友人に誘われて西天満に7月3日に開店した表記の店を訪問。もちろん食べログは未掲載。東京港区のフレンチのキングオブキングであるコートドールで修行された田村シェフが満を持して出されたお店。場所は帝塚山ギャラリーを南に入った現在、西天満で最高に流行っている「老松喜多川」のすぐ隣。。
店内はカウンター席8席でとてもゆったりした感じ。お店はすべてシェフひとりでまわされる。オープンキッチンなのでライブ感満載。。
今回はおまかせのコースでお願いする。最初にシャンパーニュで乾杯。。。。相伴いただいた方の話が楽しくて最初からテンションあがりまくり。。
赤ピーマンのムース1000円。。これぞコートドールのスペシャリテの再現。。わかる人にだけはわかる。東京で20年前に始めて訪れた時に衝撃を受けた記憶がある。。食味はとってもなめらか、敷いてあるトマトの酸味との相性は抜群。。。シャンパンが進みまくる。。。
にんじんのサラダは写真撮り忘れたけど食感よくとてもさわやか。。擂り下ろしたオレンジピールがとても爽やか。。
田村敏幸シェフはコートドールで約10年修行され、友人の焼肉店を半年間お手伝いしながら熟成肉の研究をする。流れるような所作を見るだけでお酒がとてもよくすすむ。
オマール海老のムース。。。甲殻類のいい風味が凝縮されたムースで付け合せはリンゴのピューレと赤たまねぎとクミン。。頭がふとなるくらい美味しい。。シンプルなんだけどかなり美味しい。。。
最初のワインはロワールのミカエルブーシェ。。。しっかりとした口当たり。自家製のパンもかなり美味しい。。
サーモンを低温調理したもの1500円。。これもかなり美味しい。。電磁コンロとオーブンだけを使ってシンプルに調理される。コンベクションを使った料理全盛の時代にクラシカルな料理法を貫く姿も美しい。
フォアグラのソテーは2000円。。。。重すぎず素材の味が前面に出た佳品。
メニューはこんな感じ。これからどんどん増える予定。横の客の食べていたエイのムニエルがかなり美味しそうだった。
鱸のソテーは軽いクリーム系のソースにバジルオイルを浮かべたもの。
赤ワインはランドックのオープンナウ。。チケットも可愛いし名前の洒落も効いていて楽しい。
2本目はブルゴーニュのギイブルトン ボージョレビラージュ。。。
料理もブルゴーニュ産の鴨のロースト2200円。。分厚くカットされた鴨は食べ応え満点。。とても滋味深くこれもコートドールのレシピだったと思う。
デセールはキャラメリゼされたブリュレ。。。当然の事ながら美味しいのだけどお腹いっぱい胸いっぱい。。
見た目でわかるくらい誠実なシェフなので一品一品とても丁寧に作られる。。。コートドールのスベシヤリテもいただけてコスパもとってもよくていい時間を過ごす事が出来る。そのうち予約の取れない店になる事は必至。
大阪市北区西天満4丁目1-8
06-6312-1777
ラボンヌターシュ (ビストロ / なにわ橋駅、北浜駅、大江橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0