酸味もあって家庭では絶対できない斬新で上品な味付け。そしてこれらの野菜のおいしさに感動。

国産牛フィレ肉シャトーブリアンステーキトリュフソース4880円もソースがかなり美味しい。添えられた野菜もワンランク上の味わい。

牛蒡入りガトーショコラ680円でフィニッシュ。。都会のど真ん中のオアシスのようなお店です。

西宮市高松町5-39 なでしこビル 8F


カテゴリー 兵庫県, フレンチ |

ひろせ 1月

数ヶ月ぶりに心斎橋のお気に入りの和食店を訪問。難波・心斎橋方面の日本料理では一番美味しいと個人的に思うお店。ライブ感のあるカウンター6席と小上がりのテーブル2卓の小体な店。

ご主人は西心斎橋のミシュラン店「ゆうの」で修行されたご主人の喰い味とけれんのない上質な食材を丁寧に仕事をした料理はプロの間でも定評がある。ソムリエの資格も持っておられるのでワインと肉料理を合わせる客も多いと聞き及ぶ。最高級の炭を使った火入れには定評がある。女性のグループ客も多い。料理は以前より少し値上がりをして月替わりの16500円(税別)のみ。

スタートは海老芋のすり流し。出汁の塩梅も良くてとてもいい味わい。椀種はズワイ蟹のつみれ。

2品目は揚げ物が供されることが多い。この日は岡山県日生産の牡蠣を使った春巻き。たっぷりのネギ味噌をつけていただく。

刺身は普段の盛り合わせではなく佐賀産三年河豚の身と白子と皮の煮凝り。身は3日程度寝かせて熟成させているとのこと。

煮物椀は炭火で焼き込んだ白甘鯛とばちこ、鶯菜、新筍、黒豆豆腐、人参、柚子など。出汁の整えは完璧。

1月らしく織部の蓋物に酒肴盛り合わせ。ツボツボには茶振りをしたナマコが入る。鯛の子玉子締め、平目錦巻き、幽庵だれに漬け込んだ金目鯛のおかき揚げ、数の子の雲丹あえ、唐墨餅などが盛り込まれる。葉物等の飾りは一切使わないのがいい。

温物は鯨肉のしゃぶしゃぶ。鯨肉のつみれも入る。その上にさえずり(鯨の舌)や胃袋などが入った餡がかかる。

肉料理はマルシンというもも肉を炭火で焼き上げたもの。酸味のある叩き大根と一緒にさっぱりといただく。あしらえは芹の辛子浸しと根っこの唐揚げ。

ご飯は河豚のアラで出汁をとった河豚ご飯。旨みたっぷりでかなり美味しい。

デザートは酒粕入りのプリン。

お酒も好みのものをたくさんいただきました。

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 和食 |