魚市 12月【大阪市 天王寺/阿倍野】

天王寺の表記の魚居酒屋を友人と訪問。アポロビル地下で50年以上営業されている老舗店。店は古いけど魚のこだわりはとても強くて魚の美味しさを知るシニア層のグループを中心にいつも満席の人気店。特に休日は昼だけで150人くらいの客が来ると店のスタッフさんが言っておられた。

昭和感と活気あふれる店内はカウンター席やテーブル席、小上がり席など。店頭の生簀には大きなウツボ、伊勢海老、河豚などが泳ぐ。カウンター内には調理師さん4名くらいと学生のアルバイトさん3人がホールを担当。ご主人は客席を回って客と世間話をされる。。これがとても素敵・・・

勢子がには12月いっぱいまで。今年はすでに7回くらいいただいた。。

サービスのとびあら海老の唐揚げ。。こう言った気遣いが嬉しい。。

カワハギの薄造り。。水槽に泳ぐ新鮮なもの。大量の肝が美味しい。価格は安くないけど魚を味わっている醍醐味をしっかりと感じることができる。

伊勢海老ちゃんこ鍋7000円(写真は2人前)伊勢海老のほかにタラ、クエ、蛤、帆立、鯛のあらなどが豪快に盛り込まれる。

伊勢海老の身の美味しさは比類がない。味噌が出汁に溶け込み他の魚のエキスと相まってえも言えぬ味わいとなる。淡路の3年河豚を使ったてっちりもいいけど伊勢海老にして正解だった。。最後は煮麺でフィニッシュ。ごちそうさまでした。

過去の記事はこちら

大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-31 きんえいアポロビルB2
06-6649-4652
11:00~22:00

大阪市 天王寺/阿倍野 居酒屋

肉とワイン jinen

友人と滋賀県大津にある表記の肉料理店を2度目の訪問。

大津駅北出口から徒歩3分。駅から近いので大阪駅から新快速に乗ればあっという間に到着。京都に食事に行くより楽だなと実感。駅の近くの飲食店の連なる路地を通った先にひっそりと位置する。大きな柱や梁が見えて吹き抜けになっている店は開放感あふれる空間で築100年の大きな古民家をリノベーションしたもの。2022年9月にオープンと聞く。テーブル席のほかにも個室もあ理、いろいろな利用の仕方ができる。この日も週末で若いカップル客を中心に満席状態。

こちらのお店は滋賀の有名精肉店「サカエヤ」さんが厳選した近江牛や熟成肉を使用したいろいろなコースが8000円からある。店の端には大きなワインセラーがありナチュラルワインやブルゴーニュ、ナパなどを中心にたくさんのワインが用意されている。ご主人の娘さんがソムリエさんでワイン担当とのこと。今回も料理に合わせた赤ワインを6種類グラスでいただいた。ワインの値付けはとても優しい。

今回は税込10000円のjinenコースを所望する。内臓肉などがついた特別の13000円のコースもある。いずれにしても破格の値付け。

最初にかぼちゃとクミンのポタージュスープが供される。

肉の前菜は鳥取県大山の「ほうき鶏」の胸肉を低温で火入れしたもの。なぜかコリコリした食感。「近江牛」スネ肉のローストビーフは噛めば噛むほど味が出る。実山椒の入ったパテドカンパーニュはレバーを不使用。肉の味が良くわかる。

継ノ農園のグリーンサラダ。。地元では有名な農家らしい。

炭火焼きは近江牛のイチボとランプ、経産牛の熟成リブロースを岩塩でいただく。一目でわかるけど時間をかけて焼き上げているので火入れは完璧。量も一人180gでなかなかのボリューム。でも赤身肉なのでするするとお腹に入る。

焼き野菜はバターナッツ南瓜、べにはるかサツマイモ、万願寺とうがらし、原木椎茸、紅芯大根、カラフルにんじん、菊芋、小蕪、ブロッコリーどれも秀逸。

特製スパイスカレーはご飯少なめ。角の取れた辛さで旨みも凝縮していてとても美味しい。

デザートはバニラアイスにカシスをかけたもの。。空間や雰囲気も良くて接遇も丁寧。最後まで楽しくいただきました。

前回の記事はこちら

大津市梅林1-2-20
077-526-7884
水木休み

その他料理 大津市

新中国料理 Harakawa 北新地店【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地の表記の店で上海蟹のコース料理をいただく。11月と12月のみの限定コースで11月は雌蟹、12月は雄蟹を中心に供される。

こちらのお店は堺の光明池に本店があり、こちらの北新地のお店は5年前に開業。店内は中央にフルオープンのかなり大きな厨房スペースがありそれに沿うように10席のL字カウンターと奥にテーブル席が2卓となっている。スタッフさん曰く、調理がみることができるライブ感のあるカウンター席が人気でおすすめとのこと。スタッフさんはシェフ以外は全員20代の女性でテキパキとオーダーに合わせた仕事をされる。

最初に上海蟹の紹興酒漬け。紹興酒に醤油などの調味料を入れたタレに漬け込んだもの。スプーンで味噌を掬っていただくと独特の香気と甘味が口内を支配する。脚肉や爪肉もしがんでいただく。これぞ上海蟹の醍醐味。。

続いては名物料理の沖縄県産豚の肩ロース肉を蜂蜜に漬け込んでパリパリに焼き込んだもの。カシューナッツを揚げたものが添えられる。

続いて熱々の上海蟹の身と卵が入った焼売。女性スタッフさんの接近戦の接客が秀逸。料理がさらに美味しく感じる。

ボイルしたタラの白子をさらに天火で焼き込んでよだれ鶏に使うピリ辛旨みソースを敷いたもの。紹興酒が進みまくる逸品。

続いては雌の上海蟹の身と卵を甲羅に詰めて揚げたもの。ぎっしり入った蟹身に堪能する。贅沢極まりない料理。

続いて名物のヨシキリサメのフカヒレ煮込みに上海蟹の身と卵を入れたソースをかけたとても贅沢な逸品。コリコリ食感と繊細なカニの旨味、上湯スープの味わいが相まって深い旨味に感激。

メインは雌の2倍のサイズの雄の蟹の甲羅に身を詰め込んだものに上湯をかけたもの。しっとりとした食感と輪郭のしっかりした味わいの身、白子のコク深い美味しさに大満足。全て調理してくれているので他店のように自分で殻を剥く手間は一切ないのが嬉しい。

食事は殻に詰め込んだ蟹ご飯をさらに蓮の葉で巻いて蒸したもの。

デザートは柔らかい団子と杏仁豆腐にイチゴをかけたもの。

プーアル茶でフィニッシュ。しばらく蟹はいらないと思うくらいいただきました。中華料理の割烹のような感じでカウンター席だけど楽しくいい時間を過ごすことができました。

過去のharakawaはこちら

大阪市北区曾根崎新地1-3-23 FOODEARビル 1F
050-3503-0304

大阪市 梅田/JR大阪 中華料理