西成の表記のお店を訪問。お店の種類はビストロのようでイタリアンのような複合的なお店。北天下茶屋駅から徒歩2分、天下茶屋駅からは東に5分くらいの場所に位置する。銭湯の向かい側にあり店は角屋だけど角にはない。
2016年の6月に開店されたお店でそれまでは北新地でされていたらしい。ファザードやお店の中は喫茶店の居抜きのような感じ。店内はカウンター9席と4人がけテーブルが一つ。店主と物知りの若い女性スタッフ2名で切り盛り。
メニューはアラカルト中心でかなりたくさんある。冷前菜、本日の鮮魚、温前菜、お魚料理、お肉料理、ピザ、パスタ、カレー、デセールに別れていてそれぞれから選んで注文する仕組み。この日は一人だったのでまずは前菜盛り合わせを作っていただく。
黒豆枝豆とセロリの味噌和え、牡蠣のオイル漬け、豚ハム、ビーツとアンチョビのポテサラ、玉ねぎなどのエスカベッシュ、豆乳と湯葉のプリンなど。。
この日は4800円くらいのこちらのお店で最も高いシャルドネをいただく。。
名物のサザエのグラタン990円。サザエの肝をペースト状にしてベシャメルに練り込んでいるのが特徴。中には角切りのサザエがゴロゴロと入る。野趣溢れた料理かと思ったがかなり丁寧で深い味わい。。貝殻の淵の焦げた部分がとても香ばしくて美味しい。
メインは肉料理にしてエゾ鹿のロースト1900円を所望する。肉料理は他にも鴨やラムチョップ、黒毛和牛4種類となっている。
蝦夷鹿はほぼクセもなく鉄分の中に鹿ならではの旨味を感じることができる。よくある鹿ステーキの定番の甘酸っぱいソースではなく醤油ベースのソースも馴染みがあって食べやすい。数人で訪問してシェアしていただくのもいいと思う。下町の隠れ屋のようなお店です。
大阪市西成区天下茶屋3-2-14
06-6655-5344
定休日 :日祝